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夜をあるく の商品レビュー

3.9

26件のお客様レビュー

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2022/05/01

日本絵本賞最終候補ノミネート作品。静かな情景と夜中から朝にかけての、爽やかな香りが伝わってくる絵本。小さい頃に行った、深夜の高速道路の、人が少ない冬のサービスエリアを思い出した。

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2022/04/13

家族で山を登ってご来光を見にいく。濃いブルーの背景に、所々で見られる明るい光。頂上に達した時の目を見張る太陽の光に息を呑んだ。 世界中で朝が来ることを、明る太陽を見えるのを待つことができるような日は来るのか?昨今の情勢を見てふとそんなことを思った。 

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2022/04/06

真夜中に起き出した僕たちは、街を抜けて山を登る。 シンプルで淡々とした絵と文と。 真夜中の街から、山里へ。こんなふうに誰もいない暗い道を歩いてみたいな。 ホントにどこかへ出かけたくてうずうずしてくる。 こんな闇の中で見る星はどんななんだろう。 ただ、夜の山に懐中電灯1本は無理が...

真夜中に起き出した僕たちは、街を抜けて山を登る。 シンプルで淡々とした絵と文と。 真夜中の街から、山里へ。こんなふうに誰もいない暗い道を歩いてみたいな。 ホントにどこかへ出かけたくてうずうずしてくる。 こんな闇の中で見る星はどんななんだろう。 ただ、夜の山に懐中電灯1本は無理があるんじゃあ。湖に足場の悪そうな岩場、足元大丈夫なのかドキドキ。

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2022/03/27

なんてとてもシンプルなタイトルだろう。 そのシンプルさに手を取った。 深夜の街のひっそり感や、起きている人のいる窓の明るさ、大きな建物の異様なほどの煌めき。 でもなぜか異次元に来たような、別世界を内緒で歩いているような感覚。 それぞれの夜の絵に、丁寧に描かれている1つ1つの事象が...

なんてとてもシンプルなタイトルだろう。 そのシンプルさに手を取った。 深夜の街のひっそり感や、起きている人のいる窓の明るさ、大きな建物の異様なほどの煌めき。 でもなぜか異次元に来たような、別世界を内緒で歩いているような感覚。 それぞれの夜の絵に、丁寧に描かれている1つ1つの事象が素敵だった。 夜明けの眩しさを疑似体験した。

Posted byブクログ

2022/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族で夏の夜の特別なお出かけ。歩いて町を離れて山道へ。 一家がどこを目指しているのか何が目的なのか、一切明かされずに進んでいく中で高まる興奮。 絵本の中では夜の青に染まった穏やかな時間が流れているけれど、実際の夜は月もないと山の中は真っ暗闇だろうし危険もあるからドキドキだなぁ。 満点の星空を見上げた後のラストに待つ美しい色のグラデーション。家族の忘れられない思い出になるだろう。 6歳。

Posted byブクログ

2021/12/31

約束の夜。 ぼくたち家族はリュックを背負って出かける。 建物のあかりが道に落ちている。 ひっそりとした森の中を歩け歩け。 山頂を目指す。 〇夜中の登山絵本。 夜の登山を楽しんでいた頃があって、木々の間から仰ぐ夜空など懐かしく思い出した。

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