躯(からだ) KARADA の商品レビュー
割と平凡。 タイトルからは、もっと特殊な世界を期待したけど、まぁよくある話。 身体って言うタイトルに振り回された感じかな。 最後の話は、会長さんがいい人でよかった。
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アンソロジーで短編を読んで気になってた作家さん。殺人鬼や明らかな異常者(ちょっとヤバめな人はいたけど)が出てくるわけではなく、日常に潜む狂気がほんの少しのきっかけで表出する怖さ、薄気味悪さを感じる作品集。「臍」が好きかな。
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表紙に惹かれて図書館で借りました。乃南アサさんの小説は初めて読みましたがちょっと物足りなかったのですが短編だからかもしれません。
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自分が中学の時に足が太いって男子に馬鹿にされた時の怒りと悔しさ、そして周りの目への恐怖を思い出しました。そんな作品
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乃南アサさんの短編は初めてでした。どれもちょっと怖い、それからクスッと笑う場面があったりと、どの話も良かったです。臍の整形にのめり込む主人公の気持ちの描写が良かったです。
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中年以上に差しかかった頃、高校時代の同窓会で、ある男子が「女性の後ろ姿だけでだいたいの年齢を当てるにはどこを見ればよいか」を皆に力説してくれて、大笑いしたことがあります。お尻、肘、膝の裏。本作はなんだかその説を証明するかのようだなぁと苦笑い。 ほかに登場する部分もヘソ、顔のシワ...
中年以上に差しかかった頃、高校時代の同窓会で、ある男子が「女性の後ろ姿だけでだいたいの年齢を当てるにはどこを見ればよいか」を皆に力説してくれて、大笑いしたことがあります。お尻、肘、膝の裏。本作はなんだかその説を証明するかのようだなぁと苦笑い。 ほかに登場する部分もヘソ、顔のシワ、つむじ、顎といった、特に老いの現れる部位として描かれているわけではない場合も、見た目を多少なりとも気にする人であれば、コンプレックスの集まるところ。 ハッピーエンドは無し。気にせずにいられたらよかったのか。だってどうせなら、やはり美しく強く生まれたいでしょ。
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身体にまつわる短編集。 なかなかに後味の悪い話です。 執着って怖いね、という。 特別に目新しい内容ではないけど、サクッと読めます。
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臍(へそ)/血流/つむじ/尻/顎(あご) 人体のパーツに絡む、ある意味異常な思考や行動。 読みながらクラクラする。日常の思考から離れてしまっても、それを異常と思わないその異常さが読み続ける気持ちを暗くする。 ちょっと疲れたな
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面白かったです。 現実世界でもそうですが、「デブ」「ハゲ」「ブス」など、誰かの何気ない一言で自分を見失ってしまうのは悲しいことだなと感じました。 想像力に乏しいのか、それぞれのストーリーの終わり方だけ毎回「???」となってしまいました。
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タイトルなどから フェチ的な物を想像してましたが、 マニアックなものではなく、 誰もがコンプレックスに思うような題材でした。 美容整形、薄毛治療、拒食症、ボクサーを目指す少年、血を見ると興奮する男の 短編集。 どれも面白かった。
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