どろどろの聖書 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
スラエルの族長たちの愛憎劇: 偉大な「民族の父」は妻を2回も売った 正妻と女奴隷の確執が現代の民族紛争のもとに 罪びとの巣靴から逃げ延びた父娘の邪淫 イスラエル建国以前の愛憎劇: 民族を虐殺する王に息子を引き取らせた女 人間と家畜の初子がすべて殺される災厄 数十万人の不満をたったひとりで引き受けた男 偶像を崇めてしまった仲間3000人を虐殺 神の代理人に叛逆した者たちの壮絶な最期 ダビデとソロモン時代の愛憎劇: 人気と実力を兼ね備えた部下を憎む王 殺したい相手から王は2度もいのちを救われる 恩知らずな富豪に裁きが下り賢妻は王に嫁ぐ 王国分裂と捕囚時代の愛憎劇: 偉大な王も恐れた神に選ばれた男の大罪 預言者を殺そうとして犬に食われた悪の王妃 神に用いられ異教の崇拝者を滅ぼし尽くした男 救世主をめぐる愛憎劇: 救世主誕生を恐れた王による大量幼児虐殺 洗礼者の生首を要求した魔性の踊り子 救世主を受け入れず殺そうとする地元民たち
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「どろどろの聖書 清涼院流水 朝日新書 2021年 869円」欲望にまみれたどろどろの中東史が書かれていて、わかりやすく読みやすい。倫理観も全く違う世界なので動物的な話の数々。面白いが、これを信じる?救われる?に繋がる事が理解できない。人間の欲望が普遍的な事は理解できるが。
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