〈私〉をめぐる対決 の商品レビュー
この本の体裁のためだと思うけど、永井さんには不公平な感じのする永井批判本だったように思う。 あとがきで触れられている「話の噛み合わなさ」は何度も自身の言うところを考察できた森岡に対して永井は一度しか反論していないのだから、やっぱり対談式にして もう一度やり直せばいいと思うのだが…
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読み終わって、結局、自分は独在性ってなんなのかいまいち理解できてないな(捉えきれなかったな)って思った。 〈私〉に関する説明とか、第一基準を読んでも、「人間一人の体についてる目とか鼻とか耳とかの感覚器官が、その人の脳に繋がってて、その脳で考えたり想像したりするわけだから、そうい...
読み終わって、結局、自分は独在性ってなんなのかいまいち理解できてないな(捉えきれなかったな)って思った。 〈私〉に関する説明とか、第一基準を読んでも、「人間一人の体についてる目とか鼻とか耳とかの感覚器官が、その人の脳に繋がってて、その脳で考えたり想像したりするわけだから、そういう身体の構造上当たり前じゃない?独在性って不思議で驚くべきものではないんじゃない」って思った。 「風間くんの質問」はおもしろいと思った。 第4章の5は(具体的にどう興味深いかは言語化できないけど)興味深いと思った。 自分は独在性という不思議な現象を捉える感度が低いんだなということはわかった。 入門書(哲学の密かな戦いのなかの自分とは何か 存在の孤独な祝祭、哲おじさんと学くん、世界の独在論的存在構造)が挙げられてたから気が向いたらそれを読もうかな。
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