父がひとりで死んでいた の商品レビュー
田舎に住む高齢の親と離れて暮らすという境遇が、著者と似ており、いろいろ考えさせられました。 少しづつ、用意をしていこうと思います。
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私も親と離れて暮らしているけど、このタイミングで読めて本当によかった。 実務的な部分はもちろん、心の持ちようについても参考になるところがたくさん。 ご両親との会話、思い出について触れられている箇所では、思わず涙が出てしまった。 この手の本で泣くなんて、なかなかないことなので我なが...
私も親と離れて暮らしているけど、このタイミングで読めて本当によかった。 実務的な部分はもちろん、心の持ちようについても参考になるところがたくさん。 ご両親との会話、思い出について触れられている箇所では、思わず涙が出てしまった。 この手の本で泣くなんて、なかなかないことなので我ながらビックリしてしまった。 「生きているうちは、生きていかなくちゃね」というお母様の言葉は、私自身にもすごく響いた。 さぁ、元気なうちに色々動き始めよう。
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親を亡くすというつらい出来事に加え、全てのモノの分別、処理、管理が突然一気にのしかかる。ましてや著者は一人っ子。 が、兄弟はいれば良いというわけでもなく、余計ややこしくなる場合も世の中にはあるだろう。 でもやはり一人で背負うのはつらい。 友人や親戚の力を借り何とか乗り越えつつ、文...
親を亡くすというつらい出来事に加え、全てのモノの分別、処理、管理が突然一気にのしかかる。ましてや著者は一人っ子。 が、兄弟はいれば良いというわけでもなく、余計ややこしくなる場合も世の中にはあるだろう。 でもやはり一人で背負うのはつらい。 友人や親戚の力を借り何とか乗り越えつつ、文章として世に発信してくれた著者にありがとう。 タイトルが衝撃的だけど、誰にも起こりうる。
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親を送るのはまだまだ先とはいえ、読んでよかった!まだ、こういう話するの嫌がるだろうなあ。。でも、忙しさにかまけて全然実家に子どもを連れて行ったりできてないので、そういうことはもう少し意識的にしてあげようかなあと思うのであった。
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「日経xwoman ARIA」で読んで、ちょうど自分にも介護問題が発生しつつあるときだったので、興味をもって読んだ。 起こった出来事はなかなかにすさまじくて、それだけでも読み応えはあるのだが、個人の体験に終始しているというか、困った状況を解決するための手立てや社会的な問題点を追求...
「日経xwoman ARIA」で読んで、ちょうど自分にも介護問題が発生しつつあるときだったので、興味をもって読んだ。 起こった出来事はなかなかにすさまじくて、それだけでも読み応えはあるのだが、個人の体験に終始しているというか、困った状況を解決するための手立てや社会的な問題点を追求していこうという感じがあまりなくて、ノンフィクションとしては物足りないものを感じた。 文体もあまり好きになれず。自分が上京してきたときのことを「片道チケットを握りしめ」というのは、読んでいてこちらが恥ずかしくなってしまった。
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一人暮らしの父と重なり、読んでて苦しくなりました。いろんな覚悟が必要ですね。また数年後に再読します。
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勝間和代さんが言及していたので気になって買ってみた。 内容はタイトルの通り。東京で編集者として暮らす筆者が、地元で一人で暮らしていた父の訃報を知り、知人の助けを借りながらも、基本的には孤軍奮闘しながら死後の処理をしていくというもの。 認知症の母の面倒を見たり、父が残した4匹の...
勝間和代さんが言及していたので気になって買ってみた。 内容はタイトルの通り。東京で編集者として暮らす筆者が、地元で一人で暮らしていた父の訃報を知り、知人の助けを借りながらも、基本的には孤軍奮闘しながら死後の処理をしていくというもの。 認知症の母の面倒を見たり、父が残した4匹の年老いた猫を引き取ったり、筆者の苦労はとてもよく伝わってきた。 サラッと書いているけど、父が契約していたインターネットのためのルーターを探して業者に返送するとか、地味に大変だと思う。そういうことが連続して、しかも期限を伴って押し寄せてくるので、やっぱり死後の処理って大変だよな…と再認識。 コラムという形で章の間に紹介される実践知識は勉強になった。家族投信、ペットの生涯施設など、初めて知ることがいくつかあった。 ただし全体的に、実務的な面よりも、筆者のエッセイとしての側面が大きい。「50代女性」と聞いて想像する円熟さみたいなものは薄く、正直言うと少し稚拙な雰囲気は感じた。けれど、それがかえってリアルなのかも。両親を想う時、一人の子どもに戻ってしまう、みたいな。 特に終盤では筆者の半生が語られるので、ちょっと面食らってしまう。同じような人生を歩んできた読者にとっては、なおさら本書に引き込まれてしまうとは思うけど。 それでも終活系の本の入門書としては、悪くないではないかと思った。少し、心の準備をさせてもらえる感じ。文章に携わる仕事をしているだけあって読みやすい。タイトル付けも巧すぎる。 あと、この事が起こったのが2020年。出版されたのが2021年ということで、コロナに関する当時の空気感も感じられた。東京から地元に戻ることがあまりにも憚れた当時。この時期に、死後処理をすることが、輪をかけて大変だったことが分かる。 (書評ブログもよろしくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2022/05/09/%E3%80%90%E7%B5%82%E6%B4%BB%E5%85%A5%E9%96%80%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%80%91%E7%88%B6%E3%81%8C%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%A7%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%9F_-_
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「介護や相続について、親が元気なうちから備えておかなければならなかったということです。私の場合も、事前に手を打っておけば対処できたことがいくつもありました。」7頁とあり、認知症や急死などを想定すると、親と会話が成立する時間は限られたものなのかもしれないという不安を覚えました。親族...
「介護や相続について、親が元気なうちから備えておかなければならなかったということです。私の場合も、事前に手を打っておけば対処できたことがいくつもありました。」7頁とあり、認知症や急死などを想定すると、親と会話が成立する時間は限られたものなのかもしれないという不安を覚えました。親族の連絡先さえ、親が知っているだけになってしまっていることなど、あれこれの場面を自分に置き換えて読んでしまいました。
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共通項は一つもないが、世の中には如月さんの様な方も沢山いらっしゃることを想像できた。そして、その様な方の心を間違いなく軽くすることが可能になる意義ある本だと感じた。
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