グランマ・ゲイトウッドのロングトレイル の商品レビュー
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女性初のアパラチアントレイル全線踏破者(しかも67歳で!)の実話。エマは貧しい子供時代を過ごし、結婚してからは夫のDVに耐え、やっと自由になった時にスルーハイクを実現。十分な装備もない中、1日20km以上歩き続けたなんて、、、私は週1ペースでデイハイクをするけど、この本を読んで、いつかロングハイキングにも挑戦したいと思った。
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とにかく歩こうと思った。 体の健康にも、精神の健康のためにも。 大自然の中を歩くトレイルに興味はあるが、エマのような勇気と実行力はないので、まずは近所を歩くことから始めよう。 エマは不幸な出来事にも耐え、前向きで、働き者で、冒険家。子供の頃の経験があれば成人して不幸な場面に出...
とにかく歩こうと思った。 体の健康にも、精神の健康のためにも。 大自然の中を歩くトレイルに興味はあるが、エマのような勇気と実行力はないので、まずは近所を歩くことから始めよう。 エマは不幸な出来事にも耐え、前向きで、働き者で、冒険家。子供の頃の経験があれば成人して不幸な場面に出くわしても負けずにいることができるのか。それとも自分の子供への愛ゆえか。
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「いつか行ってみたい。」 そう思っている場所に実際に足を運ぶ機会が人生でどれだけあるだろうか。 しかも、ただその場所に降り立つのではない。 約半年もの期間を要する、気の遠くなるような距離を踏破することへの挑戦だ。 世界最長を誇るアパラチアン・トレイル(アメリカ)。女性として初めて...
「いつか行ってみたい。」 そう思っている場所に実際に足を運ぶ機会が人生でどれだけあるだろうか。 しかも、ただその場所に降り立つのではない。 約半年もの期間を要する、気の遠くなるような距離を踏破することへの挑戦だ。 世界最長を誇るアパラチアン・トレイル(アメリカ)。女性として初めて踏破(スルーハイク)したのは、屈強な若者ではなく、孫までいるおばあちゃんだった。名前はエマ・ゲイトウッド。 何かを始めるのに年齢が遅すぎることなんてない。 私も色んなことに挑戦しなきゃ❗️と元気付けてくれる一方で、「いつかやる」と言って「いつまでもやらない」自分を再認識させられ痛い。 いやしかし、おばあちゃんの生き様アッパレです。
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面白かった。歩きたくなっちゃうね、3500キロとは言わないまでもね。 (しかし彼女の人生、自然を謳歌するハッピーなアウトドアおばあちゃんというわけではなかった)
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1950年代、アパラチアン・トレイル3300キロを67歳の女性が踏破した実話。 11人の子供と、ひ孫のいるこの女性には貧困の子供時代や結婚後の夫の暴力、子供が増えますます貧乏になっていく凄まじい生活を必死に生きてきた壮絶な人生があった。 ロングトレイルに挑んだ理由は「やってみた...
1950年代、アパラチアン・トレイル3300キロを67歳の女性が踏破した実話。 11人の子供と、ひ孫のいるこの女性には貧困の子供時代や結婚後の夫の暴力、子供が増えますます貧乏になっていく凄まじい生活を必死に生きてきた壮絶な人生があった。 ロングトレイルに挑んだ理由は「やってみたかったから」。 これだけの理由で困難に立ち向かうのだが、それにしても驚くのは服装と持ち物。 普通の綿パンツに毛布と少しの食料を布袋に入れ担いでいる。 この格好で標高1600メートルの山を登り、胸の高さまである川を渡り、蛇や熊との遭遇、大雨や厳しい寒さ、自然との戦いを続けていく。 ピンチの場面も道中に出会った人達のチカラを借りて、とにかく前に進むことだけを考え乗り越えていく。 寝床がなければ枯れ葉を集めベットにして一晩を過ごす、どんな困難な場所でも生きることを諦めず、前向きな姿勢で挑む強い精神力をもつこの女性にどんどん引き込まれる。 更に驚くのは3回もこのロングトレイルに挑戦していること。 夫の暴力に耐え、貧困の中で子育てをし家庭にいた23年間。 なぜ23年間も耐え続けることができたのだろう。 この疑問に「彼女が何かに向かっていたのか、何かから遠ざかろうとしていたのかわからない」と取材した記者は記している。 どちらの目的であっても簡単にできることではない。 このような女性がいたこと、困難を乗り越えていくパワーに驚きと感動で一杯になる。 多くの人に是非読んで欲しい1冊。
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これはもう驚くしかない。 シュラフもツエルトも、もちろんテントやコンロも持たず、ザックすら持たず、70年前の整備不十分なアパラチアントレイル3300㎞を一気に歩き切った67歳の女性を描いたのが本作だ。パシフィック・クレスト・トレイルをスルーハイクした女性が書いた『私に会うまで...
これはもう驚くしかない。 シュラフもツエルトも、もちろんテントやコンロも持たず、ザックすら持たず、70年前の整備不十分なアパラチアントレイル3300㎞を一気に歩き切った67歳の女性を描いたのが本作だ。パシフィック・クレスト・トレイルをスルーハイクした女性が書いた『私に会うまでの1600㎞』の著者は、ハイク初日にその重量のためザックを担ぐことができなかった。本書に書かれるグランマは、ULハイクのさきがけだ。最終盤に装備を詰めた袋を肩に担いだ本人の写真が掲載されているが、本当に驚いてしまう。 道中のドキュメントと、彼女の抑圧された半生が交互に書かれ、アパラチアントレイルをスルーハイクする情熱の根源を推し量る構成になっているが、いずれにせよ何かしら行動を起こすときに、なにより重要なのは情熱なのだと思い知らされた。
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アパラチアン・トレイルを女性で初めてスルーハイクしたおばあちゃんの話。でっかい巾着袋を肩に背負って踏破したという衝撃。元々、アパラチアン・トレイルには興味があったので、読後、改めていつか訪れたいという想いが強くなった。
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