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黒狼王と白銀の贄姫 の商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2024/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

敵国同士の政略結婚から、身分の偽装や毒殺未遂など事件を乗り越えて最後、ハッピーエンドまでの流れが凄くまとまっていた1巻。2巻、3巻と二人やその周囲の人々のこれからが気になるお話でした。

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2024/02/29

黒狼王と恐れられているオルティウスの元に嫁ぐことになる、白銀の髪を持つエデル。 2人の純粋で、ひたむきな愛が随所に散りばめられています。エデルに惹きつけられ目が離せないオルティウスのように、わたしもまた2人から目が離せなかった。読みやすくて読み応えがある王道ラブストーリー。

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2023/08/28

普段からピッコマのカラー漫画にどっぷりハマってるので、こういう系(説明が難しいです)のストーリー大好きなんですよね〜。ピッコマでは専ら漫画派ですが、紙媒体だと小説も読みます。 中学高校の頃に特にこういう作品を多く読んでいましたが、久しぶりに読んでもやっぱり好みは変わってませんね...

普段からピッコマのカラー漫画にどっぷりハマってるので、こういう系(説明が難しいです)のストーリー大好きなんですよね〜。ピッコマでは専ら漫画派ですが、紙媒体だと小説も読みます。 中学高校の頃に特にこういう作品を多く読んでいましたが、久しぶりに読んでもやっぱり好みは変わってませんね(笑)。今はバイトもしており、財力も昔よりはあるので、昔読んでた作品の続編だったり、再読だったり、今回のように新地開拓もしていきたいなと思ってます。 ということで、早速この作品は2巻と3巻もあるということで、Amazonでポチって来ました(^^)読むのが楽しみです。 ちょっと自分で書いてて恥ずかしいですが、私の好きなパターンが詰まってました。虐げられてきたヒロインが、黒い噂のある人の元に嫁いだら、いつのまにか溺愛系に...。ヒロインが庇護欲掻き立てる系のヒロインってのもありますね。昔から相も変わらずこういう展開大好きです( ̄▽ ̄;) 今回は1巻ということもあってか起承転結が綺麗にまとまっており、途中、様々な事件や難関が待ち受けていて、最後はハピエンに落ち着く。 このハピエンからまた何かしら起こるんだろうな〜と思うと2巻、3巻の予想が立たず到着が待ちきれません(*^^*)

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2023/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

発刊時から読みたいと思っていた作品。 主人公・エデルと政略結婚の黒狼王・オルティウスが、徐々に距離を近づけていく様子は、良くも悪くもあっさり。 エデルが命狙われまくり、王座を狙う陰謀あったりするけど、全てライト。だって、ライト文芸だもん。 ほっこりした人向け。ドロドロした駆け引きや殺戮を求める人におすすめできません。

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2023/07/16

序盤はヒロインがひたすら可哀想でした。文章からも痛そう、冷たそうというのが伝わってきて痛々しかったです。話が進むにつれてヒーローのことが好きになり想いが通じ合ってよかったです。 ヒーローも野蛮な国王と周りから言われるような描写もなく威厳があり、優しく、ヒロインに甘い人物で王道な身...

序盤はヒロインがひたすら可哀想でした。文章からも痛そう、冷たそうというのが伝わってきて痛々しかったです。話が進むにつれてヒーローのことが好きになり想いが通じ合ってよかったです。 ヒーローも野蛮な国王と周りから言われるような描写もなく威厳があり、優しく、ヒロインに甘い人物で王道な身代わり婚話でよかったと思います。

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2022/05/27

 妾腹ということで王妃らに虐げられて育ってきたゼルスの王女エデルは、戦に負けた代償として義姉の身代わりで戦勝国へ嫁ぐことに。相手は「黒狼王(こくろうおう)」と渾名されるオルティウス。野獣のような体で闘うことしか能がないと噂の蛮族の王。しかし結婚の儀の日にエデルが対面したのは、瞳に...

 妾腹ということで王妃らに虐げられて育ってきたゼルスの王女エデルは、戦に負けた代償として義姉の身代わりで戦勝国へ嫁ぐことに。相手は「黒狼王(こくろうおう)」と渾名されるオルティウス。野獣のような体で闘うことしか能がないと噂の蛮族の王。しかし結婚の儀の日にエデルが対面したのは、瞳に理知的な光を宿す黒髪長身の美しい青年で――。  やがて、二人の邂逅は王国の存続を揺るがす事態に発展するのだった…。  激動の運命に翻弄される、波瀾万丈のシンデレラロマンス!  【本書だけで読める、番外編「移ろう風の音を子守歌とともに」を収録】

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2022/01/28

エデルとオルティウスが互いに惹かれていく過程が無理なく描かれていて、感情移入しやすかった。またエデルが守られてばかりの悲劇のヒロインではなく、自らオルティウスの為に何が出来るか、オストロムの王妃として何が出来るかを常に考え、行動しているところが良かった。

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2021/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エデルの薄幸ぶり、命の狙われぶりが半端ない。 虐げられるさまが本当に見ていられないほど酷くて。 妾腹というだけで虐げられ、義姉の代わりに敵国に嫁がされ、嫁いだ先でも祖国の監視の目は緩まず、折檻される日々。 挙句には何度も何度も命を狙われる羽目に。 敵国とはいえ王妃になり、若き王の庇護下に入っても、全く安心できない日々。 幸い、オルティウスが早々に惚れてくれたのと、早々に彼女の正体を見破ってくれ、その上で受け入れてくれたのはよかったが、それでも万全ではなかった。 彼女の母を恨む気持ちは話が進めば進むほどより強くなり、その矛先はすべて娘であるエデルに向かった。 オルティウスに思われていても、何度生死の境を彷徨ったか。 黒幕は分かっているのに、国家間の問題でもあるため、単純に極刑にできないあたり、政治的駆け引きも相まってリアルだが歯がゆくもある展開。 安易に手出しができないのが、本当に現実的でぎりぎりと歯噛み。 その割に容易にエデルは狙われる訳で。 そこにオルティウス側の事情も関わってくるので、ややこしいことに。 最後の騒動、やはり理解者が最大の敵になるのが、分かっていた展開だったけど辛かった。 しかもエデルにとって、オルティウスにとって、それぞれの理解者だった点がもう。 ここが手を組むかと。 序盤にそれは多少匂わせてはあったけれども。 こういうとき、引きずるのは男性の方である。 国内の混乱もようやく落ち着いて、最初はがりがりで体力のなかったエデルも子供を産めるまでに。 これでようやく落ち着いて国政も子育てもできるだろう。 不幸すぎる人生に何度も命を狙われてきたエデルだから、これからは心安らかに幸せな日々を過ごしてほしいと思う。 オルティウスとなら、きっとそれができるだろう。

Posted byブクログ