日中危機の本質 の商品レビュー
短い命題をポンポンと繋いでいく明解さ。繰り返しがやたら多いのでそれを省くともう少し薄い本になると思うが、内容は非常によかった。 話は日米戦争から始まる。そこから戦争とは、テロとゲリラの違い、危険と犠牲伴う外科手術へ参加すべきこと、死傷者への感受性、日米同盟がなぜ米中戦争を抑止する...
短い命題をポンポンと繋いでいく明解さ。繰り返しがやたら多いのでそれを省くともう少し薄い本になると思うが、内容は非常によかった。 話は日米戦争から始まる。そこから戦争とは、テロとゲリラの違い、危険と犠牲伴う外科手術へ参加すべきこと、死傷者への感受性、日米同盟がなぜ米中戦争を抑止するか、なぜ中国は尖閣で挑発するか、台湾と日本は運命共同体、民族、国籍、人種とは何か、東京オリンピックの意味など、日中危機だけでなく広く日本の進むべき道を示そうとしている。
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序章 もはや平時ではない 第1章 戦争の本質 第2章 東シナ海、南シナ海は誰のものか 第3章 台湾侵攻と「大坂城の外堀」 第4章 中華帝国の夢と矛盾 第5章 独裁は民主主義を超えるか 第6章 日本の進むべき道
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