読書会の教室 の商品レビュー
参加している読書会で司会をするかもしれないので、念のために読んでみました。 読書会に参加したい人と主催したい人のために書かれた本。とても優しいことばで書かれていて、本が好きで読書会が好きという気持ちで溢れています。 参加者としての心得 ・参加すると決めたら、どんな手段でもその日...
参加している読書会で司会をするかもしれないので、念のために読んでみました。 読書会に参加したい人と主催したい人のために書かれた本。とても優しいことばで書かれていて、本が好きで読書会が好きという気持ちで溢れています。 参加者としての心得 ・参加すると決めたら、どんな手段でもその日に課題の本を入手すること。 ・当日までに全部読めなかったら、どこまで読めたか伝えておくこと。 ・疑問や質問はメモしておくこと。 ・当日、本の感想は何を話してもいい。 好きだったセリフ、共感した一文、「苦手だった」「難しかった」など。 小さな差異が大切だから、他の参加者とほぼ同じ感想でもOK。 司会としての心得 ・しっかり本を読んでおく。 ・時間を守る。 ・始まる前に雑談する。 ・話者に耳を傾け、その他の人の表情を見て、話を振れるようにする。 ・同じ人が話し過ぎているときなど、話題を変える。 などなど、基本的だけれども大切なことが書かれています。 読書会の様子を文章化したページもあって、読みたい本がまた増え、色々な読書会に参加してみたいな、と思いました。 私が参加している読書会には色々な方が来られています。この本を読んで、ボランティアでやって下さっている代表の方に改めて「ありがとう」を言いたいです。 私が司会をするかどうか、出来るかどうかわかりませんが、あまり構えずに楽しみたいと思います。
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読書会がどういうものかの紹介の他、(著者以外の)読書会開催者との対談を通して、どのようなことを考えて開催・ファシリテートを行っているかが書かれている。 読書会にて紹介される本及び読書会そのものの、媒介としての効用を、上手く言語化しているという印象を受けた。 行政の立ち上げた本...
読書会がどういうものかの紹介の他、(著者以外の)読書会開催者との対談を通して、どのようなことを考えて開催・ファシリテートを行っているかが書かれている。 読書会にて紹介される本及び読書会そのものの、媒介としての効用を、上手く言語化しているという印象を受けた。 行政の立ち上げた本屋である、八戸ブックセンターの話はとても興味が持てた。
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読書会を開きたいと盛り上がっている仲間でまわし読み中の本。 スラムダンクを授業中にまわし読みしていたことが思い出されました。 チェックポイント☟ 〇本にはだいたい「問い」と「答え」がある。 問いを中心として読書会をする。 〇小説の場合は感想を言い合う。 〇言葉の泉である本につい...
読書会を開きたいと盛り上がっている仲間でまわし読み中の本。 スラムダンクを授業中にまわし読みしていたことが思い出されました。 チェックポイント☟ 〇本にはだいたい「問い」と「答え」がある。 問いを中心として読書会をする。 〇小説の場合は感想を言い合う。 〇言葉の泉である本について語り合うことで、それぞれの人となりが自然と浮き出てくる。 〇学校で読書会をしたら色んな人と自然と仲良くなれたかも。
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読書会とは何かから始まり、参加や主催の楽しみを具体例を挙げながら示してくれる本。 読書会楽しそう! と思えるのだが、紹介されている会の性質からか「ちゃんと本を読もう」という声が聞こえてくる感じもある。 読書は孤独だから読書会もいいよね。
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読書会に興味を持つ人のためのガイドブック。とても読みやすい。参加したい人、企画したい人に分けられているが、企画・開催が楽しいということで、その部分の記載が多め。実際の読書会の様子が文字起こしされていて、どんな様子なのかがわかりやすかった。
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【内容紹介】 みんなで読むと こんなに楽しい! 大ブームの読書会。だけど、参加する勇気がない?主催したい。でも、何をすればよいかわからない?大丈夫!話題の書店〈双子のライオン堂〉が教える 手とり足とりの決定版ガイドブック! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 私が考え...
【内容紹介】 みんなで読むと こんなに楽しい! 大ブームの読書会。だけど、参加する勇気がない?主催したい。でも、何をすればよいかわからない?大丈夫!話題の書店〈双子のライオン堂〉が教える 手とり足とりの決定版ガイドブック! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 私が考える「コロナウイルスによってもたらされた良いこと」の一つが、オンライン飲み会です。距離という壁を飛び越えて、オンラインで集まる文化が生まれたのは画期的と言えると思います。その中で、大学時代のサークル仲間で集まって始めたのが読書会です。「読書会」といってもそれほど堅苦しいものではなく、毎回お題を決めて、それに当てはまる本を紹介し合って…という形式のゆるーい会です。紹介される本も漫画がメインで、古典文学に精通しているメンバーもいません。 読書会を始めて早2年が経ち、これからさらに楽しい会にするにはどうすればよいだろう?と考え、この本を手にしました。前半は主に読書会を運営する側のノウハウ、ファシリテーターとしての心構えなどがしっかり書かれている印象ですが、後半はタイトルそっちのけで読書愛溢れる座談会が展開されていきます笑 個人的に一つ気になったのが、読書会におけるメンバー一人一人の「読書レベル」です。「どのような人にも門戸を開けることが重要」と説いていますが、参加する側の立場からすると「どこまで本に精通しているか」という点は非常に重要な要素だと思います。例えば、普段本を読まない人がいきなりドストエフスキーの話題を振られたらどう思うでしょうか。読書量は積み重ねです。例え「参加の仕方は人それぞれ」だったとしても、課題本以外の、タイトルすら聞いたことがない本の話で盛り上がられると、参加者自身も居心地が悪いし、主催者側もすごく気を遣うことになり、結果として楽しくない場になってしまうと思います。一方で、あまり本を読まない人のレベルに合わせると、それはそれで物足りない参加者が出てきてしまうとも思います。わからなければ興味を持って質問する、わかる人は補足解説をしてあげる、といった自然な気遣いがあることが、見ず知らずの人を集めて開催する読書会では特に重要だと思いました。 ちなみに私が住んでいる町で読書会を探したところ、1件もヒットしませんでした。時間ができたら自分で立ち上げてみようかな。オンラインとオフライン、2つの読書会がある人生なんて楽しすぎると思います!
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読書会をするので読んでみた。 思ったほどのノウハウ本ではなかったが、二人でもできるし、どんな形でもいいと言ってくれると、とても気持ちが楽になりますね。
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新型コロナをきっかけに自分の時間ができて本を読むようになってから2年、あちこちの読書会にも何度か参加して、昨年8月には自分の勤める会社でも読書会を立ち上げた。どうやったら読書会を盛り上げることができるかノウハウが欲しくて、この本を手に取った。 私が読書会を創設した目的は、本好き...
新型コロナをきっかけに自分の時間ができて本を読むようになってから2年、あちこちの読書会にも何度か参加して、昨年8月には自分の勤める会社でも読書会を立ち上げた。どうやったら読書会を盛り上げることができるかノウハウが欲しくて、この本を手に取った。 私が読書会を創設した目的は、本好きな人達が語らう場というよりも、優秀な若手を辞めさせないための施策だった。古臭い組織の中で苦しんでいる若者達に魅力的な場所を提供して、若手同士が繋がって欲しいと思っている。 顔見知りの社員100名に声かけて、参加してくれる人は3割程度であり、リピーターになってくれる人はそのさらに3割程度である(つまり9%)。少数の常連メンバーに支えられ、月2回のペースで細々と続けているが、どうしたら参加者(特に初めて来る人)に満足してもらえるか日々悩んでいる。 会の募集の仕方、会場の準備に加え、冒頭のアイスブレイク手法、話題の切り替え方、タイムマネジメント、参加者への話の振り方など、大事なエッセンスをこの本で学ぶことができた。初めて読書会に参加する人の心理的ハードルはとても高いことや、参加者に安心して楽しんでもらえるよう、きめ細やかに配慮する必要性を再認識した。ついつい、リピーターさんと内輪の会話になってしまいがちなので反省している。 まだまだ自分はファシリテーション能力が低く、読書会を存続させることに必死で、余裕が無いんだなあと痛感した。やみくもに読書会の規模を拡大させるのではなく、まずは参加してくれる方々と丁寧に話して、アイディアを募りたいと思う。読書会後のアンケートも実施したい。
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去年の読書にまつわる個人的ビッグニュースは、一人じゃ絶対読めなかったトマ・ピケティ「21世紀の資本」を友人と一週間一章、四週間で読み切ったこと。面白がってくれる奇特な人がいたことと、リモートで時間決めて定期的に話せることが重なって、自分の本棚の積読キングの大著を読めたことは新しい...
去年の読書にまつわる個人的ビッグニュースは、一人じゃ絶対読めなかったトマ・ピケティ「21世紀の資本」を友人と一週間一章、四週間で読み切ったこと。面白がってくれる奇特な人がいたことと、リモートで時間決めて定期的に話せることが重なって、自分の本棚の積読キングの大著を読めたことは新しい読書体験でした。いつも読書は個人的体験で、読後の自分との対話、ということでブクログ使わせてもらっていますが、やっぱり違う人と同じ本の話をするのは、楽しい!と思います。なかなか付き合ってくれる人、いないけど…なので本書は広告で知ってすぐ読みました。この本が、知っている人と本の話をするだけじゃなくて、知らない人と本の話をするという自分にとって未体験の扉を開けてくれるきっかけになるといいな、と思いました。本書に出てくるハンナ・アーレントが「人間の条件」で触れているテーブルの話、とてもいい。「僕らはテーブルを介して結びつく。でもテーブルがあるから一定の距離は保たれる。テーブルは人びとを結びつけると同時に人びとを分離させている」テキストはテーブルようなもの。本の話をする、ってことの本質、感じました。読書会というサードプレイス、掘ってみたくなってます。と、いうことでブクログに読書会機能つけるのって、どうですかね?思いつきですが…
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https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/16-e1clt62 読書会について、抜け漏れなく書かれています。参加すること、主催すること、その楽しみ、苦労なども少し。なかなか網羅的で、とりあえず読み終わると、誰かと本の話がしてみたくなります。 テ...
https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/16-e1clt62 読書会について、抜け漏れなく書かれています。参加すること、主催すること、その楽しみ、苦労なども少し。なかなか網羅的で、とりあえず読み終わると、誰かと本の話がしてみたくなります。 テクニック的なこともあるだろうけど、結局マインドなんだよなあと思う。何かに参加しよう、主催しよう、楽しもうという気持ちがあるから、読書会は盛り上がる。人が集まってくる。
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