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競馬伝説の名勝負2005-2009 の商品レビュー

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2022/10/12

ディープインパクトの活躍やウオッカの牝馬によるダービー制覇など新しい時代への扉を開いた00年代後半の競馬シーンを名勝負と共に振り返った一冊。 日本の近代競馬の結晶であるディープインパクトはもちろんのこと10年代の牝馬全盛の伏線ともなるウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタの...

ディープインパクトの活躍やウオッカの牝馬によるダービー制覇など新しい時代への扉を開いた00年代後半の競馬シーンを名勝負と共に振り返った一冊。 日本の近代競馬の結晶であるディープインパクトはもちろんのこと10年代の牝馬全盛の伏線ともなるウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタの活躍など新しい時代への息吹を感じれた00年代後半の競馬シーンを感じることができました。 サンデーサイレンスが無くなって次の世代を担うサンデーの子やキングカメハメハなどの台頭やコイウタによる芸能人馬主の初制覇や武豊一強時代の終焉など変わりゆく流れも本書から感じ取ることができました。 そして、ハーツクライ、シーザリオ、スクリーンヒーローなど後継馬が成功した馬がいる反面ディープスカイなど淘汰された馬もいることも本書で知ることができました。 本書を通して感じたのは紙媒体が縮小している現実を感じました。 そんな中でライターの方が語る馬への思い入れは本当に熱いものがありました。 90年代から00年代を4冊にわたって振り帰った本書のシリーズを通して競馬の素晴らしさだけでなくドラマも感じることができより魅力を感じることのできた一冊でした。

Posted byブクログ