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昭和プロレステーマ曲大事典 の商品レビュー

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2021/11/18
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もの凄くニッチなテーマのムック。 いや、僕にとっては学術資料的な書籍。著者のコブラ氏は 僕がほぼ定期購読している「昭和プロレスマガジン」にて 毎号昭和プロレスの「入場テーマ曲」に関する記事を書い ている人。この分野では筋金入りの方。 プロレスラーの名前で使っていたテーマ曲の検索が出来る、 という辞書形式。1曲毎に深い内容の解説が記されており、 年代ごとに違うテーマ曲を使用している場合は複数曲がち ゃんと掲載されている。 今はもう当たり前だが、「選手入場時に音楽を流す」こと が普通で無かった時代があり、僕もその頃の記憶がしっか りある。アントニオ猪木が「炎のファイター」で入場する のを初めて観た時は、身体に電流が走った覚えが(^^;)。 コレを思いついた・・・と言うより、「テーマミュージック に乗って入場」というよりプロレスらしい風景を当たり前 にしてくれた人に、本当に感謝したい。 しかし昔のプロレス界、「著作権」への配慮が全く無いの がある意味凄い。今はしっかりオリジナル曲が作られるよ うになったが、こういう無法地帯もそれはそれで心地よい 気も。 まとめてくれたコブラ氏に心からのリスペクトを。 この本のおかげでまたCDを数枚注文することになったの はナイショで。

Posted byブクログ