60代の論語 の商品レビュー
誰にでも非常に読みやすい体裁で書かれている。論語については幾分出尽くした感があり、特に目新しい感じはないが、再度押さえておくべき心構えと考えて読んでみるといいかも。
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60歳ともなれば、いろいろ経験を積み、人生の転換期に入ったと感じる 時期である。 骨太な人生の再構築や人間関係の練り直しを考える上で、孔子の言葉を噛み締めるのもいいかなと思い読んでみた。結果は、訳文や解説があり読みやすく、一読の価値はあった だが、凡人の自分には「言うは易し、行...
60歳ともなれば、いろいろ経験を積み、人生の転換期に入ったと感じる 時期である。 骨太な人生の再構築や人間関係の練り直しを考える上で、孔子の言葉を噛み締めるのもいいかなと思い読んでみた。結果は、訳文や解説があり読みやすく、一読の価値はあった だが、凡人の自分には「言うは易し、行うは難し」だと感じる部分が多かったのも否めない。 自分が参考にしたいと思ったものを以下にピックアップしておく。 ・吾れ嘗て終日食らわず、終日寝ねず、以て思う。益なし。学ぶに如かざるなり(考えることに没頭するより、書を読み、師に聞いて学ぶ方がプラスになる) ・「衆これを憎むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す」(世の多くの人が悪く言うときも、良く言うときも、それを鵜のみにせず、必ず自分で調べること) ・「小過を赦し、賢才を挙げよ」(小さな失敗は許した上で優秀な者を抜擢する) ・「吾の人に於けるや、誰をかそしり誰をか誉めん。もし誉むる所の者あらば、それ試みる所あり」(私は人を理由なく悪く言うこともほめるこてもない。もしほめることがあるとすれば、根拠があってのことだ。好き嫌いで人を評価しないこと)
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