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誰よりも、うまく書く の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/06/11

文章術の本として非常に参考になる部分が多かった。ノンフィクションについての項目がメインで、インタービューの方法、旅行記、スポーツ、科学など幅広く抑えられている。 参考文章が全て海外文学ということもあり、例として飲み込みにくい部分はあったが、非常に満足できた。

Posted byブクログ

2024/05/21

文章が難しい感じだけど、目次を見ると要点はわかるからいい本だと思う。もう少し文章を書くステップアップしたいときに、また読んでみたいなっておもった。

Posted byブクログ

2022/08/05

眠くて頭に入ってこない文章だったが、訳者後書きから本書へ好印象を覚えたので、頑張って読み進めた。内容自体は面白かった。英語を訳している影響か、名文として紹介されている文章も頭に入ってこなかったが、二、三度読み、噛み砕けばとても面白かった。ノンフィクションの書き方として、かなり参考...

眠くて頭に入ってこない文章だったが、訳者後書きから本書へ好印象を覚えたので、頑張って読み進めた。内容自体は面白かった。英語を訳している影響か、名文として紹介されている文章も頭に入ってこなかったが、二、三度読み、噛み砕けばとても面白かった。ノンフィクションの書き方として、かなり参考になった

Posted byブクログ

2022/06/04

米国で古典的ノンフィクションライティングの指南書ということである。無駄に修飾する形容詞や副詞、曖昧な表現の排除とか能動表現の使用といった、前半は英語の文章に対する指摘がありますが、根本的には日本語にも共通する簡潔に、というメッセージが読み取れる。 冗長で、しかも小難しい鼻持ちな...

米国で古典的ノンフィクションライティングの指南書ということである。無駄に修飾する形容詞や副詞、曖昧な表現の排除とか能動表現の使用といった、前半は英語の文章に対する指摘がありますが、根本的には日本語にも共通する簡潔に、というメッセージが読み取れる。 冗長で、しかも小難しい鼻持ちならない気取った表現なんてものは、不必要なのだ。 これは理解したつもりでも、自分の文章に自信がないからだろうどこかでみたような表現を借りてきて補完してその自信なさを隠してしまおうという浅ましさはあるあるですよね。 ノンフィクション作家としての心得でもあり、私的な回顧録なんかにも通ずるのは、自分の言葉・自分が良いと思うことを素直に表現すること、かつ有体なことではなく微に入り細を穿つような個人的な体験を披露することが良い作品となる条件なのだ。他人に迎合するような文章は退屈に感じられるし、逆に共感を起こさない。 第Ⅳ部の心構えの章で、作家とは大胆さと活力と陽気さが必要だ、たとえ良い気分ではなかったとしてもというコメントがあるが、これはその他仕事や人生にも応用すべき信条。つまりは、自分で自分を奮い立たせて向き合わなければ、決して良いものは生まれないし他人に興味を持ってもらえるものとはなり得ない。自分のストーリーを披露するのだから、そこに魅力的な感触がないとそりゃそうだよね。自戒自戒。 後は、一般的で広く大衆に広まっていることの二番煎じをつらつら述べるのではなく、対象となるテーマで実際に当事者と関わっている人へのインタビュー、本音なんかを拾いにいく、そんな気概も大切なのだ。その中でも、話題を広げすぎずに要所だけを的確に簡潔に魅力的に。 物書きではありませんが、相当な懊悩と挫折と後悔と孤独などなど精神的にまいってしまう職業なのではないかなと、そんなリスペクトを胸に抱きます。

Posted byブクログ

2022/05/02

2015年に92歳で没したジャーナリストでノンフィクション作家のウィリアム・ジンサーが、多様なテーマに合わせたノンフィクションの書き方を事細かに記した本。 英語の単語や文法に基づいているため、すべてのテクニックを流用できるわけではない。ただ、少なくとも基本的な部分は英語も日本語...

2015年に92歳で没したジャーナリストでノンフィクション作家のウィリアム・ジンサーが、多様なテーマに合わせたノンフィクションの書き方を事細かに記した本。 英語の単語や文法に基づいているため、すべてのテクニックを流用できるわけではない。ただ、少なくとも基本的な部分は英語も日本語も共通である。ウィリアム・ジンサーの4つの信条「明解さ、シンプル、簡潔さ、人間味」は、今まで読んだ文章のためのハウツー本全てに共通して書かれていた。覚えておきたいポイントだ。 他にも文章を書くにあたって覚えておきたいことが幾つかあったのでメモしておく。 ・文章は模倣から学ぶ ・自分を喜んで取り組めば、読ませるに値する読者なら楽しんでくれるはず ・何度も推敲して余計なものを削ぎ落とす

Posted byブクログ