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世界を読み解く科学本 の商品レビュー

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2024/02/09

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

Posted byブクログ

2022/02/02

ブックガイド好きとしては本書も外せず、遅ればせながら発売を知って入手。しかし、読みたくなったのは”図鑑NEO宇宙”と”数学の大統一に挑む”の2点のみ。総じて言えるのは、自身の研究分野への情熱はそれなりに伝わってくるけど、各推薦書に対する思い入れは、少なくとも文章からは今一つ伝わっ...

ブックガイド好きとしては本書も外せず、遅ればせながら発売を知って入手。しかし、読みたくなったのは”図鑑NEO宇宙”と”数学の大統一に挑む”の2点のみ。総じて言えるのは、自身の研究分野への情熱はそれなりに伝わってくるけど、各推薦書に対する思い入れは、少なくとも文章からは今一つ伝わってこないということ。文章の専門家じゃない面々にそれを求めるのがいけないのかもしれないけど、『これ、是非読んでみたい!』って気にさせられる推薦文が殆ど無かった。改めて紐解くことは、おそらく、よほどないかな。

Posted byブクログ

2021/11/24

編者の山本貴光(1971年~)氏は、慶大環境情報学部卒、ゲームメーカーでゲーム企画・プログラミングに従事後独立し、フリーランスのゲーム作家・文筆家・翻訳者。立命館大学大学院先端総合学術研究科講師、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。 本書は、2015年出版の『サイエンス・ブ...

編者の山本貴光(1971年~)氏は、慶大環境情報学部卒、ゲームメーカーでゲーム企画・プログラミングに従事後独立し、フリーランスのゲーム作家・文筆家・翻訳者。立命館大学大学院先端総合学術研究科講師、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。 本書は、2015年出版の『サイエンス・ブック・トラベル:世界を見晴らす100冊』に加筆修正・改題をして文庫化されたもので、気鋭の科学者ら25名(+α)によるサイエンス分野のブックレビューである。 構成は、CHAPTER.Ⅰ「宇宙を探り、世界を知る」が地球や宇宙といった物質環境、CHAPTER.Ⅱ「生命のふしぎ、心の謎」が生物や人間の精神を含む生命現象、CHAPTER.Ⅲ「未来を映す」が科学の歴史や科学を理解すること、あるいは科学の未来に関わる謎等である。 レビュアーには、多田将、福井康雄、鎌田浩毅、大河内直彦、長沼毅、青木薫、本川達雄、岡ノ谷一夫、吉成真由美ら、物理学者、生物学者から、ジャーナリスト、SF作家までが含まれ、それぞれが自らの専門の学問分野・テーマを中心に、必ずしも新作に拘らない、オールタイムベストの作品を紹介している。(従って、絶版本も含まれる) 例えば、『フェルマーの最終定理』ほかの翻訳で知られ、今やサイエンス・ノンフィクションの翻訳の第一人者とも言える青木薫はエドワード・フレンケルの『数学の大統一に挑む』(本人訳)、ロングセラー『ゾウの時間ネズミの時間』の著者の生物学者・本川達雄はクヌート・シュミット=ニールセンの『動物生理学』等、2013年のベストセラー『知の逆転』の訳者・吉成真由美はリチャード・ドーキンスの『進化とは何か~ドーキンス博士の特別講義』(本人編・訳)等を上げている。 私は文系出身ながら、サイエンス・ノンフィクションを好んで読むが、それらは、当然ながら日々の仕事の役には立たず、残念ながら飲み会の場の役に立つこともない。。。しかし、サイエンスの視点を持つことによって、僅かでも世界の見え方・感じ方は変わってくるような気がするのだ。 多様で広いサイエンスの世界を、大きく見晴らすための手掛かりとなるような本を集めた、良質なブックガイドである。

Posted byブクログ