ピーター卿の遺体検分記 の商品レビュー
長編読者なら楽しめるファンブック的第一短編集、妖精時代ということで飄々と!「御前」に一票。お気に入りに寸評■「瓢箪から出た駒をめぐる途方もなき怪談」まさにスピード、バイク好きね「面皮を剥ぐ婆にまつわる理屈無視の逸話」いつものお仲間「不和の種をめぐる卑しき泣き笑い劇」片田舎の怪奇色...
長編読者なら楽しめるファンブック的第一短編集、妖精時代ということで飄々と!「御前」に一票。お気に入りに寸評■「瓢箪から出た駒をめぐる途方もなき怪談」まさにスピード、バイク好きね「面皮を剥ぐ婆にまつわる理屈無視の逸話」いつものお仲間「不和の種をめぐる卑しき泣き笑い劇」片田舎の怪奇色ある中編で雰囲気系「嗜好の問題をめぐる酒飲み相手の一件」節が全開でニヤニヤ「竜頭に関する学術探求譚」良い関係を築いているようで、甥っ子の成長が楽しみ「顔なき男をめぐる解けない謎」これがベストか「アリババの呪文」未収録(1928年)
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なにこれ知らなかった。読みたい。 ピーター卿は全部読んでいるはずだけれど、新しい選集かな?興味ある。
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セイヤーズのシリーズ探偵ピーター・ウィムジー卿の登場する短編集。 各編、訳者の凝りに凝ったタイトル付けが面白い。 短編なので展開も早く、「どうしてそんなことが分かるの」と突っ込みを入れたくなるものもあるが、それはそれで楽しめる。 本書は"クイーンの定員&q...
セイヤーズのシリーズ探偵ピーター・ウィムジー卿の登場する短編集。 各編、訳者の凝りに凝ったタイトル付けが面白い。 短編なので展開も早く、「どうしてそんなことが分かるの」と突っ込みを入れたくなるものもあるが、それはそれで楽しめる。 本書は"クイーンの定員"No76の短編集。 近年の論創社、ヒラヤマ探偵文庫の刊行により、なかなか読むことのできなかった"定員"の作品も、過半数を入手するところまできた。価格も高くなったが、あまり部数も出ないだろうし、そこは我慢、我慢。
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