ばけもの の商品レビュー
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一つの物語かと思ったけど、いくつかの小さな物語がたくさん入っていた。 絵があると読みやすい。可愛いわけではないけど、怖くもない。 遠野のばけものたちのお話。 最後に遠野の簡単な地図付き。物語の中の地名がどの辺りなのかがざっと分かる。 どこにでもありそうな話だけど、こういう民話を改めて読むのもいいなと思った。 思ったより怖くなかったけど、満足。
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作:柳田国男、文:京極夏彦、絵:飯野和好。原作は「遠野物語拾遺」の170→172→229→177→123→118→197→37→235がこの絵本にあたる部分だと思われる。遠野物語って昔の話ばかりかと思ったら明治維新の頃のエピソードも入っていたりして、少し驚いた(おまくの話に少しあったのだが)。それと兎が襲ってくるところは「Re:ゼロ」、幻の沼は「ONE PIECE」のオールブルーを想起してしまった。多分、まったく違うとは思うが、何気にいろんな作品に影響があったりしてとか思ってしまいました。最後は「遠野だけでない。そうした話はどこにでもあるものなのだ」で締めくくられています。
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こういうの、好きです。 多分子供の頃は読まなかったと思うけど、今はちょっと怖い話が好きなので。絵も子供が好きな感じではないかもしれない。でも、この怖い話にとても合っている絵です。 遠野物語を数話絵本にしてあるので、遠野物語も読みたくなりました。
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遠野にも、化け物は出る。 ノリコシ(見越し入道みたいの) 抜け首(ろくろっくびの一種) 大牛 小豆まみれ(?) あいあい(?) 肉ちょうだいウサギ(?ウォーバル) 幻の沼 〇遠野の化け物見聞帳。 化け物ごとになんとも言えない余韻。 飯野和好さんのユーモアと情がありつつどこか怖ろしい絵が素晴らしかった 〇ウサちゃんがコワかわいい。うっかりお肉あげてしまいそう…
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