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100分de名著 金子みすゞ詩集(2022年1月) の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2022/02/06

「金子みすゞ詩集」松本侑子著、NHK出版、2022.01.01 129p ¥599 C9492 (2022.02.06読了)(2021.12.28購入) 【目次】 【はじめに】 聖女から詩人へ 第1回 詩心の原風景~童謡詩の誕生 第2回 視点の逆転、想像の飛躍~投稿詩人の誕生 ...

「金子みすゞ詩集」松本侑子著、NHK出版、2022.01.01 129p ¥599 C9492 (2022.02.06読了)(2021.12.28購入) 【目次】 【はじめに】 聖女から詩人へ 第1回 詩心の原風景~童謡詩の誕生 第2回 視点の逆転、想像の飛躍~投稿詩人の誕生 第3回 「孤独」と「死」を見つめて~童謡詩の衰退 第4回 ことばで響き合う未来へ~童謡とみすゞの復活 ☆関連図書(既読) 「わたしと小鳥とすずと」金子みすゞ著・矢崎節夫編、JULA出版局、1984.08.31 「恋の蛍-山崎富栄と太宰治-」松本侑子著、光文社、2009.10.25 「太宰治の愛と文学をたずねて」松本侑子著、潮出版社、2011.06.19 (アマゾンより) 心にこだまする言葉 金子みすゞは明治時代に生まれ、大正中期から昭和初期に活躍した詩人。主に童謡詩を書いたことから、みすゞ本人も童女のようなイメージを持たれがちだが、豊かな空想や子ども心のほかに、漁村や都会の心象風景、人間の孤独、世界の成り立ちなど、幅広いテーマで500篇以上の詩を書いた意欲的な文学者であり、日本を代表する女性詩人の一人。 テキストでは、大正デモクラシーに誕生した「童謡詩」が、昭和の戦争の時代に衰退していく時代背景、みすゞの26年の生涯を紹介しながら、傑作詩28作品を読解する。みすゞ全集刊行の前後を伝える実弟の日記も初公開。

Posted byブクログ

2022/01/27

【1回目】「100分de名著」を見るようになってしばらくになるが、年明けの第一作としてふさわしいのかと訝しく思っていたが、読み進めたり、録画を見ているうちに、それはただの懸念でさえもなかったことがわかってきた。松本さんの筆致や、番組でのコメントがすばらしい。人ひとりが生きていると...

【1回目】「100分de名著」を見るようになってしばらくになるが、年明けの第一作としてふさわしいのかと訝しく思っていたが、読み進めたり、録画を見ているうちに、それはただの懸念でさえもなかったことがわかってきた。松本さんの筆致や、番組でのコメントがすばらしい。人ひとりが生きているということが、かくもすばらしいものであるのかということを、思い知らされたようであった。

Posted byブクログ

2022/01/02

金子みすゞについてコンパクトにまとめられていて理解しやすかった。講師の考えを押し付けない結末は心地よかった。

Posted byブクログ