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「数字に弱い」日本人の超・危険な生活 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/07/02

対談形式で読みやすい。 自分はカモられる側の超ド文系なので自分の頭の悪さと不勉強さを呪い、数字に強くなりたいと思った。

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2023/02/19

小泉内閣や安倍内閣でブレーンとして活躍した高橋氏と上念氏との対談形式で現在岸田内閣のコロナ対策・経済政策などを語っている。

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2022/05/14

ド文系の私には耳の痛い&理解できない内容ばかりで大変読みづらかった。 実名で政治家や経営者を批判するような表現もあり、かなり遠慮のない内容。

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2022/03/06

どういう形でニュースやらの情報を自分で入力としていくか、ちゃんと自分で判断する軸がないとだめなのですが、なかなか大量透過される現代にその能力ってのは、稀有なものかもしれないです。数学的手法をベースにする、統計学を受けとして持つ。さもありなんですが、結局この人が言っているんだからと...

どういう形でニュースやらの情報を自分で入力としていくか、ちゃんと自分で判断する軸がないとだめなのですが、なかなか大量透過される現代にその能力ってのは、稀有なものかもしれないです。数学的手法をベースにする、統計学を受けとして持つ。さもありなんですが、結局この人が言っているんだからとか、文系的な人的判断も大きいのであります。それに対する意見として、ガツンと書かれています。でも、結局これだって鵜呑みにしては行けないし、こういう並びにしたりテーマを選んだのは出版社の以降もあるわけで。自己判断基準の作成は難しい。

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2022/01/22

高橋氏と上念氏による対談本です、どちらの方の著作もよく読んでいるので、この企画はとても興味深かったです。 内容は日本人が関心を持っていると思われるテーマについて、データを裏付けを示しながら対談している点です。理系の私にとっては、図表が示されていることは読んでいて安心感があります...

高橋氏と上念氏による対談本です、どちらの方の著作もよく読んでいるので、この企画はとても興味深かったです。 内容は日本人が関心を持っていると思われるテーマについて、データを裏付けを示しながら対談している点です。理系の私にとっては、図表が示されていることは読んでいて安心感があります。 以下は気になったポイントです。 ・人類はコロナ禍を克服しつつありますが、パニックに陥ったマスコミが、今考えてみればデマに近いような情報を流していたことを忘れてはいけません、デマに惑わされないようにするためには教養が必要です。そのためにはまず事実を把握すること、そして先行研究を知ることから始まります(p3)新規感染者で致死率はあまり高くなければ、そんなに気にしていないとしか言いようがない(p39) ・昨年(令和3年)6月頃、英BBCが過去一年間の超過死亡を比較し、先進国で日本だけ死者が減ったと発表している。超過死亡とは、感染症による死亡のみならず、全ての疾患死亡数が平年に比べて増減したかを示す指数で、日本はマイナス1.4であった。結局コロナで死者が増えた分だけ、肺炎やインフルエンザ(毎年1万人以上の死亡者、p53)などの死者数が極端に減ったということ(p13) ・日本にはロックダウンを行う憲法上の規定がなくそのために法規がない、そういう連中が2015年の安保法制の時には「立憲主義に反して憲法違反である」と言っていた(p20)予算(医療提供体制強化費:1兆5000億円、p43、47)はたっぷりつけたのに医師会が動かなかった、憲法上には緊急事態条項のようなものを定めて、国立病院に対して指揮命令ができるようにしないとダメである(p24)チャイナからの渡航制限も、日本の入国管理法ではできない、憲法で決めた移動の自由があるので(p25) ・リーマンショックの時は政府、日銀はほとんど対応しなかった、東日本大震災時には財政出動したものの財源は復興増税、今回のコロナ禍では国債を発行した。国債を政府子会社の日本銀行に買い取られた、利払いしても全部政府に戻ってくるので負担はないので増税なしでできる(p86) ・プラス要素としては、ワクチン普及が進んでいる、さらに死者が少なければ行動制限が解かれるのは世界的流れになる(p94) ・インフレターゲットとは、失業率を下げんがために金融緩和をしていいということ、ただしものすごく金融緩和すると、失業率がある時から下がらなくなる。だから失業率が下がらなくなったら金融緩和をしてはいけない(p122)実質GDPの成長率と失業率には負の相関がある(オークンの法則)(p124) ・GPIFの年金財政全体に対する影響は8%程度しかないので、年金の支給額に与える全体の8%内外のレベル(p132) ・オンライン授業が主流になると大学の入学定員に意味がなくなる、入学定員がある理由は入学定員と教室はリンク、教育の教員の数もリンクしている(p145) ・ウェブサイト上でC2C,B2Bなど、個々間での取引を可能にするeBayが登場してきたとき、流通が変わると思った、要は問屋みたいな存在を通さないビジネスモデルとなった、間に入っているという意味で、実はマスコミと銀行は全く同じ構造である(p146) ・人口の増減率と一人当たりのGDPの伸長率を見ると、全くの無相関である(p154,155)少子高齢化になると困るのは、近隣と合併しなければならなくなる自治体の首長である(p158) ・マルサスの予測が外れた(人口増加により食糧不足となる)理由は、農業生産技術や肥料の進歩があって、それが読めなかったこと。農業生産力がこれだけ高まっていて、人口がすでにピークになりそうで、これから減っていくかもしれないという状況なので食糧危機は起こりようがない(p162) ・年金制度は原始的には「20歳から60歳までの40年間保険料を払って、60歳から80歳までの20年間年金をもらう」というもの。今は20歳から70歳までの50年間で給料の2割を年金保険料として支払い、トータルで給料の10倍を支払う(50年x0.2)70歳から95歳までの25年間で給料の4割を年金として受給する(p165) ・ねんきん定期便は一応役所が出しているので、領収書代わりにとっておいた方が良い、自分は払っていた証明ができる(p171) ・政府のバランスシートの資産は現金化できないという批判があるが、それを担保にして資金調達できれば良い(p178) ・市場で取引されているCDS(クレジットデフォルトスワップ)レートは0.2%程度、これから5年間の日本の財政破綻確率は1%程度(p188) 2022年1月22日作成

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2021/12/26

結構勉強になることも多かった。けど、数字に弱いけどどうしたらええんや…。高橋さんは数学できるかは生まれながらにして決まってるとか言ってたし。

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