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ピーター卿の遺体検分記 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2025/09/23

ピーター・ウィムジー(ウィムジイ)卿モノの短編集。 「英国ドロシー・L・セイヤーズ協会公認推薦翻訳書」だそうでございます~。 本書は全11編が収録されているのですが、東京創元社さんの短編集『ピーター卿の事件簿』、『顔のない男 ピーター卿の事件簿』の収録作品と被っているのもある為...

ピーター・ウィムジー(ウィムジイ)卿モノの短編集。 「英国ドロシー・L・セイヤーズ協会公認推薦翻訳書」だそうでございます~。 本書は全11編が収録されているのですが、東京創元社さんの短編集『ピーター卿の事件簿』、『顔のない男 ピーター卿の事件簿』の収録作品と被っているのもある為、既読の話も結構あったものの、訳が異なるというまた違った味わいで楽しく読ませて頂きました。 で、この訳者の方が、既存の訳との差別化を意識しすぎているようで(「訳者あとがき」でも既訳にダメ出しをしているし・・) 例えばタイトルでいうと(既訳→本書の訳)、 「因業じじいの遺書」→「メリエイガー伯父の遺書をめぐる魅惑の難題」 「ジョーカーの使い道」→「面皮を剥ぐ婆(ジョーカー)にまつわる理屈無視の逸話」 「趣味の問題」→「嗜好の問題をめぐる酒飲み相手の一件」 「顔のない男」→「顔なき男をめぐる解けない謎」 ・・等々、原題に忠実に訳そうとするあまり、若干クドくなっちゃっている印象です。 勿論、お初にお目にかかる(多分)作品も何点かあって、解説の方言うところの“妖精時代のピーター卿”の物語を楽しませていただきました。 お初もので注目したのは 「竜頭に関する学術探求譚」 ですね。こちらは長編『学寮祭の夜』にも出ていた、ピーター卿の甥っ子、セント・ジョージ子爵が登場。 『学寮祭・・』ではチャラ男っぽい大学生だったセント・ジョージが、本作品ではまだ10歳の少年で、茶目っ気たっぷりのええキャラっぷりを発揮してくれています~。 ということで、“こだわり訳”でおおくりする、ピーター卿探偵譚を堪能させて頂きました。 ただ、やっぱり私はピーター卿への呼び方は「殿」より「御前」の方がしっくりきますけどね。 ところで、論創社さんで他にも『モンタギュー・エッグ氏の事件簿』というセイヤーズの短編集を出しているようなので、こちらも読んでみたいです~。

Posted byブクログ

2025/04/03

ピーター卿シリーズ、短編集。 タイトルが長くて原題と翻訳の対比も楽しめる。 この2つ、ユーモアありの楽しい謎解き。 ・竜頭に関する学術探究譚 ・盗まれた胃袋をめぐる釣り人の一口噺

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2025/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ピーター・ウィムジー卿の短編集。 短い中にぎゅっと詰まってて読み応えあった。 訳が趣向を凝らしていて雰囲気が作られてて良かった。 一発目から中々惨い殺され方でビビる。 「誰の死体?」しか読んでなかったから卿の印象がアップデートされた。 宝探しとか遺産騒動とか多い笑 推理が合ってたとはいえ空気ぶち壊す発言してたり変わってる一面もある。 ルビのフランス語読みづら〜と思ってたらちゃんと意味あった! バンターがあんまり出てこなくて寂しい笑 この作品もシリーズ読みすすめたいな〜。

Posted byブクログ

2023/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で発見 通勤の電車の中で読むのにちょうどよかった ピーター郷が若くて独身、ハリエット登場前のいい男だったころの話

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2022/08/13

長編読者なら楽しめるファンブック的第一短編集、妖精時代ということで飄々と!「御前」に一票。お気に入りに寸評■「瓢箪から出た駒をめぐる途方もなき怪談」まさにスピード、バイク好きね「面皮を剥ぐ婆にまつわる理屈無視の逸話」いつものお仲間「不和の種をめぐる卑しき泣き笑い劇」片田舎の怪奇色...

長編読者なら楽しめるファンブック的第一短編集、妖精時代ということで飄々と!「御前」に一票。お気に入りに寸評■「瓢箪から出た駒をめぐる途方もなき怪談」まさにスピード、バイク好きね「面皮を剥ぐ婆にまつわる理屈無視の逸話」いつものお仲間「不和の種をめぐる卑しき泣き笑い劇」片田舎の怪奇色ある中編で雰囲気系「嗜好の問題をめぐる酒飲み相手の一件」節が全開でニヤニヤ「竜頭に関する学術探求譚」良い関係を築いているようで、甥っ子の成長が楽しみ「顔なき男をめぐる解けない謎」これがベストか「アリババの呪文」未収録(1928年)

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2022/01/20

なにこれ知らなかった。読みたい。 ピーター卿は全部読んでいるはずだけれど、新しい選集かな?興味ある。

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2022/01/10

 セイヤーズのシリーズ探偵ピーター・ウィムジー卿の登場する短編集。  各編、訳者の凝りに凝ったタイトル付けが面白い。  短編なので展開も早く、「どうしてそんなことが分かるの」と突っ込みを入れたくなるものもあるが、それはそれで楽しめる。  本書は"クイーンの定員&q...

 セイヤーズのシリーズ探偵ピーター・ウィムジー卿の登場する短編集。  各編、訳者の凝りに凝ったタイトル付けが面白い。  短編なので展開も早く、「どうしてそんなことが分かるの」と突っ込みを入れたくなるものもあるが、それはそれで楽しめる。  本書は"クイーンの定員"No76の短編集。  近年の論創社、ヒラヤマ探偵文庫の刊行により、なかなか読むことのできなかった"定員"の作品も、過半数を入手するところまできた。価格も高くなったが、あまり部数も出ないだろうし、そこは我慢、我慢。

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