ひまりのすてき時間割 の商品レビュー
ADHDと診断された6年生の橋本ひまりが、考えながら書いた『ひまりのすてき時間割』というノートを、親友の早川真由が読ませてもらう、というストーリー。 『ひまりのすてき時間割』には、ひまりがよりよく生活できるようになるためのルールやアイディアが、起きてから寝るまで、一日の流れに沿っ...
ADHDと診断された6年生の橋本ひまりが、考えながら書いた『ひまりのすてき時間割』というノートを、親友の早川真由が読ませてもらう、というストーリー。 『ひまりのすてき時間割』には、ひまりがよりよく生活できるようになるためのルールやアイディアが、起きてから寝るまで、一日の流れに沿って書き記されている。 児童書だけれど、ADHDをよく知らない大人にとっても、当事者がどのような思考回路でどのような困り事があるのか、理解しやすい内容になっていた。 主治医の和子先生のように、「俯瞰」というものの見方を教えるのはすごく大事そう。 理解のない担任の先生に腹を立たせながらも、自分で自分をコントロールする方法を覚え、努力してADHDと付き合っていこうとするひまり。 そして家族やまわりの友だち、前向きなみんなの成長が感じられる明るい本でした。
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ADHDの6年生女の子ひまりが、自分がADHDと診断され、小児科医の先生のアドバイスを受けながら「すてき時間割」という朝起きた時から寝るまでの暮らしを書くノートを作り、親友に見せていく。 その中でADHD(ひまりの場合)の特性や、どう対応して失敗しないようにしているか?生活の工...
ADHDの6年生女の子ひまりが、自分がADHDと診断され、小児科医の先生のアドバイスを受けながら「すてき時間割」という朝起きた時から寝るまでの暮らしを書くノートを作り、親友に見せていく。 その中でADHD(ひまりの場合)の特性や、どう対応して失敗しないようにしているか?生活の工夫も書かれていく。ADHDの人には、こういう対応もあるんだ。などがわかるが、物語としては何というか、リアリティに欠け、出来すぎていて面白くない。それというのも、著者がADHDを持っている小児科医だった。 ADHDの方や周りの人がどういった対応をすればよいのか?学ぶことは出来るかもしれないが、それでも、物語にしなくてもよいのではないかと。普通にハウツー本で良いかと思いました。 特にお勧めしません。
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発達障害の子が自ら文(自分の一日について)書くというのがすばらしい。感じ方がよくわかる。また別の子の視点を取り入れるようになって、他視点も確保。誰もがみんなそれぞれ特徴があって自然なのだと思える。 最後、気になるところはあるけど、明るく読めた。
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