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ノンバイナリーがわかる本 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/07/06

トランスとは、ノンバイナリーとは何なのか少しずつ紐解いていける一冊だった。自分の生き方についてもっと考えたい。

Posted byブクログ

2023/07/20

ジェンダーフルイドという概念があることを、この本のおかげで知ることができた。 英語文献が多いけど参考文献もまとまっているので、自分のジェンダーについて悩んでいる人だけでなく、支援する側の人たちにも、入門書の次の本として役立ちそうな一冊。(入門書と呼ぶにはボリュームがあるので……)

Posted byブクログ

2023/07/13

まだまだ意味が流動的な言葉についても慎重に丁寧に書かれていたのが良かったです。 私自身、男女二元論に窮屈さを感じている人間のため、日々の何気ないモヤモヤが私だけのものではないと分かって安心した。 とはいえ日本は男女二元論が超一般的で、そこから外れる私達やトランスジェンダーの方達に...

まだまだ意味が流動的な言葉についても慎重に丁寧に書かれていたのが良かったです。 私自身、男女二元論に窮屈さを感じている人間のため、日々の何気ないモヤモヤが私だけのものではないと分かって安心した。 とはいえ日本は男女二元論が超一般的で、そこから外れる私達やトランスジェンダーの方達にとっては危険と言っても過言では無い国なので...どうしたもんか.....

Posted byブクログ

2023/07/09

私はノンバイナリーであると自認しているが、頭のどこかでノンバイナリーと公言していいのか不安があるのも事実だった。 その不安を探るためにこの本を読んだのだが、結果的にとても大事な本になった。 私はこれからもノンバイナリーでトランスジェンダーですって胸を張って言い続けたい。 また不...

私はノンバイナリーであると自認しているが、頭のどこかでノンバイナリーと公言していいのか不安があるのも事実だった。 その不安を探るためにこの本を読んだのだが、結果的にとても大事な本になった。 私はこれからもノンバイナリーでトランスジェンダーですって胸を張って言い続けたい。 また不安が顔を出した時にこの本を手に取りたい。

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2022/12/10

今まで知らなかったノンバイナリーについて知りたくて読み、どういうことかわかったし、ノンバイナリーの人たちを取り巻く(辛く厳しいことが多い)状況もわかった。著者は言語学の知識があるので、第2章の「ジェンダーと言語」もとても興味深いものだった。 ただ、ノンバイナリーの人たちのことがわ...

今まで知らなかったノンバイナリーについて知りたくて読み、どういうことかわかったし、ノンバイナリーの人たちを取り巻く(辛く厳しいことが多い)状況もわかった。著者は言語学の知識があるので、第2章の「ジェンダーと言語」もとても興味深いものだった。 ただ、ノンバイナリーの人たちのことがわかったと言っても、感覚的には理解するのは難しい。私がノンバイナリーではないから完全に理解したり共感したりはできないものなのだろう。でも、私とは違う感覚の人がいることはわかったし、そういう違いはお互いに尊重すべきだということを忘れないでいよう。

Posted byブクログ

2022/02/28

完全に教科書。用語の説明が多く、HEやSHEを使う英語圏の人には有効かもしれないが、日本人向きではない。自分がノンバイナリーかと思い借りてきたが、どんなのがノンバイナリーかというよりは、さまざまなセクシュアリティについてを丁寧に解説してくれる本。現代社会におけるジェンダーやセクシ...

完全に教科書。用語の説明が多く、HEやSHEを使う英語圏の人には有効かもしれないが、日本人向きではない。自分がノンバイナリーかと思い借りてきたが、どんなのがノンバイナリーかというよりは、さまざまなセクシュアリティについてを丁寧に解説してくれる本。現代社会におけるジェンダーやセクシュアリティについてきちんと知っておきたい人には良書。当事者の自己分析のための本ではない

Posted byブクログ

2022/02/09

第1章 ノンバイナリーとジェンダークィアについての  序説  はじめに  私たちのこと(私たちは誰でしょうか?)  私について(私は誰なのでしょうか?)  用語の解説  ジェンダーについて考える  性vsジェンダー  ジェンダーとジェンダー・ヴァリエンスの理論  ノンバイナリーと...

第1章 ノンバイナリーとジェンダークィアについての  序説  はじめに  私たちのこと(私たちは誰でしょうか?)  私について(私は誰なのでしょうか?)  用語の解説  ジェンダーについて考える  性vsジェンダー  ジェンダーとジェンダー・ヴァリエンスの理論  ノンバイナリーとしての自己表現  ノンバイナリー、ジェンダークィア、「他人化」  人口統計  イギリスとそれ以外の国について  なぜ人口統計情報が重要なのか  エクササイズと話し合いのポイント 第2章 ジェンダーと言語  はじめに  言語におけるジェンダー  名詞クラス  様々な言語のジェンダーの使い方  言語の変化と代名詞  They/them/their  新代名詞  おわりに  エクササイズと話し合いのポイント 第3章 グローバルかつ歴史的な視点  はじめに  ジェンダーと性についての理解の変化  ジェンダークィアの歴史  世界の代替的なジェンダー・カテゴリー  おわりに  エクササイズと話し合いのポイント 第4章 コミュニティ  はじめに  より広いLGBとトランスジェンダーのコミュニティの中でのノンバイナリー  より詳しいアイデンティティのラベル  すべてのノンバイナリーの人はトランスと自認しているのでしょうか?  ノンバイナリーとジェンダークィアの人々、そしてフェミニズムとトランス疎外について  ノンバイナリー・コミュニティにおけるインターセクショナリティ  エクササイズと話し合いのポイント 第5章 社会の中で  はじめに  カミングアウト、移行、シスジェンダーの世界でジェンダークィアとして生きること  パッシング passing  デート、恋愛、セックス  セックスと魅力  ノンバイナリー・コミュニティの中でのセクシュアル・アイデンティティ  職場でのジェンダークィア  学校でのノンバイナリー  あなたへの提案  エクササイズと話し合いのポイント 第6章 メンタルヘルス  はじめに  言葉の定義と頭字語  メンタルヘルスとジェンダーの相互作用  私のメンタルヘルスとジェンダーの体験  ノンバイナリーの人に共通する心の病の経験  過剰診断と精神疾患としてのクィア  違和 dysphoria  マイノリティ・ストレス  結論と提案と資料  関連情報と書籍  エクササイズと話し合いのポイント 第7章 医療  はじめに  用語解説と頭字語  私の体験と私自身について  ノンバイナリーの人すべてが性別適合治療を求めるわけではない  治療への道のり  情報への限られたアクセス  GIC(ジェンダー・アイデンティティ・クリニック)への紹介  GICでの治療  初診予約までの待ち時間と、次の予約までの間  治療の拒否や保留  ノンバイナリーによる自己偽装  性別適合治療の実際  根拠の薄い社会的通念  ノンバイナリーのヘルスケア  結論と提案と資料  個々の専門医への実践的提案  関連情報  エクササイズと話し合いのポイント 第8章 法律  はじめに  法的承認と2004年ジェンダー承認法  法的保護と2010年平等法  ノンバイナリーなジェンダーに関する各国の法律  エクササイズと話し合いのポイント 第9章 将来へ向けて 第10章 参考文献  トランス、ジェンダークィア、ノンバイナリーの人のためのリソース  ノンバイナリーの人々による一般読者向けのリソース  雇用主、サービス提供者、研究者、医師のためのリソース  本書で参考にした文献

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