淫獄団地(2) の商品レビュー
団地の中で抑圧された性欲を解放させる衣装で怪人の如く性的指向を爆発させる人妻系美女達と、それに対抗する若き管理人の攻防を描くエロティックアクション巨編。 今の世代にはこのぐらいのバランスが良いのかも知れないが、軸足を定めないまま、成年マークのないレーベル制限の範囲内で、エロと...
団地の中で抑圧された性欲を解放させる衣装で怪人の如く性的指向を爆発させる人妻系美女達と、それに対抗する若き管理人の攻防を描くエロティックアクション巨編。 今の世代にはこのぐらいのバランスが良いのかも知れないが、軸足を定めないまま、成年マークのないレーベル制限の範囲内で、エロとコメディを伸ばした感じがおっさん世代には中途半端に感じる…。 もっとバカに振り切った方が面白いと思うんだが、時代の流れはこちらの方が受けが良いと言うことなのでしょう。 「寝取り」「酒乱」「触手」・・・再戦と黒幕の陰謀な話達…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
まさかの漫画家つくしあきひと先生が激推ししているらしい(帯曰く)、変態だらけの団地管理物語シリーズの二巻である。 この二巻ではバニシング排斥婦人会との邂逅が描かれて、いつものような変態団地妻怪人と戦いつつ、次巻から始まる「A級人妻死闘編」の前哨戦のような物語が組まれていた。 ※以降はネタバレ全開なので、未読の方にはお勧めできません 今回もまた変態度はマックス全開である。 寝取り魔シキジョウ、空手の達人妻・ゴウダ、酒乱妻・サカクラ、触手フェチのイカヤマなどがリビドークロスで大暴れしている。 第7話「ばら撒き魔・再襲」では一巻で出てきたメンツが再登場し、総出で襲い掛かるパーリーナイツなども描かれている。 そして、そこに現れたA級人妻・ショウダ。 彼女を皮切りにして、第8話「バニシング排斥婦人会」では悪役大集合的見開きで、おぞましきバニシング排斥婦人会の一味が描かれている。 (なお、本編だとゴウダは変態でない風にも見えるが、アニメイト限定の4Pリーフレットでは彼女もまた同類であることがうかがわれるので参考まで) こうした本筋もまた動的であり、エッチで大変結構なのだが、それ以上にバックストーリーが少しずつ見え始めたのも大きいところだ。 バニシング排斥婦人会との関わりが示唆される、変態人妻事件担当刑事のハイバラ。 彼女は催眠術的なエニシングで状況をコントロールし、このリビドークロスにまつわる事態を管理しているようだ。 そしてそんな彼女が敵視するカンザキ。 押し売りセールスレディである彼女は、今巻では変態人妻と戦える「ボルタッククロ―」」なる装備を(10万円とぼったくり価格で)売りつけている。 彼女の狙いは何なのか、彼女の立ち位置はどうなっているのか、この辺は以降も重要な要素になりそうである。 そして物語に大きく影響しそうな、リビドークロスに直接関与するバニシング排斥婦人会の振る舞い。 反社との関わりがモロに描かれた今巻の描写は、これからの物語が一筋縄ではいかなそうなことを暗示しているようだ。 というわけで、搾精研究所さんのらしさが両面で出てきている二巻だった。 もともと 「エッチな作品なのに、なんかすごい壮大なスケールの物語じゃん」 という形でバズって知られるようになったサークルであり、おそらくこの物語も単にエッチなパロ物というだけで終わることはないだろう。 そういった姿が見えてきた点や、ディテールの楽しさ、あまりに邪悪な婦人会描写などに敬意を表し、この巻は星五つで評価したい。 三巻以降がどんな形で展開していくか楽しみである。 婦人会だと会長と副会長が好きです。(唐突な告白)
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「レ研」以来の何から何までどうかしてる頭おかしい系セックスバトルコミック。「バニシング婦人排斥会」「A級人妻」「反社トンネル」ワードチョイスが凄すぎる。他に代わりの効かない個性の塊みたいな作品。
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