だから殺せなかった の商品レビュー
3人を殺害した連続殺人犯と新聞記者で紙面上でやりとりしつつ真相に迫る劇場型犯罪の一種。やりとりが面白くてどんどん読ませられるし、タイトルの意味を回収するところが最高にいい。単純なラストにさせずに、読者に考えさせる展開も良くていい読書だった。
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2017年度第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。 新聞記者に届いた首都圏連続殺人事件の犯人からと思われる挑戦状。これを受け、大手新聞紙上で犯人と新聞記者の公開討論が開始される。 これを境に世間の注目を浴び、売上が低迷していた新聞は盛り返す。ジャーナリズムは人の不幸を食い物にする...
2017年度第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。 新聞記者に届いた首都圏連続殺人事件の犯人からと思われる挑戦状。これを受け、大手新聞紙上で犯人と新聞記者の公開討論が開始される。 これを境に世間の注目を浴び、売上が低迷していた新聞は盛り返す。ジャーナリズムは人の不幸を食い物にするのか、真実を伝えることと犠牲になることの天秤は? そうした様々な問いを新聞記者の視点から描き、最終的に辿り着いた真実とは?
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タイトル回収も見事だし舞台設定もよかったのだが、手紙の言葉が難しいのといまいち感情がのりきれなかった。
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ここからおもしろくなってきそう…!と山を期待きていたら平坦に終わってしまってややスンッとなってしまいました。
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ストーリーは面白くて、どんどん読み進めた。けどラストの説明が長すぎるよ〜〜〜!!! なんとなく分かっていたラストだったのに説明が長い長い。 タイトルの意味は、読み終えて「なるほど!」となった。そこをタイトルにするのかという面白さ。
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ちょいちょい犯人とのやりとりが堅苦しい言葉がでてきて途中わけわかんなくなってきたけど、最後の最後で本のタイトルの意味を知ってゾッとする思いと切ない思いがありました。 おもしろかったけど、再読まではいいかなって感じます。
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正直に言うと、ずっとのっぺりとした印象でした。 犯人との紙面上での遣り取りが始まっても、何だか盛り上がりに欠けるというか、緊張感がさほど感じられない印象で。 ですが、終盤にこの小説のタイトルの意味が分かるシーンがあって、その瞬間、灰色だった世界がバンッと一気に色付いた気がしました...
正直に言うと、ずっとのっぺりとした印象でした。 犯人との紙面上での遣り取りが始まっても、何だか盛り上がりに欠けるというか、緊張感がさほど感じられない印象で。 ですが、終盤にこの小説のタイトルの意味が分かるシーンがあって、その瞬間、灰色だった世界がバンッと一気に色付いた気がしました。 そしてまんまと心の中で呟きましたよね。 「ああ・・・、だから殺せなかったんだ・・・」 と。 とても悲しい考えさせられるお話でした。
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無差別連続殺人の犯人から挑戦状。 相手に選んだのは、新聞社の1人の記者。 お前の言葉でオレの殺人を止めてみろ! 手紙と紙面で対決するという異例のミステリー。 “男女の愛は、性欲を美化するための少女の哲学だ” 著者の言いたいことを詰め込むための設定なのでは?と思うくらい、善と...
無差別連続殺人の犯人から挑戦状。 相手に選んだのは、新聞社の1人の記者。 お前の言葉でオレの殺人を止めてみろ! 手紙と紙面で対決するという異例のミステリー。 “男女の愛は、性欲を美化するための少女の哲学だ” 著者の言いたいことを詰め込むための設定なのでは?と思うくらい、善と悪、愛や罪についての哲学の殴り合い。 この小説は自らの倫理観を再構築するいい機会になるかもしれない。
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メディアのあり方みたいなことにあまり興味がないからか、すごくおもしろいとはならなかったけれど、それなりにたのしめた。
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す…すごかった……最後の大きな秘密、全然気づけなくてハッとした… 「事実」を伝える責任があり、でもその正しい事実が誰かにとっては悪や損となってしまう、善と悪は表裏一体だなと。
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