ムゲンのi(下) の商品レビュー
いやー、こうくるか。ちと失敗したのが、上巻読んだあと、間あいてしまい、いろんな伏線回収が、なんだっけなぁ??という感じになってしまったのがもったいなかった。こんな展開くるか、、と驚きと、人生の妙と、不幸な子供時代を送った子どもの切なさと、なんだかんだ愛されて育った子の強さと、、い...
いやー、こうくるか。ちと失敗したのが、上巻読んだあと、間あいてしまい、いろんな伏線回収が、なんだっけなぁ??という感じになってしまったのがもったいなかった。こんな展開くるか、、と驚きと、人生の妙と、不幸な子供時代を送った子どもの切なさと、なんだかんだ愛されて育った子の強さと、、いろいろかんがえさせられた。マブイって、落としたり人に影響したり、実際するような気がしますね。オカルトではなく、人間同士の関係性の中で、過渡に影響したりされたり、洗脳したりされたり。マブイ/魂/人格/記憶、、いろんな言い方があるが、おいといて、人生自然に愛しあいされ、過ごしたい。おっさんになったら理不尽も耐える術をもつが、子どもは無条件にあいされるべきだろうと、すっごく思ったのです。
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帯の「医療×ファンタジー×ミステリー」を見て、どんな物語なのか全く想像できませんでしたが読んでみて納得。3つの要素が良い塩梅であり読み応えがありました。 序盤からファンタジー要素が強く、少し苦手な私は読み進められるか心配でしたが、物語が加速していくと気にならなくなりました。途中少...
帯の「医療×ファンタジー×ミステリー」を見て、どんな物語なのか全く想像できませんでしたが読んでみて納得。3つの要素が良い塩梅であり読み応えがありました。 序盤からファンタジー要素が強く、少し苦手な私は読み進められるか心配でしたが、物語が加速していくと気にならなくなりました。途中少しだれるところは否めませんが、主人公の愛衣が自身のトラウマを乗り越えて成長していく姿と、終盤にかけて全てが繋がっていく展開が面白かったです。伏線も色々散りばめられていたようですが私には結末を予想するのは難しかった...。なのでどんでん返しされたような展開になったので、それにまた引き込まれました。医療、ファンタジー、ミステリーそれぞれにしても楽しく読めました。
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担当患者2人のマブイグミを次々に成功させた愛衣。3人目のマブイグミを行う中でイレス患者たちが23年前に起きた通り魔殺人の犯人と繋がっていた事を知る。犯人の少年Xは愛衣にとっては忌まわしき存在であった。特別病棟に眠る最後のイレス患者の正体に迫った時、難事件の真相が明らかとなる。 ...
担当患者2人のマブイグミを次々に成功させた愛衣。3人目のマブイグミを行う中でイレス患者たちが23年前に起きた通り魔殺人の犯人と繋がっていた事を知る。犯人の少年Xは愛衣にとっては忌まわしき存在であった。特別病棟に眠る最後のイレス患者の正体に迫った時、難事件の真相が明らかとなる。 医療とファンタジーとミステリーが融合した新しく、これまでに読んだことのない感覚を覚える小説でした。全ての伏線が回収されて真相が明かされた時に知る、タイトル「ムゲンのi」の意味に感銘を受けました。
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医療ファンタジー。描写が細かく、ファンタジーで想像できない世界をアニメでも見るかのような感覚でイメージできる。ミステリ要素も強いので夢中になって読める本。
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ファンタジー色強めの医療ミステリ。 知念さんの作品は、驚かされつつ、読後感がイヤミスにはならない点が好きです。 ただ、序盤は特殊な設定の物語に入っていくまで少し時間がかかりました!
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愛衣は魂の分身〈ククル〉と夢幻の世界に飛び込み、眠りから醒めない奇病・イレスに罹った患者のマブイグミ〈魂の救済〉に次々と成功する。 やがて、患者の心の傷が、23 年前の通り魔殺人と、頻発する猟奇殺人に繫がっていることがわかる。
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下巻はミステリが強くなると思っていたが、ミステリもファンタジーもWで強くなってた。そういうことかー!と驚き。 タイトルも良いですね。 愛衣ちゃんはこれからもククルや家族みんなに見守られながら生きていくんですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マブイグミを成功させ次々と患者を救っていく識名は、救ってきた患者達が23年前の事件に関わっていることを知る。上巻の時点から多くの伏線が張り巡らされおり、それがどんどんと回収されていくところはとても面白かったです。そして終盤につれて衝撃の事実が次々と明かされていくとろ、並びに“この世界”の本当の姿が明らかになった瞬間はとても驚き、鳥肌が立ちました。そこからの怒濤の負の感情の結晶体であるマブイとの闘いはバトル漫画かと思うほどの描写でとても熱かったです。辛い展開を乗り越えた主人公(と読者)が見た(読んだ)最後のシーンは最高のご褒美なのかと思うほどに感動的でした。1ページも飽きることの無い本ですので是非読んでみてください! この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 識名愛衣:内田真礼 ククル:大谷育江 杉野華:小清水亜美 袴田聡史/草薙蓮人(少年X):井上和彦 馬淵大介:遊佐浩二 愛衣の父:安元洋貴 愛衣の母:茅野愛衣 愛衣の祖母:野沢雅子 久内宇琉子:種崎敦美 片桐飛鳥:石見舞菜香 佃三郎:千葉繁 久米隆行:杉田智和 加納環:安済知佳 加納淳子:大原さやか 園崎伸久:森川智之
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