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夜叉の都 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2024/03/02

面白かったけど、いろいろ詰め込み過ぎな感じもした。 鎌倉殿と13人を観てなかったら、ついていけなかったかも。 しかし、義時って、こんなに悪だったのか?

Posted byブクログ

2023/08/03

すさまじい、人間の欲、権力欲の権化たち。いやいやおそろしい。 嘘を一つつくと、それを繕うためにまた嘘を重ねる。鎌倉府(武士の体制)を守るためといいつつ、皆自分のことばかり。 修羅の都から続けて読むと、かなり精神力を奪われます。 大河ドラマ 鎌倉殿が面白かった方、おすすめです。

Posted byブクログ

2022/08/26

政子の内面が弱い、頼りない女性として書いてあり、周りに押されて強くあろうとしているようにみえる。今まで読んだ政子とは全然タイプが違うが、人間らしい政子となっている。義時は晩年、輪をかけて独走していて権力を勝ち取った行く末が横暴な老人と成り果てて大河の義時を観てる自分は義時に肩入れ...

政子の内面が弱い、頼りない女性として書いてあり、周りに押されて強くあろうとしているようにみえる。今まで読んだ政子とは全然タイプが違うが、人間らしい政子となっている。義時は晩年、輪をかけて独走していて権力を勝ち取った行く末が横暴な老人と成り果てて大河の義時を観てる自分は義時に肩入れしているのでショックが大きかった 前の修羅の都は復習だったので読みやすいが今回はまだ放映されていないのでかなり時間がかかった。

Posted byブクログ

2022/05/19

頼朝亡き後、政子と義時がいかにして、北条家の独裁制とも言える世の中を作り上げていったのかを描く。 恐るべきは北条義時であろう。北条政子は、頼朝と作り上げた武士の世を守るべく、夜叉の道へと突き進んでいく。 頼朝亡き後に焦点を絞り、政子と義時の非情とも言える生き様が、うまく表現されて...

頼朝亡き後、政子と義時がいかにして、北条家の独裁制とも言える世の中を作り上げていったのかを描く。 恐るべきは北条義時であろう。北条政子は、頼朝と作り上げた武士の世を守るべく、夜叉の道へと突き進んでいく。 頼朝亡き後に焦点を絞り、政子と義時の非情とも言える生き様が、うまく表現されています。 素晴らしい。

Posted byブクログ

2022/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

頼朝の死後、承久の変後の義時の死までを北条政子視点で描いた歴史小説。 すっかり忘れていましたが「修羅の都」の続編でした。 自分で、頼朝の死後の幕内闘争が面白いので描いてほしいと言っていたのに・・・。 で、現在この時代を大河ドラマで扱っていますが、この物語の政子は小池さんというより、「草燃える」の岩下さんのイメージでした。 他の登場人物は現在の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」出演者に脳内自動変換されてしまいました。 前作が頼朝の晩年の病気などの新説を丁寧に描いていたので納得感がありましたが、本作のラストは唐突感がありました。 ただ、義時の死因は諸説あるようなので、これもありだとは思いますが、このタイミングという理由付がちょっと甘い感じでした。

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2022/02/07

陰謀、謀略だらけ。 幕府や武家支配を守ると言いながら、守るのは北条家支配のみ。 源家も3代30年ほどしか続かず、その後は形式的な親王将軍となるが、この脆弱な体制がさらに百年以上も続くのは驚きでもある。 公家支配の時代に戻りたくないという武士達の思いの強さか。

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2022/01/12

NHK「鎌倉殿の13人」の広報PR番組で、 小栗旬さんが、この時代を何も知らない人として見られたら、良いよね。 と、意味が分かりました。 世界史受験生だったから、日本史の知識を予習しましょ。と軽い気持ちで読んだら、 あ~あ! 参考文献の題名を見るだけで、この時代の数奇さを感じま...

NHK「鎌倉殿の13人」の広報PR番組で、 小栗旬さんが、この時代を何も知らない人として見られたら、良いよね。 と、意味が分かりました。 世界史受験生だったから、日本史の知識を予習しましょ。と軽い気持ちで読んだら、 あ~あ! 参考文献の題名を見るだけで、この時代の数奇さを感じます。 鶴岡八幡宮のカフェには、公暁が隠れていた?銀杏の切り株がドーンと置かれています 歴史を感じながら、お茶しに行こうかしら。

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2022/01/03

 夫・頼朝と作り上げた武士の府「鎌倉」を守った北条政子の話。それを守るために、朝廷からの圧力だけでなく、有力な御家人、身近な子や親、兄弟すらも排除していく。  結局、彼女が守りたかったものとは、何だったのか。「夫と共に作り上げたもの」という感傷的なものなのか。私には、貴族から虐げ...

 夫・頼朝と作り上げた武士の府「鎌倉」を守った北条政子の話。それを守るために、朝廷からの圧力だけでなく、有力な御家人、身近な子や親、兄弟すらも排除していく。  結局、彼女が守りたかったものとは、何だったのか。「夫と共に作り上げたもの」という感傷的なものなのか。私には、貴族から虐げられてきた「武士」たちが、ようやく手に入れることができた「尊厳」なのではないか、と思っている。

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2021/12/26

◎面白い。前作と同様はまりました。大河の勉強と思い読みました。決して北条一族が楽して執権になれなかったのを理解しました。

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2021/11/18

【2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界を描く!】頼朝亡き後も政子は武士の府を守るため、弟の義時とともに政敵を排除する謀略を次々と仕掛け、修羅の道を進む。圧巻の歴史巨編。

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