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最後のΩは番になれない の商品レビュー

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2023/08/05
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Ωだけがかかる病気で、Ωは死んでいった。 唯一抗体をもつ終(おわる)だけが生き残ってしまった。 終は、複数のαの相手をしなくてはいけなくなる。そして子どもを産まなくては。 正気でいられないため、誘発剤を大量に飲んで相手をしていたが、妊娠には至らない。 ある日、来たαと会った途端いつもと違う感覚になる。誘発剤を打たなくても発情してしまった。 それが本田新一郎、おそらく「運命の番」 終は新一郎としかやりたくないし、新一郎も終にほかのαとやって欲しくない。 できればうなじを噛んで,番になりたい。 でも、最後のΩだからそういうわけにいかない。 一方、新一郎といくらやっても妊娠しない終は、「妊娠できないΩ」であると判断される。 なおさら後継の必要な新一郎に迷惑をかけられない。 ある時、アルファステロイドという薬が持ち出され、アルファが集まるに日使われたので、アルファが発情してΩの終に向かってきた。 Ωを取り合って、暴力的な戦いになってしまう。 終も襲われかけた時、新一郎が助けてくれるが、新一郎も自制が効かなくて、終は襲われる。 (合意ではある) そんながっつり重い話だと思わず読んでたので、どんどん,重くなっていってちょっとびっくりしたけど,面白かったー!

Posted byブクログ