アートとしての信用格付け の商品レビュー
著者はムーディーズに勤務していた経験がある。 全体の感想を申し上げればタイトルにある「アート」な部分がどこなのかはわからないうちに読み終えた感じ。 さらに、前半はそれなりに株式投資をしている人なら既に知っているファイナンス理論が占める。 知らない人なら大いに参考になるけれど、...
著者はムーディーズに勤務していた経験がある。 全体の感想を申し上げればタイトルにある「アート」な部分がどこなのかはわからないうちに読み終えた感じ。 さらに、前半はそれなりに株式投資をしている人なら既に知っているファイナンス理論が占める。 知らない人なら大いに参考になるけれど、個人的にはほぼ読み飛ばした。 後半の格付け実務についてはかなり読みごたえがあった。 リーマンショック後や東日本大震災後の日本企業の格付けの変化をどんなステップでやったかみたいな話は格付け機関に勤務していた経験が踏まえられており、リアリティがあってかなり面白かった。
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格付け分析の基礎: ファイナンスの用語としての「格付け」 クレジット分析とは何か 財務諸表の分析 主要な財務指標 財務データの比較分析 定性分析とクレジット・ストーリー 企業経営者の観点からのエクイティ分析 格付け分析の実例 格付けアナリストの業務: 格付け会社の歴史とビジネス...
格付け分析の基礎: ファイナンスの用語としての「格付け」 クレジット分析とは何か 財務諸表の分析 主要な財務指標 財務データの比較分析 定性分析とクレジット・ストーリー 企業経営者の観点からのエクイティ分析 格付け分析の実例 格付けアナリストの業務: 格付け会社の歴史とビジネスモデル 格付けと規制 規制により導入された「格付け手法」 格付け変更の実際 格付け委員会の運営 格付け変更の実際 格付けアナリストの資質 格付けの未来
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