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学園ミステリー の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2024/11/16

水晶の夜/恩田:「麦の海に沈む果実」笑いカワセミ傷害事件。ヨハンの冷酷さが良い。 鏡には映/米澤:「古典部」卒業制作手抜 メロンソーダ/青崎:「早朝始発」クラスT会議,身近でも気付かない感覚。

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2023/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

米澤穂信さんと恩田陸さん目当てで読んだ。 米澤さんの話は古典部シリーズで既読だったが再読しても面白かった。この話はスカッと感があってシリーズの中でも好きな話だが、解決をイラストで説明して欲しい…イメージで補えない自分が悲しい。 恩田さんの話も理瀬シリーズのヨハンが活躍する話で、雰囲気メインだけど良かった。理瀬シリーズ読み返してみよう。 青崎有吾さんは、初読。ミステリとしてはなんとなく先は見えてしまったけど、女子校の女の子たちのわちゃわちゃが可愛い。 アンソロジーはいいですね。

Posted byブクログ

2022/08/22

新作入ってるかなと深く考えず図書館で借りたら読んだことのある作品で、違ったが、楽しめた。 恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」 もはや懐かしさという親しみやすさと、忘れていてのでその新鮮さ、両方を味わった。 ジェイ(ド)が愚かというか、甘すぎというか。相手ヨハンやぞ!?ヨハンを見習って...

新作入ってるかなと深く考えず図書館で借りたら読んだことのある作品で、違ったが、楽しめた。 恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」 もはや懐かしさという親しみやすさと、忘れていてのでその新鮮さ、両方を味わった。 ジェイ(ド)が愚かというか、甘すぎというか。相手ヨハンやぞ!?ヨハンを見習って初手で殺せ!と思ったが、それだと話にならない。見立て傷害やプロバビリティという偶然に頼る感じが面白い。なにより閉鎖的な学校だしね。あの校長だしね。 雰囲気が良いんだよな~。また書いて欲しい。最新作まだ読んで無い。楽しみ。 米澤穂信「鏡には映らない」 読んだことあるが、途中まで真相を忘れていたし、推理として当てるのは難しいなと思った。実際に絵が無いと見抜けない。 いまさら掘り返してもなネタではあるが、人として大事にすべき感情や尊重具合で面白かった。 青崎有吾「メロンソーダ・ファクトリー」 知らない作家だったが、読みやすかった。0.2%でようやくわかった。ヒントの出し方が良い。優しい。なぜその人間はその行動を取るかで簡単にレッテルを貼って理解の箱に入れてしまいがち、というのがよくわかる。そこから考えなくても良くて、その方が楽だから。 でも友達なら知りたいよねと、思うし、友達なら知られたくないということもある。難しい。青春だった。 3作品でこの値段!?ってのもわかる。書き下ろしじゃないしな。個人で所有するにはちょっとなと思う。

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2022/04/24

「水晶の夜、翡翠の朝」 恩田陸 ロマンチックな綺麗な題名に美少年達、ゴシック風建物、全寮制、魅力的な校長先生。 理瀬シリーズは「薔薇のなかの蛇」しか読んでないけど、まさかのラスト! 「鏡には映らない」 米澤穂信 「氷菓」古典部シリーズは読んでいたから アレ?折木君が?なぜ?か...

「水晶の夜、翡翠の朝」 恩田陸 ロマンチックな綺麗な題名に美少年達、ゴシック風建物、全寮制、魅力的な校長先生。 理瀬シリーズは「薔薇のなかの蛇」しか読んでないけど、まさかのラスト! 「鏡には映らない」 米澤穂信 「氷菓」古典部シリーズは読んでいたから アレ?折木君が?なぜ?から始まる謎解き。 福部里志君の意趣返しにクスリ。 「メロンソーダ・ファクトリー」青崎有吾 学生時代の膨大な無駄なダベり。 自分に一番近いかな? 個人的な事や家庭環境、親の学歴や収入なんかフワッと置いといて、目の前の笑える話しや恋ばなをキャーキャーする、友達。 自分が知っている友達の中に、自分が知らない友達を知ったとき、どう対処するか。 あ~あ青春だなぁ~! このシリーズ3冊目、今の子は楽しい事も大変な事も山盛りあるけど、ingでこの学園物が読めるのは、ラッキーだと思う。

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2022/02/02

【収録作品】恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」/米澤穂信「鏡には映らない」/青崎有吾「メロンソーダ・ファクトリー」 「水晶の夜、…」は、理瀬シリーズの外伝。理瀬は出てこず、ヨハンが主人公。「鏡には…」は、古典部シリーズ。『いまさら翼といわれても』収録。奉太郎らの中学時代の話。「メロン...

【収録作品】恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」/米澤穂信「鏡には映らない」/青崎有吾「メロンソーダ・ファクトリー」 「水晶の夜、…」は、理瀬シリーズの外伝。理瀬は出てこず、ヨハンが主人公。「鏡には…」は、古典部シリーズ。『いまさら翼といわれても』収録。奉太郎らの中学時代の話。「メロンソーダ…」は、『早朝始発の殺風景』収録の一篇で、エピローグに後日談があるので気になる方はそちらもどうぞ。 すべて既読だが、ミステリ初心者の十代に勧めるのに納得。

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2022/01/23

大好きな作家さん3人のアンソロジーということで、ワクワクしながら読みましたが、転載なのですね。書き下ろしを期待していたので、ちょっとガッカリ。でも、既読は一つだけだったので、よしとします。中学校くらいでミステリの入門編として読むのには最適かも。字も大きいし。好きな作家さんを見つけ...

大好きな作家さん3人のアンソロジーということで、ワクワクしながら読みましたが、転載なのですね。書き下ろしを期待していたので、ちょっとガッカリ。でも、既読は一つだけだったので、よしとします。中学校くらいでミステリの入門編として読むのには最適かも。字も大きいし。好きな作家さんを見つけられるシリーズになると良いです。 「水晶の夜、翡翠の朝」恩田陸 『殺人鬼の放課後 ミステリ・アンソロジー2』 『朝日のようにさわやかに』『青に捧げる悪夢』所収、“麦の海に沈む果実”理瀬シリーズの番外編。ヨハンが主人公のお話。 「鏡には映らない」米澤穂信 『いまさら翼といわれても』所収、“氷菓”古典部シリーズ番外編。摩耶花が主人公で、奉太郎の中学卒業制作時の謎の行動を探る。 「メロンソーダ・ファクトリー」青先有吾 『早朝始発の殺風景』所収

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2022/01/14

学園ミステリーの中でもキャラクターの性格、謎の解き方や読んだ後の余韻などそれぞれの著者の個性的な魅力が出ていた短編で面白かった。

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