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旅する小舟 の商品レビュー

4.3

37件のお客様レビュー

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    14

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2025/12/22

面白いー!めちゃくちゃ緻密な線画の白黒画面なのだけど、光や陰影がはっきりわかる。夜の海で魚が集まってきてる場面とか、すごい。 小舟の色だけ、地の紙の色とは別の白を塗っているようで、白黒の世界の中でもくっきり目立ってて面白い表現。 リアルな海の生き物の描写の中に、異形の生き物がひょ...

面白いー!めちゃくちゃ緻密な線画の白黒画面なのだけど、光や陰影がはっきりわかる。夜の海で魚が集まってきてる場面とか、すごい。 小舟の色だけ、地の紙の色とは別の白を塗っているようで、白黒の世界の中でもくっきり目立ってて面白い表現。 リアルな海の生き物の描写の中に、異形の生き物がひょっこり紛れていて、しかし深海には本当にこういう生き物がいるかも、とワクワクする。 ストーリーはよく分からないけど、見てるうちに前のこもページに投稿した人物?魚人?だなって気づいて、なんとなく話を想像できて、繰り返し眺めるたびに拝見があり面白い。 ショーン・タンが推薦文書いてたと知り納得。 文章がないけど絵がめちゃくちゃ上手くて雄弁な作品という点で、デイヴィッド・ウィーズナーも思い出す。

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2025/11/16
  • ネタバレ

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絵本の可能性が広がりました。 繊細で美しいひとつひとつの線がこんなにも壮大な世界を生み出せる。言葉がないので読み手が自由に想像できるのも魅力のひとつ。多分良いことも、残酷な部分も描かれていたんじゃないかなと思う。何度も読み返したい、素晴らしい作品。

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2025/10/23

字のない絵本。モノクロの美しい絵が非現実の世界に連れて行ってくれる。子供への読み聞かせという観点だと少し難しいかも。(1y3m)

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2025/10/17

紙の小舟が海に放たれて壮大な旅に出る、モノクロで書かれた文字のない絵本。これはペン画?すごく繊細で圧倒されました。文字がないから想像が膨らむし、ショーン・タンやゴーリーが好きな方にはオススメ。

Posted byブクログ

2025/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近岸本佐知子さんのファンになったので人に借りて読んだ。自分でも買って手元に置きたい。 岸本さんの翻訳があるのかな? と思ったが、字はない絵本だった。 岸本佐知子さんがニューヨーク・タイムズの書評コーナーで見て、日本でこれを紹介したい! といろんなところへ働きかけて出版された本らしい。絵本作家で有名なショーン・タンが推薦文を寄せたらしい。 細かい線の描き込みがものすごくて目を凝らした。こういう細かい描き込みで凹凸や光の陰影を表現できるのすごいやと思った。 ストーリーははっきりとわからないが、いろいろ読者が自由に考えることができると思うし、考えていいのだと思う。 黒い人と白い人が白い紙を折って小舟を作り、海を渡りながら旅します。最終的には筆者の出身地であるベルギーに帰ってくるようです。いろいろ不思議な生き物や街などを通過してきた小舟がベルギーに到着し、小舟から降りてきた人影が家で待っていた人影と会うシーンがなぜか胸に刻まれました。誰と誰だったんだろう、どんな関係なんだろう、どうして旅に出たんだろう、と気になってしょうがないです。 特に好きだったページ ・オーロラのページ ・デカい氷山? みたいなやつに遭遇してるページ ・最後の帰宅シーンで、特に、帰ってきた人と帰りを待ってた(?)人が向かい合っている様子がわかるコマ ・表紙裏表紙に採用されている、星空と水面下の魚の目が光っているページ ・その次の、小舟がお魚に取り囲まれているページ 文字アレルギーと自ら豪語しており本を一切読まないし読んだこともないらしい知り合いの子どもに、暇つぶしにこの絵本を渡したところ、絵本とか俺のこと舐めすぎ! と言いつつ何これと素直に受け取り、なぜか周りの友だちも集まってきて1ページずつめくりながらみんなでリアクションしていた。あまりにも意外だった。

Posted byブクログ

2025/05/02

文字が一切ない、美しく緻密に描き込まれた絵のみで、頭の中で物語を考えながら読み進めて行くが、読む度に違う話が出来上がる。 隅々まで読み込んだあと、もう一度、もう一度と繰り返し見たくなる作品。 この物語を読み終わることはないのだろうと思わせるような絵本。

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2025/04/06

岸本佐知子さん著者にクレジットされてるけど文なしの絵本。それでいて文学的、というのはどこかショーンタン的。いつか文章ありの絵本も期待したい。

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2025/02/25

不思議すぎる。 エッチングなのか、繊細極まる絵は美しく気持ち悪い。 旅の行程から色々な暗喩が分かったりするのだろうか?

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2025/02/06

三浦建太郎先生と アシスタントさんたちが描かれてた、 【ベルセルク】でのあの尋常ではない筆致の数々を 連想させるような 狂気的な絵力に真正面から殴られ打ちのめされる。 線の隅々まで見てたら 精神が途切れてそうな部分ってすぐ分かるけど、 今作にはぜんぜんそれが無くて恐ろしかった。...

三浦建太郎先生と アシスタントさんたちが描かれてた、 【ベルセルク】でのあの尋常ではない筆致の数々を 連想させるような 狂気的な絵力に真正面から殴られ打ちのめされる。 線の隅々まで見てたら 精神が途切れてそうな部分ってすぐ分かるけど、 今作にはぜんぜんそれが無くて恐ろしかった。 どこを取っても線が穏やか。 ページを捲るたびに「よせ…もうよせ……」 って止めたくなるぐらいの熱量を感じて、 絵の波に飲み込まれそうだった。 発行部数1万部突破!みたいに書かれてたけど コレは日本国内での話…?全世界での売り上げ…? 一万部だと単純に印税計算しても 300万円ぐらいにしかならなそうなんだけど そんなの絶対におかしい。もはやこれは有事。 「描き上げたら3億円支払います」って言われても 描き上げれる自信なんて全く湧かない。 絵本制作からの逃亡、不可避。 価格が3000円を超える絵本で 「安すぎる……」って感じられる数少ない作品。 調べても制作期間が分からなくて残念だった。 いったいこれほどの絵を (それもあの驚きのページ数)描かれるのに、 どのぐらいの時間をかけられたんだろう………。 もうひれ伏すしかないです………。 ありがとうございました。

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2024/12/17

凄まじい仕事量の絵本。 線画・点描画による圧倒的な作品。 美しい構図に不思議なモチーフ、セリフの一切ない謎めいた旅路に否が応にも想像がかきたてられます。 日々の生活に疲れてふと入ったコーヒーチェーンに置いてあり、作者の限りない想像力とそれを形にする表現力、仕事量にパワーをもらいま...

凄まじい仕事量の絵本。 線画・点描画による圧倒的な作品。 美しい構図に不思議なモチーフ、セリフの一切ない謎めいた旅路に否が応にも想像がかきたてられます。 日々の生活に疲れてふと入ったコーヒーチェーンに置いてあり、作者の限りない想像力とそれを形にする表現力、仕事量にパワーをもらいました。

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