ご注文はうさぎですか?(Volume10) の商品レビュー
新キャラは徐々に日常にフィットしていっている感じ。話の時間を進めるために出てきたキャラと思われるし、それぞれが新しい仲間と新しい時を過ごす時間が生まれてきている。高3組の進路の話も具体的になってきて、まるで自分の子供が巣立っていくような寂寥感を感じるがきっとこの娘達は自分で道を切...
新キャラは徐々に日常にフィットしていっている感じ。話の時間を進めるために出てきたキャラと思われるし、それぞれが新しい仲間と新しい時を過ごす時間が生まれてきている。高3組の進路の話も具体的になってきて、まるで自分の子供が巣立っていくような寂寥感を感じるがきっとこの娘達は自分で道を切り開いていくのだろう。残されてしまう立場になるチノちゃんも寂しくならないようにケアされているのも一層切ない。
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雑誌「まんがタイムきららMAX」に連載されているKoiの「ご注文はうさぎですか?」の第10巻です。本巻は久しぶりに日常回です。新しい仲間も増え、賑やかさも増量です。でも、みんながきちんと成長している姿が描かれていて微笑ましいです。さすがに大学生のリゼとの絡みは難しそうです。ユラぐ...
雑誌「まんがタイムきららMAX」に連載されているKoiの「ご注文はうさぎですか?」の第10巻です。本巻は久しぶりに日常回です。新しい仲間も増え、賑やかさも増量です。でも、みんながきちんと成長している姿が描かれていて微笑ましいです。さすがに大学生のリゼとの絡みは難しそうです。ユラぐらいの感じがちょうど良いのかな。高校生組も外の世界を知って、視野が広くなりココアたちの卒業後のお話も出てくるようになり、そろそろ、ごちうさの世界も終わりに近づいているんだろうか。
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新キャラのフユちゃんの猫ちゃん感で可愛いです。 そして原点回帰なのかいくつか過去のごちうさのシーンをオマージュしたのを見られるのももしかして終わるのに近くなって来ているのかな?
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新キャラ出てきてまだまだごちうさ続くのかと思ってたけど,もしかして話が終わりに向かっている?? そのように捉えるとこの作者は物語を穏やかに進めるのが本当にうまい。
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シャロは都会の国立大学へ ココアは都会でパンの修行 千夜はリゼと同じ大学にいくのかな 11巻は夏のお話だそうで まだまだ終わらないでほしい(泣)
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中学生組が高校生に成り、リゼは大学生、ココアや千夜は別クラス。そして高校一年生達は早速バイトを初めて…… こうして見ると皆バラバラの所属やバイト先になってしまったんだなぁ。 それでも、なぜだか集まってしまうし、集まれば所属がバラバラであることなど全く感じさせない仲の良さを見せる。...
中学生組が高校生に成り、リゼは大学生、ココアや千夜は別クラス。そして高校一年生達は早速バイトを初めて…… こうして見ると皆バラバラの所属やバイト先になってしまったんだなぁ。 それでも、なぜだか集まってしまうし、集まれば所属がバラバラであることなど全く感じさせない仲の良さを見せる。これぞごちうさメンバーと言った感じだね だからこそ気になってしまうのは旅行先で出会い、新年度になると共に本格参入する運びとなったフユ、ナツメ、エルの三人の立ち位置。特に三人ともライバル店ブライトバニーの関係者だというのだから、既存キャラのライバルとして扱わたっておかしくない それがどうして、高校一年生組に自然に溶け込ませつつ、それを導入に先輩達とも自然に馴染んでいるね これは意外な驚きでありつつ嬉しいポイントだったかな そうした中で目に入ってくるのはチノの成長 ラビットハウスでの立ち位置は変わらないけれど、高校ではマヤ・メグとは離れてしまった。それがフユとの関わりを通して、これまで前面に出ることが少なかったチノのしっかりした一面が前に出てくるようになったね 同学年だけれど、フユはこの街に越してきたばかり。それにフユには自分や自分が親しい者達の良い所をたくさん教えてあげたくなる。チノはフユを引っ張る役どころとなり、それがチノの成長に繋がっているように思えたよ あと、学友とも自然に馴染めているっぽい点にはちょっと驚いてしまったり。まさか天然人たらしになっているとは…… ナツメとエルは社長令嬢であると隠してマヤ・メグと関わり始めてしまった点が足を引っ張るんじゃないかと悪い予感が有ったのだけど、特にそのような事態にならなかったのは安心したかな。というか、そういった意味では本物のお嬢様なリゼが普通に混じれているのだから気にするようなものではなかったんだろうけど 自分達の家が経営する店なのに、店員にビビって逃げ出す様にはちょっと笑ってしまったかな。エルもナツメも良い意味で引っ込み思案な感じなようで だからこそ、エルが皆の大切な場所を守る為に会社の取引に口を出すとは思わなかったな。権利の濫用とも受け取れる行為だけど、それだけエルが本気だったという証でも有るのだろうね チノは成長を見せ、新たに街にやってきた友達とも仲良くなれている。それはもしかしたら姉離れに繋がるかもしれない予兆であり… そんなタイミングでココアが仄めかしたのは高校卒業後の進路。リゼは大学進学しても街に残ったけれど、誰もがそのような道を辿るわけではない。離れる時はやってくる だから千夜はシャロの宣言に動揺したわけだし、チノもココアの仄めかしに気が散ってしまった でも、この巻で何度も示されたように、所属やバイト先が異なってもなんだかんだ集まってしまうメンバーなのだから、ココアやシャロが都会へ行ってしまってもなんだかんだ集まってしまう気がするなぁ そういった意味では青山さんの言葉やココアのサプライズ予告はチノを安心させるものになったようだね それにしても、あのココアが『街の国際バリスタ弁護士』を可怪しいと思うようになってしまった点に何故かショックを受けている自分が居る……。あのココアが……
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まずチノの成長に感動した。自信がない時不安な時、ココアやリゼ、シャロ、千夜と過ごした日々を思い出して1本踏み出す様子や前巻の「姉チャージ」をしている様子も良かった。 そして何より高3組の進路が段々はっきりと描かれてきていて、いつか来る別れだと分かっていても胸がつまる。 どんな結末を迎えようと彼女達はきっと笑顔で木組みの街を出てまた戻ってくるのだと確信がある。
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