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TBSラジオ公式読本 の商品レビュー

4.1

19件のお客様レビュー

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2024/02/26

どのページもおもしろかった。 生島さんの、ライブ感。 森本さんと遠藤さんのコンビ感。 チキさんの南部さん評。 ナイツの番組で、スタッフに言及するところ。 長峰さんと外山さんが永六輔さんを話すところ。 武田砂鉄さんはインタビューする相手の著書を読んでから臨んでいる。遠藤さんは卒論ま...

どのページもおもしろかった。 生島さんの、ライブ感。 森本さんと遠藤さんのコンビ感。 チキさんの南部さん評。 ナイツの番組で、スタッフに言及するところ。 長峰さんと外山さんが永六輔さんを話すところ。 武田砂鉄さんはインタビューする相手の著書を読んでから臨んでいる。遠藤さんは卒論まで!森本さんの返しもおもしろかった。 唯一の不満は、ニチテンへの言及が無かったこと。 小島慶子さんの寄稿もあったら良かった。

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2023/08/21

武田砂鉄による、TBSラジオのパーソナリティとの対談。生島ヒロシ、赤江珠緒、宇多丸、爆笑問題、荻上チキらの話。 TBSラジオをよく聴く自分としてはとても面白く読んだ。

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2022/11/16

長年ラジオが、特に20年近くTBSラジオが生活の一部に溶け込んでいたので、ちょっと懐かしめの話がでてくると「ふふっ」となったりして最後まで面白く読みました。 ここ最近はなんとなくTBSから少しずつ離れて関東の他局やradikoプレミアムで全国の番組を楽しむようになったけど、生島...

長年ラジオが、特に20年近くTBSラジオが生活の一部に溶け込んでいたので、ちょっと懐かしめの話がでてくると「ふふっ」となったりして最後まで面白く読みました。 ここ最近はなんとなくTBSから少しずつ離れて関東の他局やradikoプレミアムで全国の番組を楽しむようになったけど、生島ヒロシさんがインタビュー終盤で語っていた 「とにかくリスナーサイドに立った情報の送り方を意識してほしいと思います」 「『リスナーはどういうものを求めているか』という研究をやったらいいんじゃないかと思います」 という言葉に大きく頷きました。

Posted byブクログ

2022/10/30

武田砂鉄によるTBSラジオ人気番組のパーソナリティーたちへのインタビュー集。 ラジオは好きだが習慣的に聴くようになったのはradiko以降。 勤務中でもラジオが聴ける仕事に就いている幸福をあらためてかみしめる。 本書でとりあげられているが聴いたことがなかった番組はradikoで聴...

武田砂鉄によるTBSラジオ人気番組のパーソナリティーたちへのインタビュー集。 ラジオは好きだが習慣的に聴くようになったのはradiko以降。 勤務中でもラジオが聴ける仕事に就いている幸福をあらためてかみしめる。 本書でとりあげられているが聴いたことがなかった番組はradikoで聴いてみた。 短尺な「まとめ」が求められる時代だからこそ、ラジオという不完全なメディアの価値と希望がある。

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2022/05/07

どのインタビューも面白くて、読んだ後には力が湧く!!これはもうちょっとした伝記と言ってもいいんじゃないかな… 砂鉄さんのインタビューはどれも最高

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2022/05/03

ラジオを長く続けてこられた大沢悠里さん、森本毅郎さん、遠藤泰子さんの話は大変勉強になりました。子どもの頃から森本毅郎スタンバイを聞いていました。遠藤さんはあまり話さないなぁと思っていましたが、遠藤さんなしでは森本毅郎スタンバイは成立しなかったのだと今さらながら気づきました。 30...

ラジオを長く続けてこられた大沢悠里さん、森本毅郎さん、遠藤泰子さんの話は大変勉強になりました。子どもの頃から森本毅郎スタンバイを聞いていました。遠藤さんはあまり話さないなぁと思っていましたが、遠藤さんなしでは森本毅郎スタンバイは成立しなかったのだと今さらながら気づきました。 30年以上ラジオ番組を続けてこられた大沢悠里さん。ラジオリスナーを想像して話しているのをいつも感じていました。 この本を読んでさらにラジオが好きになりました。 聞いてください!って言って聞いてもらうのではなく「今日もやってるな」っていうのがラジオ、まさにその通りです。朝も昼も夜もいつでもやっていてくれる安心感がラジオにはあります。

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2022/04/12

ラジオの印象と同じ人もいれば違う人も、 顔を初めて見た人も。 ラジオの作られ方が少し分かったような。 生島ヒロシすごい。

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2022/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

TBSをはじめ、ある程度聴いている人向け。TBSラジオからは、かなりのバックアップがあったものと。また、よくぞ調べたものと。 P34- 「サラリーマンニュースショー・朝のファンファーレ」での藤原弘達さんは、かなり吠えてましたが。 P74 ニッポン放送が入らない。同じくでした。TBSと文化の送信塔は埼玉県にあるんですよね。文化のは、もとNHKだったとか。 P112 「殿堂入り」 赤江さんがあまりにもやらかすので、毎回優勝になってしまうので殿堂入りにして、除外したということなのです。 P204 >オモチャの銃(ベレッタM92)で撃ってくる 田中さんが言うには、空砲らしいです。ガスは入れているのかな? P213 箱番組とP243 フロート番組は同じものかと。箱番組をフロート番組の意味で使うのは誤用なんですかね?

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2022/03/31

・知らない土地を車で移動しているとき、ラジオをつけることってあるじゃないですか。そのとき、そのまま楽しく聴ける番組と「うわっ!」て消したくなる番組の差って何かなと考えたら、どれぐらい閉じているか、開いているかなんです。で、閉じている番組って、仲間意識が強すぎて、近い距離間で話して...

・知らない土地を車で移動しているとき、ラジオをつけることってあるじゃないですか。そのとき、そのまま楽しく聴ける番組と「うわっ!」て消したくなる番組の差って何かなと考えたら、どれぐらい閉じているか、開いているかなんです。で、閉じている番組って、仲間意識が強すぎて、近い距離間で話している。大沢悠里さんの番組って、完全に開いているじゃないですか。あれはどなたがパートナーのときでも節度を持って温度感を一定に保って悠里さんが話されるからで。久米宏さんも軽口を叩いているようで、完全に開いている。以前、久米さんにゲストに来てもらったとき、私が何かしらのカタカナの言葉を話したら、「それ、聴いてる人わかってると思ってんの?」って言われて、「ですよねー!」ってゲラゲラ笑ったんですけど、やっぱり長く続いてらっしゃる人の開脚力っていうのは、身につけないとなって思いますね。 ・ートルストイの『人にはどれだけの土地がいるか』がとてもお好きだとか。 最終的に自分の体を埋める分の土地さえあればいい、必要なものって実はそんなに多くはないのかもねっというお話です。宮大工の祖父が山伏みたいなこともしていて、子どもの頃から人を弔う行事に接することが多かったからか、死ぬことを大らかに捉える重要性を大人になるとより強く感じるようになり、最後はみんな死ぬんだから、あんまり、欲張らないようにねっていう自分への戒めの話ですね。 ・いや、そんなの今だって同じだよ。戦中だって戦後だって、人はそんなに急に変わってないよ。相手に反応するデリカシーをこっちが持てばいいだけなんだよ。相手がこっちに合わせるんじゃない、こっちが相手に合わせるのよ。でもさ、俺が10人くらいの工場へ行くだろう。すると、周りが言うんだよ、「爆弾を放り込まれたようなもんだ。どう爆発するかわかんない」って(笑)。俺はボールで言えばね、バレーボールやバスケットボールじゃないんだよ。ラグビーボール。 ・そう、50年前にやってるんだよね。俺はアナログ人間だよ。携帯電話は持ってるけど、持って歩いてないし、ガラケーしかない。うちにあるのはファックスだけ。だから「遅れてる」って言えば遅れてるんだけど、遅れててもいいんだよ。巣鴨のお地蔵さんのところは「年寄りの原宿だ」なんて言われてきたけど、最近は2割くらいが若者なんだよ。若者が来ると、若者にウケるようなカフェを作ったり、レストランを作ったり、美術館を作ったりするわけ。年寄りが喜ぶってことは、若者も嬉しいんだよ。だから年寄りがもっとチャーミングになって、エンターテイナーになっていったらね、若者はもっと喜んでくれるはずだよ。 ・ご挨拶するときに「不束者ですが・・・」と切り出したら、「あなた『ふつつか』って感じで書けますか?」と丁寧な口調で言われたんです。「えっ・・・書けません」と小さな声で答えたら、「自分に備わっていない言葉、書けない漢字、そんな言葉は使わないようにしなさい。使えるようになってから使いなさい」と言われました。とにかく、番組をご一緒している間、「調べなさい」と繰り返し言われましたね。会う前のお手紙で「あっ、優しい方なんだ」と思い、実際に会ったら鋭い指摘を受け、揺さぶられました。これまでの自分の浅い経験では、とてもじゃないけれど通用しない世界にきたなと感じました。知ったかぶりをするのはやめよう、と。ただ、当時の私は、まあ、今もそうなんですけど・・・とても生意気で、みんなが「永さん、永さん」って言っている感じに対して反発心があったんです。そういうところにいらっしゃる永さんが、私にとってはすでに権威ある存在だったんです。今になって浅はかだったなと思いますけど。 ・関谷浩至さんというディレクターがいて、永さんがとても買っていました。関谷さんの中継は、最初、どこにいるかがわからないんです。音を使って、徐々に明らかにしていくんです。街の音を鳴らす。相当凝っていましたね。毒蝮三太夫さんも下駄の音を鳴らして歩いていましたが、永さんは音をとても大事にしてました。スタジオで物を紹介するときにでも、必ず音を出すんです。中継先から聞こえてくる音にも反応する。「ああ、いい音だ」って優しい顔で言うんです。ラジオは音なんだと教わりました。無言であることも音です。どんな言葉を選ぶのかも音の一つ。世の中に溢れている生活はすべて音なんです。永さんはそれを大事にしていた。

Posted byブクログ

2022/03/22

開局70周年記念、読めば、聴こえてくる。ライター・武田砂鉄氏の責任編集で全ラジオ好き無条件必読の一冊です。

Posted byブクログ