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戦争の未来 の商品レビュー

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2022/10/10

過去に起きた戦争において当時の人々が次の戦争をどのように考えてきたかを知ることができる。 【概要】 ●「次の戦争」についての歴史 ●冷戦後の内戦や政情不安、テロリズム ●将来戦の大きな要素となりそうな概念 【感想】 ●19世紀半ば以降の戦争について歴史を振り返ることができる。...

過去に起きた戦争において当時の人々が次の戦争をどのように考えてきたかを知ることができる。 【概要】 ●「次の戦争」についての歴史 ●冷戦後の内戦や政情不安、テロリズム ●将来戦の大きな要素となりそうな概念 【感想】 ●19世紀半ば以降の戦争について歴史を振り返ることができる。その意味で本書は国際政治学などの参考書的な使い方もできる。 ●一方で、技術的な内容はあまり記載されていない。 ●題名である「戦争の未来」はこれからの未来ではなく、過去の節目におけるそれぞれの未来を示していると受け取った。

Posted byブクログ

2022/09/07

過去の戦争を振り返りつつ、将来の戦争のありようを考察するような内容が書かれているかと期待して読んだが、正直期待外れだった。 たくさんの参考文献で長い文章が書かれているが、言いたい内容が明確ではなく、ただ長いコラムをずっと読んでいる感じだった。

Posted byブクログ

2022/05/22

戦争の未来を人類はどう予測してきたか、それが実際あてにはならないものの参考にはなることを書いている。原題の副題にa historyとあるとおり過去の未来予想の話であって未来予想それ自体ではない。 第一部は戦争の形態に関してで、1800年代から決戦、決着のつかない戦争、残虐さ、総力...

戦争の未来を人類はどう予測してきたか、それが実際あてにはならないものの参考にはなることを書いている。原題の副題にa historyとあるとおり過去の未来予想の話であって未来予想それ自体ではない。 第一部は戦争の形態に関してで、1800年代から決戦、決着のつかない戦争、残虐さ、総力戦、核戦争。 第二部は冷戦後がメインで、科学的なアプローチ、死者のカウント、民主制度、破綻国家、資源、介入、対反乱、対テロ等について、 第三部は近年のもので、ハイブリッド戦争、サイバー戦争、ロボット、メガシティと気候変動等。 なんかつまらなかった。

Posted byブクログ

2022/04/19

本書を読もうと思ったきっかけはロシアのウクライナ侵攻を少しでも理解しようと思ったことだ。その目的に適しているかどうか分からないが、とても情報量が多い本である。戦争の歴史から始まり、ドローンやAIなど最近の戦術についても触れる。戦争について様々な分析がなされているが、戦争を数値化し...

本書を読もうと思ったきっかけはロシアのウクライナ侵攻を少しでも理解しようと思ったことだ。その目的に適しているかどうか分からないが、とても情報量が多い本である。戦争の歴史から始まり、ドローンやAIなど最近の戦術についても触れる。戦争について様々な分析がなされているが、戦争を数値化して分析することは悉く失敗しているようだ。歴史に残る戦争は人類史上、たくさんやってきた。それでもサンプルが不足しているのか、過去の戦争から学問としての戦争を科学にできないようだ。これは個人的な意見だが、人は生き延びることにも必至だが、人を殺すことも必死で、常に戦争を進化させているのだと思う。重厚な本なので、じっくりと戦争について考えたい人向けの本である。

Posted byブクログ

2021/12/21

想定外の戦争はなぜ起こるのか?近代以降に予想された「将来戦」と実相を比較、戦争の不確実性を分析、複雑怪奇な現代の危機を説く

Posted byブクログ