神霊術少女チェルニ(1) の商品レビュー
もらった本。 小説投稿サイトで人気の本で、2022年の夏に2が出るみたい。 同じ単語と言葉の使い回しが本を分厚くしてる気がする。ページの割には内容が薄かったのが残念かな。 でもファンタジー好きだから良き
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ブクログさんから素敵な出会いを頂きました プレゼントして下さりとても感謝ですね 超絶どストライクな作品 児童書のような語り口調で、本当に大人向けの童話のよう いや、大人になってもこんなにワクワクして読んだのだから、子供の時に読んでいたらとても大切な作品になったのだろうなと感じら...
ブクログさんから素敵な出会いを頂きました プレゼントして下さりとても感謝ですね 超絶どストライクな作品 児童書のような語り口調で、本当に大人向けの童話のよう いや、大人になってもこんなにワクワクして読んだのだから、子供の時に読んでいたらとても大切な作品になったのだろうなと感じられる そしてそして、なんと言ってもファンタジー作品! 精霊の物語はよく見かけるけれど、似て非なる存在の神霊 神霊は全ての物、そして存在や事象に宿る その神霊に愛されている少女チェルニちゃんの物語 本当に素敵な物語で、一瞬で虜になってしまう 児童書やファンタジー、精霊とかが好きな人には絶対に刺さると思うんですよね 一人称だからチェルニちゃんの感情がコロコロ変わるのを傍で感じているようで楽しい 因みにチェルニちゃんは普通の女の子を自称しているけれど、勿論チートでございます笑 物語の主人公は神霊さんから愛されるもの! あとは、カバーも素敵だけど全ての装丁が素敵でした! 表紙はシックな黒に金のバラ模様 見返しは派手すぎない金色に茶色の栞紐 そして本文は栞紐と色味の違う茶色 本のサイズは普段の単行本よりも大きいA5変形版 めちゃくちゃ魅力的なハード本
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ルーラ王国の南部にあるキュレルの街の高級宿、兼食堂「野ばら亭」。 看板姉妹の妹のチェルニは進学先に迷う14歳。 国民が皆、神霊術を使うルーラ王国でも、チェルニは類稀なる神霊術の使い手だった。 そんなある日、チェルニは街で起きた孤児の誘拐事件の解決のため、街の守備隊に協力をすることになる。 誘拐事件にチェルニの姉の婚約者の出自が絡み、王国貴族の大事件に巻き込まれていく。 ブクログさんよりいただきました。ありがとうございます。 でも考えていたよりも厚い。ご、5センチあるんじゃ。 通勤に持ち歩けず、テレワークの隙間に読み進める。 森羅万象、全てのものに神霊が宿り、人々に力を与えてくれる世界。 洋の様でいて、陰陽師のような和の要素が加わるから不思議な気持ちに。 次から次へと展開が早いし、読み始めたらあっという間だったー。 もう少しヒヤヒヤな部分も欲しい気もするし、勧善懲悪とはいえ、もう一捻りあってもいいような。 チェルニの口調が微妙にちびまる子みたいなのもきになる。 でも、パパの料理は美味しそうだし、スイシャク様とアマツ様のふわふわな可愛さがたまらない。 まだまだ続きそうなので機会があったら読みたい。
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読みやすかったです。チェルニという少女がいろいろ頑張るハイファンタジーです。 この本を読んですごいなと思ったのは、一人称視点で書かれていること 一人称って、そのキャラの目を通して世界を書き換えなきゃいけないので大変。きっと小説を書きなれてる人じゃないとできないんじゃないかな。 で、ただ一人称視点で書くならある程度上手くいくかもしれないが、この本ではまさに少女の視点でずっと書いてあるので驚き。少女になりきれる作者に尊敬の念を抱きます。 その視点は、作品内の言葉を引用して言うなれば 「きみの目を通して描かれる世界は、とても優しく美しく、興味深い物事に溢れていて、わたしまで楽しい気分になることができます」 はい、読んでるこっちもそんな気持ちになります。マジで あと、一人称視点の難点が他にあって、そのキャラの視点からしか描けないこと。つまりそのキャラがいる場から離れて、違う場所の描写ができないこと。 でも作品内では、神霊の下僕達が目になって他の場面をチェルニ達に伝えることで、この難点を解決してました。いろいろと工夫が感じられる作品でした。
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チェルニってどういうイントネーションなんだろう?自分は照美のイントネーションだったけどこれをおすすめしてくれた友達はキメラのイントネーションだった。よろしければ返信で教えてほしいです! 話の内容、キャラ、文体。全部好みじゃない。 まず、文体についてザ・なろう小説な感じで幼...
チェルニってどういうイントネーションなんだろう?自分は照美のイントネーションだったけどこれをおすすめしてくれた友達はキメラのイントネーションだった。よろしければ返信で教えてほしいです! 話の内容、キャラ、文体。全部好みじゃない。 まず、文体についてザ・なろう小説な感じで幼さというかアマチュアさを感じた。何度もダサいフレーズを繰り返す(〜なのだ、わたしは。)とか、御神体のビジュアルや父などの説明がただ「可愛い羽」とか「大好きなお父さん」とか工夫が見られないし毎回同じ、主人公の口調が「〜なんだ」など…。また、「神霊術師」、王国や登場人物などの固有名詞だけ?妙に中2っぽい世界観で浮いてる印象を受けるので世界観と名前の付け方をもっと統一してほしい。 内容について、別につまらなすぎて読むのが辛いというほどではない。そこまで面白くはないけど、暇だったら普通に物語として読むレベル。(くっそつまらないのは世の中にはこんなにつまらない本があるのかー、と反面教師にするような?気持ちで読むことがあるのでそうではないという意味)話が浅い。きっとこの話を通して伝えたいことがなんにもないんだろうなと思うような作品。別に面白いならそれはそれでいいけど… そう感じる原因はキャラにもあると思う。1つがチェルニやその家族があまりに完璧なことだ。主人公に欠点があり、それを克服して成長するというのが典型だがそれを外れるのならば外れる明確な目的が必要なのではないか…自己投影して完璧な人物になりきるためなのかとも思ったが、ここまで完璧だと自己投影する隙きもない。読者の嫉妬を買うだけでは?人間くささが全く感じられずキャラへの愛着がわかなかった。 もう1つが主人公と対立していたカリナ達が最後まで悪役でしかなかったことだ。そのような性格になってしまった原因、彼らのバックグラウンドについての説明がなく、ただ悪い人!悪い人!と言われても…。フェルトを利用しようと取り入るのはいただけないが、そもそもキャラに愛着がわかないから、だから?って感じ。物事にはいろんな側面がある。チェルニ達だって別の側面から見たら「強い魔力を利用して、他人のプライベートな生活を盗み見ている」「王国騎士団長に取り入って、王立学院に裏口入学した」というふうにも見える。別にそこを否定しているわけではなく、カリナ達のこともチェルニ達のことも一つの都合のいい側面からしか見ていない(語っていない)からこの物語は浅いのかもしれない。 〈フェルトとアリアナについて〉 読み終わってから考えたら子供に一目惚れして、大人になった途端急に結婚を前提に付き合ってください!って…冷静に考えればやばくない?フェルトがイケメンで年頃だからかアリアナの家族に交際が許されたけど、もしブサイクなオジサンだったら大問題じゃん。アリアナが喜んで付き合いだしたのも都合良すぎ。(これは全体に言えることだけど。)そもそもフェルトだってアリアナを好きになったきっかけは見た目だったはず。カリナも美人なんだから結婚すればいんじゃね?って思う。まぁ、読者にそう思わせてしまうのもフェルトとアリアナが結ばれた理由がきちんと書かれていない都合の良さに起因するものだと思う。アリアナがフェルトと付き合ってる理由をちゃんと説明してほしい。
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遅読な為、やっと一章を読み終えました。少しずつ感想を投稿できればと思っています。まず第一に感じたのは、主人公がなかなか主張が強いというところ。主人公自身の能力がどうという設定はよく聞くものですが、自分が手にした本の中で初めてでした。興味を引いたフレーズに「ごはん」の類がありました。正直事細かにその食べ物がどんなものでどんな見た目でなどとは書かれていません。ですが、物語の流れの中で食べてみたい、美味しいのだろうなと思えたのも事実でした。読み進めていくのが楽しい本だと思いました。 少しずつ読み進めていくと、「ごはん」についての表現が正確になっていきます。最初から具体的な書き方でなくても美味しそうに感じた「ごはん」はより美味しそうな形として見えてきます。主人公の真っ直ぐさや能力に対しての不思議さもありますが、物語の中で主人公や主人公周りが平和であって欲しいと願いながら読むようになりました。“最近のお話”という印象ではありますが、読みやすいと感じています。 全て読み終えましたが、とても楽しかったです。特に最後まで読んでよかったと思う点としては、特別編です。本編ではずっと少女視点での話の進み方でした。特別編でも勿論の事、そうなのだろうと思って読むと、少女視点ではありませんでした。著者様からすれば意外な事でも何でもないのかも知れないのですが、今まで本編を少女視点で読んでいたからか、改めて読む楽しさを感覚として受けた感じでした。 最後まで楽しかったです。ありがとうございます。
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ごはんとファンタジー. 500ページ超えてるけどぺろりだよ. 神霊さんの力をかりて生活している世界で繰り広げられる, チェルニちゃんの冒険譚なのだけど, 時々出てくるおいしそうなごはんはまさに飯テロ. はじめて読む作家さんの作品はあとがきから読んで 【読むぞモード】をつくって...
ごはんとファンタジー. 500ページ超えてるけどぺろりだよ. 神霊さんの力をかりて生活している世界で繰り広げられる, チェルニちゃんの冒険譚なのだけど, 時々出てくるおいしそうなごはんはまさに飯テロ. はじめて読む作家さんの作品はあとがきから読んで 【読むぞモード】をつくって読み出すのですが, この作品は冒頭から,はい次のページめくるめくるというかんじで 一気に読んでいました. つづきが楽しみです. 書いていていたら思いだしてお腹すいてきた.
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献本。WEB版既読作品。騎士や魔術といった西洋ファンタジー的な世界で、唯一八百万の神霊の力を借りた神霊術を使うルーラ王国。 王都にほど近い街で一番人気の食堂兼宿屋の看板姉妹の妹のほう14歳の少女チェルニが主人公のファンタジックな物語。 独特の神霊術や魔術、他国も関与する陰謀にはからずも巻き込まれた家族が、怖じ気づくことなく冷静に対処していく姿は読んでいて安心感がある。 独自の設定が多くあるが、どれも無理なく順番に説明されていくし、むしろ可愛らしい神々が導いてくれる世界に魅了されてしまうこと間違いなし。 西洋ファンタジー風な世界観でありながら、八百万の神霊に関わることだけが和風で、主食がパンな文化圏の中で神霊に対して当たり前に祝詞を奏上するという実に独創的な世界。しかし、その作風に違和感がないのがすごい。 神職の祝詞がやたらと格好良い。多くの難しい言い回しの表現が多用されるが、基本的にはルビが振ってあるし、やや説明調な独特の台詞回しも相まって非常に自動文学的。 ただ、神霊に関する祝詞だけルビではなくカギ括弧で別に読み仮名を用意してあるのは、正直対応文字を探して読み比べる必要があるので、ちょっと読みにくさを感じる。長文だから余計に。 書き下ろしも含め、随所に繰り返し登場する美味しそうな食べ物の描写もこの作品の特徴の1つで、読む時間を考えないと非常にお腹が空いてしまう。 私も野ばら亭のご飯食べてみたいなぁ。チェルニちゃんの給仕姿が見たいとか贅沢は言わないから。そのうち人気作として注目されてアニメ化とかしてコラボカフェができたらぜひにも再現してほしい料理がたくさんある。 WEB版を既読なため、本書に収録されていない外伝的ないくつかの作品との繋がりが垣間見えて読者としては喜びを感じる一方で、あとがきとかがないのでそれらへの誘導導線がなく、新規読者さんが気付いて触れることができるのかいらぬ心配もしてしまう。 読まなくても問題ないかもしれないけど、読んでおくとより楽しめる副読的作品がWEBには多く掲載されているので、ぜひにも読みに行ってほしいところ。 次巻は夏発売予定だとか。はやくも待ち遠しい。
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