リーダーシップ進化論 の商品レビュー
・参考図書指定科目:「リーダーシップ概論」 <OPAC> https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/vOy8NNFOfIDC8QeAuMOrr-GL6dh/description.html
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ブッちぎりレベルで面白い。 歴史的な視点も然ることながら、様々な動物の生存戦略の視点も面白いを通り越して興奮しました。
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人類が登場する以前からの長い歴史からリーダーシップを考察するスケールの大きな本であり、著者の知識量に圧倒された。 リーダーシップは一つではなく環境依存であり、世の中が劇的に変化していく中で環境に寄り添ったあるべきリーダーシップが出現するのだと思う。これから先はAIの出現進化などに...
人類が登場する以前からの長い歴史からリーダーシップを考察するスケールの大きな本であり、著者の知識量に圧倒された。 リーダーシップは一つではなく環境依存であり、世の中が劇的に変化していく中で環境に寄り添ったあるべきリーダーシップが出現するのだと思う。これから先はAIの出現進化などにより、今日通用したスキルが明日陳腐化するような、本当に先の見通せない世界がやってくる。その時に自分は、どのようなリーダーシップを発現させるべきか。よく考えなくてはいけない。
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生物進化論・人類史と共にリーダーシップの変遷について解説した一冊。トピックは哲学や認知心理学にまで及び、著者の知識の広さがうかがえるジャンルレスな本で個人的に好みだった。 技術的・概念的シンギュラリティが蓄積されていくにつれて、生物の組織(特に人間の)は新たな属性を備えるように...
生物進化論・人類史と共にリーダーシップの変遷について解説した一冊。トピックは哲学や認知心理学にまで及び、著者の知識の広さがうかがえるジャンルレスな本で個人的に好みだった。 技術的・概念的シンギュラリティが蓄積されていくにつれて、生物の組織(特に人間の)は新たな属性を備えるようになる。その組織に求められるリーダーシップの属性も変化していく。つまり多様化する組織に合わせてリーダーシップも多様化していくべきで、そこで起こるのは置き換えではなく使い分けである、というのが正しい理解かと感じた。 リーダーシップの進化に迫る、というよりは人類が現代に至るまでに経験してきた特異点をコンパクトにまとめることをテーマにした本かと思う。最終章の人工知能の暴走への警鐘も一読に値する内容。自分の知識がまだまだ足りないことを久々に痛感させられた良い一冊だった。
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#fliyer 当時のリーダーは、内部的には人々の生活レベルの向上が、外部的には領土をめぐる覇権争いに勝つことが、正当性として厳しく評価されるようになっていった。 経営学者の金井壽宏は、この内部性と外部性を「不動の二元軸」と呼んでいる。四大文明以降のリーダーは、「なぜ、あなたが...
#fliyer 当時のリーダーは、内部的には人々の生活レベルの向上が、外部的には領土をめぐる覇権争いに勝つことが、正当性として厳しく評価されるようになっていった。 経営学者の金井壽宏は、この内部性と外部性を「不動の二元軸」と呼んでいる。四大文明以降のリーダーは、「なぜ、あなたがリーダーなのですか?」という問いに対し、「この組織内では、他の誰よりも不動の二元軸におけるパフォーマンスの期待値が高いから」と答えなければならないはずだ。それが真実でないときには、リーダーを続けられない状態に追い込まれることになる。 著者は、1995年刊行の文学者エドワード・サイード著『知識人とは何か』に触れながら、次のように述べる。 リーダーは、基本的に多くのことを知っている(と自分では思っている)必要があるだろう。劣位にある者よりも、現在と未来に関する洞察に優れていないと、リーダーとしての正当性が保てないからだ。 知識人には、定期的に発生する、戦争に向かおうとする自己組織化の流れを断つリーダーとしての役割が求められる。マジョリティが信奉する公式見解であっても、それが間違っていると思えば、果敢に否定してみせなければならない。 リーダーには、クールであろうとするのではなく、見苦しくても「やらなければならないこと」に向かおうとする姿勢が期待されている。そこに恥ずかしい間違いがあったとしても、そうした態度そのものが知識人をつくっている。 ソーシャルビッグクランチ 加速度的にプロセスが変わっていくこと 人の知識が追いついていかない リーダーがいないとAIや殺戮兵器などで人類滅亡もありうるかもしれない
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これはリーダーシップの本か?? と言いたくなるくらい、生物や人類の歴史の話が大半を占める。 著者の主張は、リーダーシップは環境異存だから、 歴史をさかのぼって当時の環境を分析すれば、 自ずと当時ノリダーシップ像も見えてくる、という考えか!? とにかく著者の知が大爆発していて、読...
これはリーダーシップの本か?? と言いたくなるくらい、生物や人類の歴史の話が大半を占める。 著者の主張は、リーダーシップは環境異存だから、 歴史をさかのぼって当時の環境を分析すれば、 自ずと当時ノリダーシップ像も見えてくる、という考えか!? とにかく著者の知が大爆発していて、読み応えがある。 帯の文言にあるような「サクサク読める」なんてものではないが、 知的好奇心は満たされる。 自分は(日本以外の)歴史に関するバックグラウンドが極端に弱いので、 中々読み進めることができなかったし、 良く理解できないところもあったが、 自分の知的好奇心が勝って最後まで読み切れた印象。 (いわゆるビジネス書としての)リーダーシップの本として読むのではなく、 歴史書として読むのがよいのではないかと思う。 これをきっかけに、世界史などにも手を広げていきたい。
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