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見捨てられる〈いのち〉を考える の商品レビュー

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2025/07/13

看取り医療の現場にいますが、「尊厳死」という言葉は注意して使うべき言葉だと思いました。安楽死も尊厳死も「人工死」ですから。 高福祉国家と思われがちなスウェーデンの事例も気になりました。 選択とは、選ばれた側にとっては喜ばしいが同時に選択から外れる不幸が必ずあるということです。...

看取り医療の現場にいますが、「尊厳死」という言葉は注意して使うべき言葉だと思いました。安楽死も尊厳死も「人工死」ですから。 高福祉国家と思われがちなスウェーデンの事例も気になりました。 選択とは、選ばれた側にとっては喜ばしいが同時に選択から外れる不幸が必ずあるということです。見捨てられるいのちの代わりには、救われるいのちも必ずあるのでしょうか。 世界史、地球史の中では、多様で無数の生きとし生けるものの中のひとりのいのちは無限に軽いと思い、その軽みはわたし自身は受け入れています。今は。

Posted byブクログ

2023/01/05

<見捨てられる「いのち」> 少し衝撃的なタイトルです。 本書は、グリーフケア・生命倫理の研究者である安藤泰至氏や島薗進氏が編著者となり、ALS患者介護や在宅介護の経験者であるNPO法人代表の川口有美子氏、フリーライターの児玉真美氏、立命館大学の大谷いづみ氏によって執筆された図書で...

<見捨てられる「いのち」> 少し衝撃的なタイトルです。 本書は、グリーフケア・生命倫理の研究者である安藤泰至氏や島薗進氏が編著者となり、ALS患者介護や在宅介護の経験者であるNPO法人代表の川口有美子氏、フリーライターの児玉真美氏、立命館大学の大谷いづみ氏によって執筆された図書です。 安藤氏は2020年明るみになったALS患者への薬物投与による嘱託殺人事件や、コロナ病棟での高齢者の人工呼吸器の使用問題を例に、私たちの中に「安楽死」を肯定する危うさ、「生きていくべき人」「死んでもよい人」といった根っからの「決めつけ」のような間違った前提があるのではないかと疑問を呈しています。 次に島薗氏はトリアージ問題を、川口氏はALS患者の死ぬ権利について児玉氏は親の立場から支援の未熟な社会のあり方について述べています。 安楽死・尊厳死、優生思想をめぐる世論に警鐘を鳴らす1冊です。 どうぞお手に取ってごらんください。

Posted byブクログ

2022/06/21

終末期と急性期との違い 高齢や障害者であれば治療しないのか 呼吸器がない場合には死ぬしかないのか 日本で類を見ない医療崩壊がおこり 亡くなった命が沢山ある コロナ禍でこれからの医療体制を見直し改善できるといいが 原発の事故も一回きりではない 緊急事態がら再び起きた時に人権を配慮し...

終末期と急性期との違い 高齢や障害者であれば治療しないのか 呼吸器がない場合には死ぬしかないのか 日本で類を見ない医療崩壊がおこり 亡くなった命が沢山ある コロナ禍でこれからの医療体制を見直し改善できるといいが 原発の事故も一回きりではない 緊急事態がら再び起きた時に人権を配慮して対応できるのか 他人事ではない

Posted byブクログ

2022/07/01

あまりにひどい内容。 コロナ禍でのトリアージなど人の生命の選別など、障害者視点でも取り上げているので手にした。 しかし、まるで見捨てられる いのち を糧にして生きているような人たちの話しをありがたく聞かなければいけないような内容だ。 いのちを扱うテーマなのに、話しも言葉もとびと...

あまりにひどい内容。 コロナ禍でのトリアージなど人の生命の選別など、障害者視点でも取り上げているので手にした。 しかし、まるで見捨てられる いのち を糧にして生きているような人たちの話しをありがたく聞かなければいけないような内容だ。 いのちを扱うテーマなのに、話しも言葉もとびとびで自己満足だけしか伝わらない。 ことばの扱いが粗末すぎる。 自分の障害や社会的な見栄はうまく伝えられている。 結局、考えるべき いのち についての言葉がまとまっていない。伝える言葉は無いようだ。 生命を粗末に扱っているようにしか伝わらないだろう。 コロナ禍が続く今だからと読んでみたものの、 障害を持って生きている私にも、ここまで自分勝手な人達とは付き合えない。 障害を持って大学で教えているなど、生徒たちが哀れだ。 ALS患者が医師に依頼した嘱託殺人事件のケース、コロナ禍でのトリアージ、スイスでの自殺幇助、相模原津久井やまゆり園での障害者施設殺傷事件など 生きることと選別する生命・選択する死などを考える素材として提示されている。 あらためて 障害者だけでなく、コロナでの死と医療に携わる人、行政や政治、司法に携わるそれぞれ立場で いのち を考えるべきと思う。

Posted byブクログ