塩の樹と森の人魚 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
約1/4頁ぐらいまでは、世界観が解らず、頁がなかなかに進まなかった。日本で人魚伝説と言えば有名なのは「八百比丘尼伝説」だと思うのですが、江戸時代の見世物興行や各地に残る伝承などを見ると奇怪な物が多く、ついそちらを想像してしまいがちだが、精霊と人魚が織り成すファンタジー。現代における問題提起、民間伝承、ピュアな恋愛も盛り込んだ小説。この世界観の説明が執拗に出てくるのだが、あまり理解できず、ただアニメにすると素敵な映像になるのだろうなとは思った。姉の婚約者の紘義さんが出てくるあたりからは面白く読めた。
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木から塩がとれる。白く光るお姉さん。 自分のお母さんと同じ伝説を語る友達のお母さん。 倒れた大木。 水に入りたくなる自分の奇行。 ファンタジー要素強めのワクワクする話。 膝に種を持って生まれた友達。 通信手段は「木」。 海底の巨大な樹木。 胞衣を持って産まれたと自覚している義理の...
木から塩がとれる。白く光るお姉さん。 自分のお母さんと同じ伝説を語る友達のお母さん。 倒れた大木。 水に入りたくなる自分の奇行。 ファンタジー要素強めのワクワクする話。 膝に種を持って生まれた友達。 通信手段は「木」。 海底の巨大な樹木。 胞衣を持って産まれたと自覚している義理の妹。 真琴ちゃん。 前世の記憶があるから大人なの? 不思議な力を持つ一族の末裔みたいな姉弟。 登場人物がみんな優しい。 大洋のこれからも楽しみ。 素敵な話だった。
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