リスクコミュニケーション の商品レビュー

福田充(著者)

2022/06/11

リスクコミュニケーションとずばりタイトルに入っていたので、読んでみた。

本書はホールハザードアプローチという、災害など特定分野だけでなくテロや感染症も含めた全分野に関わるリスクコミュニケーションが、取り上げられている。自分はある特定の分野に絞ってのリスコミを見ることが多かったが、全体を包括してみる視点を知ることができ新鮮に感じた。

後半に著者による対談が3本入ることで取っつきやすくなっていると思うが、リスクコミュニケーションを広く知らしめようというには全体的に硬い内容とも思った。