世界でいちばん素敵な物理の教室 の商品レビュー

東京大学CAST(著者),滝川洋二(監修)

2024/04/06

写真や編集は美しい。しかし対象者がよくわからない本。中学レベルの知識を基本としながら量子力学などにも少し触れている。大人が読むには少し退屈だが、小学生には難しい。また、各項目の説明文が短いので中学範囲をこの本で学ぶのは難しい。となると高校生が中学範囲の復習をしながら読む感じだろうか。

2024/02/09

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。

貸出：物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却：物性研図書室へ返却してください

2023/01/31

物理におけるキーワード的な項目について、ごく入門者向けに説明をしたもの。

光、音、電磁気と言う身近なものから、量理論、超ヒモ理論と言う難易なものまでが対象になっている。
またエルニーニョ現象やフェーン現象と言うニュースてお馴染みのワードまでも。

少し深掘りしたい人には、物足りないでしょう。中高生向けかな。
イラストが豊富で、歴史的なエピソードも加えてある。

2022/10/04

素朴な疑問に対して「それは〇〇効果によるものです」「〇〇力が関係しています」「〇〇にも使われています」といった簡単な回答と物理用語の紹介が繰り返される。
一つ一つの文章の短さとストックフォトっぽいきれいな画像の連続でサクサク読める。
興味の湧いた用語から色々調べて知識を広げていくための入り口として良い。

2022/05/15

物理学って面白そうだな、と思ってもらえそうな内容です。

日常の生活で経験している現象の物理的な原理をきちんと説明しているし、添えられている写真がとても美しい。

「はじめに」で、最先端の情報も扱っているので、物理をかじっている人にも新しい気づきがある、と書かれていたのも本当でした。

-270℃で電気抵抗がゼロになる「超電導」という現象があるが、-220℃とか-150℃でも「超電導」現象が起きたというニュースに凄いと思ったことがある。
「超電導現象」の利用が容易になるので、ノーベル賞級の発見ともてはやされたが、データをねつ造した不正とわかり憤慨したものだ。
それから20年以上経った今、室温で超電導となる化合物が発見されている。

最近では(物理学ではないが)STAP細胞論文の不正問題が記憶に新しいが、その後iMuSCs細胞というものが見つかっている。
これは、STAP細胞ではないものの、STAP現象という現象を経て(万能ではないが)多能性をもつ細胞ができたというもの。
10年後にはSTAP細胞もできているかもしれない。

昔の常識がいつまでも正しいという保証はない。フェーン現象のメカニズムも覆されていた。

ファインマンさんの有名な言葉が本書にも出てきた。
「高校生レベルの知識層に説明して伝えることができなければ、その人は科学を理解しているとは言えない。」
"科学"のところは、"政治"とか"経済"とかいろんな言葉に置き換えられる。

量子力学や素粒子論など、未だに良く分かる説明に巡り合えないのは、そもそも理解している人がいないからなのかも知れない。

#「1日1ページ 物理の教養365」は残念だったが、この本は良かった。
#ただし、説明文の字が小さいのがチト辛い。
＃「一度読んだら絶対に忘れない英文法の教科書」や「悩ましい国語辞典２」と並行して読んだので、学生時代に戻って理科と英語と国語の勉強をしているみたいになってしまった。

2022/03/31

簡潔なQ&A方式で

写真が美しくて

読むのが気持ちいい本

最初のほうはまだ

ふんふん　と読んでられるんですが

もう　後半になったら

死にます

量子力学・・・

まったく理解できません

読んでて　字がすべりますね

まぁ　自分が理解できる程度は

この本のここまでだな

と言うのが

分かっただけでもよかったです