人生の締め切りを前に の商品レビュー
世界観10/10点(田原さん87歳で描く壮大な3つの目標!) 惹き込まれ10/10点(宗教、死等、下重さんと率直に意見し合っている。自然体!) キャラクター10/10点(熱意の力か!田原さんの本は私は好き。) 読みやすさ10/10点(対談形式分かりやすい。お二人共書くことのプロな...
世界観10/10点(田原さん87歳で描く壮大な3つの目標!) 惹き込まれ10/10点(宗教、死等、下重さんと率直に意見し合っている。自然体!) キャラクター10/10点(熱意の力か!田原さんの本は私は好き。) 読みやすさ10/10点(対談形式分かりやすい。お二人共書くことのプロなので当然分かりやすい。)
Posted by
作法というか、人生一生懸命生きてきた先輩たちの考え方を垣間見ることができた。もちろん、この人たち独特の、なんだろうけど。
Posted by
第1章 弱い男と強い女 孤独を好きになる そのときは、そのとき 肩書のない名刺 無意味な鎧を脱ぐ 第2章 死の準備について 思い残すことがない=つまらない 死期を悟った恩師は飲食を断った 死に方は自分で決めたい 第3章 老いとどう付き合うか 医者任せの他力本願 身体が発する声を聞...
第1章 弱い男と強い女 孤独を好きになる そのときは、そのとき 肩書のない名刺 無意味な鎧を脱ぐ 第2章 死の準備について 思い残すことがない=つまらない 死期を悟った恩師は飲食を断った 死に方は自分で決めたい 第3章 老いとどう付き合うか 医者任せの他力本願 身体が発する声を聞く 介護施設には入らない 第4章 毎日を真剣に生きる 第5章 死ぬのはなぜ怖いか 生存本能に学ぶ 自然のセル地 なぜ宗教が力を失ったか 第6章 「生涯現役」を考える ご隠居の役割 誰も教えてくれなかった
Posted by
田原総一朗の突っ込みに対し、下重暁子がパシッと答える対談集。 小気味の良い丁々発止に、二人の傍らで聞いているかのような臨場感。80歳代の二人ゆえ、話題は当然老いについて。 男を代表し田原氏が、男は孤独に苦しんでいると吐露するのに対し、下重氏は、女性は生活者で男より孤独に耐えられる...
田原総一朗の突っ込みに対し、下重暁子がパシッと答える対談集。 小気味の良い丁々発止に、二人の傍らで聞いているかのような臨場感。80歳代の二人ゆえ、話題は当然老いについて。 男を代表し田原氏が、男は孤独に苦しんでいると吐露するのに対し、下重氏は、女性は生活者で男より孤独に耐えられるとバッサリ。 最近話題の「終活」についても。 マスコミが他にネタが思いつかないから騒ぎ立てるので、家族を信頼していればデスノートや遺言など必要ないと。 他に楽しいことがあるはずなのに、死ぬことばかり考えているから毎日が暗くなるのだと、二人が同意する。 田原氏が放送中に死ねたら本望だと言えば、下重氏は夕暮れ時に夕焼けから日の光が弱まって最期に闇になる瞬間に逝くのが理想の死の場面だと、答える。 健康あるいは病気についても、検査結果が正常値から多少はみ出してもそれがどうした、肉体的な衰えなんて当たり前なのだから、その変化を楽しめ、と下重氏は突っぱねる。 老化に思い惑う高齢者に、一読の価値があるのでは。
Posted by
- 1