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天翔る縁 の商品レビュー

4.7

21件のお客様レビュー

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2024/02/22

衝撃の1巻ラストから続けて2巻へ やっと大きな試練を乗り越えられ、 遊子(神に見放された子)を例外なく国外追放する令を廃することができると思ったのに。 主人公の日織と側近の空露が目指すゴールはさらに遠くに置かれた。そして現れる遊子の引き取りに外の国の使者。いくらなんでも早すぎる。...

衝撃の1巻ラストから続けて2巻へ やっと大きな試練を乗り越えられ、 遊子(神に見放された子)を例外なく国外追放する令を廃することができると思ったのに。 主人公の日織と側近の空露が目指すゴールはさらに遠くに置かれた。そして現れる遊子の引き取りに外の国の使者。いくらなんでも早すぎる。時間がない中で焦る日織。後継者選定から即位の儀まで、何もかも歴代と異なるだけに狼狽する大臣や祈社(神に遣える人の本拠地)の者たち。 日織は真に尊皇として認められ悲願は叶うのかー 1巻から引き続き一言の重みで締めくくる。このラストの形がとても好みです。新たに登場する他国からの使者も隠密部隊隊長も(あえて悪く書きます)クソガキも魅力たっぷり。 そして悠花との仲も深まって… ドキハラワクキュン全て詰まった一冊でした。 3巻にも期待!

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2023/11/18

神欺く皇子に次ぐ2巻目。龍に選ばれし者が治める国に、新しい皇位についた日織だが、ずっと信じられてきた神話による差別や偏見を覆すのは並大抵な事ではなかった。1巻目はよくあるファンタジーかと思ったが、この巻でぐっと人間の恐さや、愚かさ、そして人を信頼するという事。色々な事を考えさせら...

神欺く皇子に次ぐ2巻目。龍に選ばれし者が治める国に、新しい皇位についた日織だが、ずっと信じられてきた神話による差別や偏見を覆すのは並大抵な事ではなかった。1巻目はよくあるファンタジーかと思ったが、この巻でぐっと人間の恐さや、愚かさ、そして人を信頼するという事。色々な事を考えさせられた。

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2023/07/02

こんなに早く日織の正体をばらしてしまうことに驚いた。宣儀の龍が集うところがとても印象的だった。想像するだけで素敵わくわくした!

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2023/05/08
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与理売に必要なのは愛なの!!みたいな考え方するヒロインはテンプレなので、途中迄は想定内 その後は「罰として手元に置いて、身の回りの世話をさせるわ!」と言う展開?かと思いきや、きっちり遠島 良いと思う!!

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2023/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2巻もおもしろくて一気に読めた♬.*゚ 表紙の美人は誰だろうと思ったら…(*¨*) 次から次に問題が起こってハラハラ、、、 日織はだいぶ強引にことを運ぶなぁと思いながら前半読んでたけど、後半はいい感じに収まって安心。 悠花めっちゃいいね! 有間も嫌な奴かと思ったけど男気溢れる良い奴やった。 3巻の表紙は有間ということは次は彼がメインかな? 楽しみ。

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2023/02/07
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皇尊となった日織に更なる妨害.悠花の誘拐という事態で追い詰められる日織.そして反封州の有馬皇子の登場でさらに面白く深みを増すこの物語. 最後に向かって逆転した夫婦の在り方と愛の育っていく様子が微笑ましくて良かった.また,龍との信頼とその結果の龍の乱舞がこころに残る.

Posted byブクログ

2023/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あーやっぱり好きだなぁ、という自分の好みど真ん中の世界観(^^) 日織と悠花の関係にも進展があり、どきどきさせられました。 ふたりだから分かるお互いの苦悩や覚悟、背中を預けられるとはこういうことなのでしょうね。 幾重にも立ちはだかる苦境ですが、それを乗り越えるたびに2人の絆が深まっていくのを感じます。 素敵だーー!!!

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2022/12/30

1巻読む前に2巻の感想読む人少ないと思うけど、2巻までは絶対用意してから読んだ方が良いです。3巻は区切り良いので、読みたいけど我慢できます。 新潮社公式に著者コメントに「もたざる者」を書いたとあって、すごく腑に落ちました。あるべき能力が無い者たちが受ける仕打ちが盲信と相まって、こ...

1巻読む前に2巻の感想読む人少ないと思うけど、2巻までは絶対用意してから読んだ方が良いです。3巻は区切り良いので、読みたいけど我慢できます。 新潮社公式に著者コメントに「もたざる者」を書いたとあって、すごく腑に落ちました。あるべき能力が無い者たちが受ける仕打ちが盲信と相まって、この巻のクライマックスで凄く生きてました。ああ、こんなことこの世の中に一杯あるよなぁ、根拠のない、でも深く根ざした偏見・差別。 まあ、そんな世相を代弁したり何かを表現したりとか高尚なこといわなくても、とにかく話の筋が面白いです。日織という「持っていない」この国のルールでは排除されるべき人間が、唯一皇子であることだけを武器に根拠無きルールを排しようと立ち向かって行きます。ファンタジーといっても逆らえない神のような龍という存在がいて、それを暴れさせないようにできるのはある程度の血の濃さで決まる皇尊(皇帝)だ、というもので、実際の人々の動きは生臭いです。そこが、面白い。皇尊に選ばれるための試験と選ばれたあとの披露式みたいなのがあって、その二つがこの二冊の肝です。この巻も日織の精神性の貴さにやられました。

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2022/09/11

これはぎょうそう様では……? と思いながら読んだ。笑(リスペクトあるオマージュなんでしょう、新潮ですし) 前巻終わりから、しばらくこのままかと思っていたので一応の終結を見たのが意外だったけれど問題は山積。物語のテンポと、次巻への引っ張り具合がちょうどよいシリーズ。

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2022/08/21

読み終わってから表紙を見て「めちゃくちゃネタバレされてた」って気づいた。 気づくのが遅いか。 男女入れ替え宮中ものという触れ込みだけれど、主人公達が置かれた立場の危うさ。 葛藤や周囲との軋轢を考えるとまだまだ前途多難。 3巻がどう続くのかとても気になる。 主人公たちが幸せになって...

読み終わってから表紙を見て「めちゃくちゃネタバレされてた」って気づいた。 気づくのが遅いか。 男女入れ替え宮中ものという触れ込みだけれど、主人公達が置かれた立場の危うさ。 葛藤や周囲との軋轢を考えるとまだまだ前途多難。 3巻がどう続くのかとても気になる。 主人公たちが幸せになって欲しいし、この世界の人たちも因習や風習にとらわれずに生きていけるようになって欲しい。

Posted byブクログ