ほっといて下さい(4) の商品レビュー

三園七詩(著者)

2024/05/02

６歳のミヅキは、ピザとか唐揚げ、パンケーキなどを作って、またまた大好評。奴隷の子たちを買い取ってドラゴン亭で働かせていたら、傲慢な貴族令嬢と揉めることになって、王城に呼び出される。そこへ黒い魔石を埋め込まれたドラゴンが王城へ突っ込んでくる。お約束の通りに、ドラゴンを助けて友達になってしまう。さらに兵士たちともたちまち仲良くなって、みんなミヅキのファンになってしまう。その馬ともね。稲を見つけて、それを育てる人手を見つけるためにスラムに行き、そこでも孤児たちの心をつかんでしまう。まあ、この人誑しの様子を読むのが心地いいんだよね。

2022/06/05

フェンリル、鳳凰に続きドラゴン。やっぱりミヅキが目立たずにいるのは不可能そう。規格外の力と影響力を持ちながら、平民のミヅキ。そのアンバランスさがトラブルの原因のひとつなのかも。それでもミヅキもシルバたい従魔も変わらないから、周りが慣れていくしかないんだろうな。と思った。次から次へと常識外のことが起きるから、難しそうだけど。
非常識だと言われても、自分で信じることを突き通そうとするミヅキ。結果的には正しいのかもしれないけれど、周りの人たち、特にベイカーの苦労は絶えなさそう。