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歴史をなぜ学ぶのか の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2023/06/06

891 本郷和人さんとか井沢元彦さんに出会ってから日本史面白いと思うようになった。本郷さんは視点とか因果関係とかを明確にしてる所とか、日本史に珍しく固有名詞に囚われない所が面白い。

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2022/10/25

ブルーバックス的な立ち位置なのか。研究と会社勤めやった自分には、著者が言う歴史を学ぶ意味がちょっと弱い気がした。

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2022/08/21

人間の感情と行動は、必ずしも一致しない。 日本は、血縁よりも家格を重視してきたようだ。 様々に想像して歴史を学ぶ。

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2022/03/27

歴史を学ぶモチベーションになればと思って読んだが、そこまでの刺激はなかった。 歴史学者がどのように史実から史像を、そして史観(歴史観)を導き出しているのかというイメージはついた。

Posted byブクログ

2022/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学校で社会科を教えていますけど、実は歴史が苦手なんですよね。汗。 世界地理・日本地理・歴史(日本史中心)・現代社会・政治・経済・国際社会。これだけ全て教えるので、どうしても広く浅い知識になる。全てについて、教員になってから、常に一生懸命勉強してきた。学生の時は、経済地理学専攻だったので、専門は政治経済、日本地理。一番苦手なのが歴史なのです。 歴史に対する苦手意識を克服し、生徒にも分かりやすく歴史を教えられるようになりたい、と思って手に取った一冊。この手の本は読んでみて、「あー。やっぱりダメだ、面白いと思えなかった…」という残念な結果になることも多々あるのだけど、これはけっこう面白かった!ちょうど今大河ドラマでやってる、鎌倉幕府成立の背景も出てくるし、教えていていつも迷う、日本の歴史における天皇の位置づけについても、新しい視点で考えることができた。 中学校ではざっくりと、古代が朝廷中心の律令国家・中世、近世が武士の世の中、近代になって大政奉還…と区切るが、武士が政権を執った時代にも、朝廷(天皇)は脈々と続き、武家の棟梁は天皇から征夷大将軍に任命される必要があった。それってどういうことなのか?本書では朝廷(公家)が国家のトップにあり、武家と寺家がそれを支えているという「権門体制論」と、いや、西に朝廷があり、東に鎌倉幕府があり、二つが並んでいたのだという「東国国家論」が紹介されており、そんな風に考えることもできるのかー!と面白く感じた。つまり、鎌倉幕府はどういう存在だったとするのか、捉え方が様々にあり、正解がないというか、それを考えるのが歴史の面白さであり、中学校の歴史の教科書を読んでいて「よくわからんぞ」と疑問が出てくるのは当然なのである。(ちょっと安心した(笑))。 最期の方はちょっと専門的すぎて、歴史学者の学閥の話とかになってたけど、それも興味深かったです。

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2022/03/11

■中世史専門の著者による日本史の学び方論。日本史の学び方には、講談のような物語を通じて学ぶ方法、学校の日本史のような暗記科目のように学ぶ方法があるとし、筆者はその間の方法を模索している。 ■この本では、壬申の乱や関ヶ原の戦いなど日本史における6つのターニングポイントから、日本史を...

■中世史専門の著者による日本史の学び方論。日本史の学び方には、講談のような物語を通じて学ぶ方法、学校の日本史のような暗記科目のように学ぶ方法があるとし、筆者はその間の方法を模索している。 ■この本では、壬申の乱や関ヶ原の戦いなど日本史における6つのターニングポイントから、日本史を見ることを提案している。 ■日本は歴史資料が世界で最も多く残っている国とのこと。歴史を読み解く目、歴史を考える頭、歴史を語る言葉を身につけると、自分の「来し方行く末」を考えるようになる。個人的にも日本の歴史を探求していきたい。

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2022/02/03

歴史を学び考えることを事例を用いて分かりやすく解説しており非常に面白い。0,1の両極端な議論ではなく、両者が併存してバランスを取っているというモノの捉え方が本書を通じて垣間見え、納得感がある論として読むことができた。大河に関連する箇所もありそれもGood。 どこかの先生がどう言っ...

歴史を学び考えることを事例を用いて分かりやすく解説しており非常に面白い。0,1の両極端な議論ではなく、両者が併存してバランスを取っているというモノの捉え方が本書を通じて垣間見え、納得感がある論として読むことができた。大河に関連する箇所もありそれもGood。 どこかの先生がどう言っていたという所はうまく頭に入らず飛ばしながら読んでしまった。

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2022/02/04

<目次> 第1章  歴史とは何か、日本史とは何か 第2章  日本の歴史の誕生 第3章  歴史を考えるとは 第4章  日本史の定説を疑う 第5章  想像する日本史 第6章  現代につながる日本史 第7章  これからの歴史学とは <内容> いつも踏み込んだ発言をしている本郷先生が、...

<目次> 第1章  歴史とは何か、日本史とは何か 第2章  日本の歴史の誕生 第3章  歴史を考えるとは 第4章  日本史の定説を疑う 第5章  想像する日本史 第6章  現代につながる日本史 第7章  これからの歴史学とは <内容> いつも踏み込んだ発言をしている本郷先生が、現代「日本史学」の反省をしながら、若き歴史学徒へのアドバイスをした本。専門である中世の話を中心に、具体例を出しながら、未来の日本史を想像してくれる。大学生に良いのではないか?

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