遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スズキナオさん二冊目。 ローカルスポットがたくさん載っていて楽しい。関西に住むなら尚更。 こういった日常の微妙なところをピックアップしてくるのがうまいなぁとおもう。心惹かれるから。 回転レストラン、行ってみます。
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こういうありふれた日常や、つい見逃してしまいがちになるお店や人の奥深さに気づく喜びを忘れずに噛み締めていきたいと思った。 ナオさん最高〜!
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タイトルが最高だと思った。 テーマごとに近所、旅、調査、人の4章に分かれていてどれも楽しく読めたが、特に近所の章に書かれた、日常をささやかに楽しむ姿勢は素晴らしいと思う。
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とても癒された。私もこんなふうに日常の中でいつもとちょっと違った場所に行ってみたりして、楽しみや幸せを見つけたい。 大阪近辺の場所が色々紹介されていたので参考になった。
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遠出をしなくても、近い日常の中に素敵なことがたくさんあるんだと信じさせてくれる本。読んでいるだけでも癒されるし、自分もそういうのを見つけにいきたいと思えた。
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何かの間違いでナオさんの人生と私の人生が交わってほしいと強く思う。そのくらいナオさんの視点や考え方が大好き。
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「何でもない日を楽しむ」の最高峰にある本だと思った。それはエッセイの本懐部分であり、記録としても記憶としても羨ましくなるほど美しいと思える。技巧として豊かだったり、決して感嘆があるような内容ではないが、読後感が満足なのは我々が今不自由な生活を強いられているからで、まるで夢の国の話...
「何でもない日を楽しむ」の最高峰にある本だと思った。それはエッセイの本懐部分であり、記録としても記憶としても羨ましくなるほど美しいと思える。技巧として豊かだったり、決して感嘆があるような内容ではないが、読後感が満足なのは我々が今不自由な生活を強いられているからで、まるで夢の国の話のように著者の日記が胸に迫る。 フットワークの軽さ、出会う人々との関わり方、心の機微に敏感であるということ、真似したくても出来ない著者の能力をしっかりと感じることが出来る、大変な一冊です。
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Webメディアの記事をまとめた本ってことは知っていたけど、やっぱりなんか本を読んだ気がしないと思ってしまうのは、昭和世代の性(さが)か… だけど「私たちの7月20日」はグッときた。
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日常の些末なことを楽しむ。 特別なことはせずとも日々は楽しい。 みたいなエッセイ。 コロナ禍だからこそ、この世界とのかかわり方に共感する人は多そう。 途中 「この人は「楽しまなくっちゃ!」と思っているのか それとも本当に素でワクワクしているのか・・・測りかねる・・・」 と思う...
日常の些末なことを楽しむ。 特別なことはせずとも日々は楽しい。 みたいなエッセイ。 コロナ禍だからこそ、この世界とのかかわり方に共感する人は多そう。 途中 「この人は「楽しまなくっちゃ!」と思っているのか それとも本当に素でワクワクしているのか・・・測りかねる・・・」 と思うところもあったけれど 体験した其分間のワクワクを紙の上に落とし込むのは難しいものね、日常ならなおのこと。 小説のような描写をすればまた違うけれど。。。 個人的に1番ワクワクしたのは7月20日のお話。 私はその日見に行った映画が良くてまっすぐ家に帰るのが勿体なくなって 個室の居酒屋で映画の感想を語り合っていました。ふふふ。
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盟友パリッコさんが直木賞だとしたら、スズキナオさんは芥川賞。 分かり難い例えで申し訳無いのですが、自分の中ではそんな感じ。 スズキナオさんは、子供の頃から自分の中に有った、もやもやした願望や希望を「あ」っと思わず言ってしまいそうなくらいさりげなく目の前に提示してくれます。 名付け...
盟友パリッコさんが直木賞だとしたら、スズキナオさんは芥川賞。 分かり難い例えで申し訳無いのですが、自分の中ではそんな感じ。 スズキナオさんは、子供の頃から自分の中に有った、もやもやした願望や希望を「あ」っと思わず言ってしまいそうなくらいさりげなく目の前に提示してくれます。 名付け難き感情に名前を付けてくれるみたいな。なのでしみじみした気持ちで読み始めて、しみじみした気持ちで読み終わります。
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