疫学 の商品レビュー
基礎編と応用編で構成されており、基礎編では語句の説明や免疫系の研究方法や評価の仕方等を説明。応用編ではCOVID-19に関する疫学論文を6件取り上げ、論文の概要、意義、限界を解説。 この本は世に多く出されている新型コロナウィルスの恐ろしさや、ワクチンは打つべきか打たざるべきか、...
基礎編と応用編で構成されており、基礎編では語句の説明や免疫系の研究方法や評価の仕方等を説明。応用編ではCOVID-19に関する疫学論文を6件取り上げ、論文の概要、意義、限界を解説。 この本は世に多く出されている新型コロナウィルスの恐ろしさや、ワクチンは打つべきか打たざるべきか、みたいな医者や、研究者が自分の思いを述べるものではなく、淡々と世界に出された論文をベースにワクチンや治療薬の有効性を解説している。 ワクチンの有効性や重症化率、死亡率、感染予防効果が、客観的に分かった。 ただ、そのデータを取るに当たって、どんな母数で実施したか、比較対象としては適切か等の確認もされており、どちらかと言えばその道を歩む人にとっては、面白いのかもしれないが、素人にはハードルが、高かった。
Posted by
- 1