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あかいてぶくろ の商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2024/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラストで元の場所に戻るのかなぁって期待していたけど、それぞれの場所で幸せになるっていう方向性で終わったのはホッコリして良かった。 表紙の手袋を筆頭に 写真みたいに緻密な絵柄がリアルで可愛かった。 ありがとうございました。

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2024/02/03

二つの手袋の話。温かい絵、と内容だった。 片方なくなってしまい、動物に拾われる。 次々に持ち主が変わるが…

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2024/01/13

紹介している方は読み聞かせなどをしている方です。その方の紹介で時々絵本や童話を読みます。こちらも素敵にいい絵本でした。何やら遠い昔の故郷の雪模様を思い出しました。

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2023/12/21

ちびちゃんの赤いてぶくろのかたっぽを森に忘れて、いろいろな動物の所を巡っていく。すごーくそれぞれの動物の役に立つ。絵もパステル調で綺麗だ。

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2023/09/09

岡田千晶さんが描く雪景色のひんやり感、赤い手袋の、編み目までふかふかしたあったかさが素晴らしく、癒されます。迷子になった右の手袋が、動物たちの手に渡り、みんなその温かさを喜ぶ様子が可愛い! 別れ別れになった手袋の、お互いを恋しく思い、再会するけれどまた…というラストはじーんとしま...

岡田千晶さんが描く雪景色のひんやり感、赤い手袋の、編み目までふかふかしたあったかさが素晴らしく、癒されます。迷子になった右の手袋が、動物たちの手に渡り、みんなその温かさを喜ぶ様子が可愛い! 別れ別れになった手袋の、お互いを恋しく思い、再会するけれどまた…というラストはじーんとしました。

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2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 林木林さんの作品、ちょっと季節はズレてしまってるけどでも読みたいときに読む!と読むことにしたんですが、やっぱり冬の寒い時期に読みたい絵本でした(汗)。  いつもちびちゃんの手をあたたかく包んでいたあかいてぶくろ…右のてぶくろも左のてぶくろも今の生活に満足していましたが、ある日ちびちゃんは森で右のてぶくろを落としてしまう…。ちびちゃんは右のてぶくろを探すも見当たらず、新しいものをおかあさんが作ってくれる…。ふわふわであたたかい右のてぶくろは、うさぎ、のねずみ、りすへと次々と渡っていく…。左のてぶくろは、いつも一緒だった右のてぶくろのことを思うが…りすが大事にしていることを知り、幸せな気持ちになる…。あ、全部、あらずじレビューしてしまった(;・∀・)  ふわふわであたたかいあかいてぶくろは、その用途を様々に変えて大事にされ重宝されます。たとえボロボロになったとしても…あかいてぶくろもあったかいけれど、この作品の絵もやわらかくってあったかい!ステキな作品と出会えました♪

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2023/02/26

いつも一緒だった右の手袋と左の手袋。 ある日、右の手袋が落っこちてしまいました。 右の手袋は、うさぎのお母さんのティーポットカバーに、うさぎの子どものナイトキャップに、野ネズミの寝袋に… もうぼろぼろの右の手袋。 ある日、右の手袋は左の手袋とすれ違いました。 左の手袋は新しい左の...

いつも一緒だった右の手袋と左の手袋。 ある日、右の手袋が落っこちてしまいました。 右の手袋は、うさぎのお母さんのティーポットカバーに、うさぎの子どものナイトキャップに、野ネズミの寝袋に… もうぼろぼろの右の手袋。 ある日、右の手袋は左の手袋とすれ違いました。 左の手袋は新しい左の手袋と幸せそうでした。 そしてボロボロになった右の手袋も、りすのセーターとして大切にされて幸せなのでした。 離れ離れになった、右の手袋と左の手袋。 全く違う運命をたどり、見た目も変わり果ててしまったけれど、どちらも幸せ。 大人目線で読んでも、感じるところがある本です。

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2023/01/15

表紙の手袋の模様は、『アラン模様』といい(見返しのそれも素敵)、アイルランドのアラン諸島の漁師用に編まれていたそうで、柄によって、様々な意味があるそうです。 しかし、ここでのそれは、木(ツリー)ともちょっと違うようなので、調べてみたら、デザイナーさんのアイデアによる、「ハート形...

表紙の手袋の模様は、『アラン模様』といい(見返しのそれも素敵)、アイルランドのアラン諸島の漁師用に編まれていたそうで、柄によって、様々な意味があるそうです。 しかし、ここでのそれは、木(ツリー)ともちょっと違うようなので、調べてみたら、デザイナーさんのアイデアによる、「ハート形」だそうですが、このオリジナルの意味するところは、物語を読めば、きっと納得できると思います。 本書は、林木林さんの物語も、岡田千晶さんの絵も、それぞれに純度の高い素晴らしさを感じさせられまして、手袋を主役にすることによる、斬新な構図や視点も印象的ですが(白い雪景色に赤はよく映えます)、手袋自身が双子の子どもの姿に見えてくるような、そんな愛おしさがまた切ない絵本です。 ちいさな あかい てぶくろ。 みぎと ひだりは、いつも いっしょに でかけます。 ちびちゃんの てを ふっくり ふんわり つつみながら。 冒頭の文章で、既に涙腺に熱いものを感じる私は、ちょっとおかしいのだろうか。ふっくり、ふんわりといった、林さんの独特な言い回しに、手袋たちへの思い、優しさが感じられるんですよね。 ちいさな てが つめたくないように、 あしたも ふわふわで いてあげようね。 あさってもね。そのつぎもね。 てぶくろたちは まいばん ストーブの そばに ならんで やくそくするのでした。 本書は、図書館で借りたのですが、 私の中では、もうこの時点で、購入決定です。 なんて、まっすぐで優しくて清い心なんだろう。 泣けてくるのは、私の中に足りないものだからこそ、心がそう呼びかけているのかもしれないし、もしも、こんな風に、私の手袋も言っているのなら、思わずぎゅっと抱きしめたくなる。そうか、これが物を大切にする気持ちにも繫がるんだな。 物語は、その後、ちびちゃんがみぎのてぶくろを無くしてしまい、そこからいろんな動物たちへと渡っていくのですが、行く先々で、様々な役立ち方をしていく展開が、温かい気持ちにさせられて、特に、こうさぎの双子の、その手袋を活用した姿には、思わず「可愛い!」と言ってしまうような愛らしさがありました(こうさぎのぬいぐるみがうさぎというのも、何となく気になりましたが)。 そんなこんなで、探しても見つからないので、おかあさんは、ちびちゃんに、新しい右の手袋を作ってくれて、ちびちゃんは喜びましたが、ひだりのてぶくろは複雑な心境で、真っ白な雪にふれる度に思い出すのは、「あのときの みぎのてぶくろは どうしているだろう」といった、淋しさでした。 それもそのはず。だって、淋しさとともに心の光景に映るのは、みぎのてぶくろとの素敵な思い出ばかりなのだから。 いっしょにちいさな雪の玉を作ったよね。 そりをひっぱったり、雪にこぼれた赤い実をいっしょに拾ったりしたよね。 そんな遠く感じられそうな思い出たちから実感させられたのは、自分の中の大切なものが、一欠片、失ってしまったような、そんなかけがえのないものばかりで、この場面には、まるでずっと仲良くしていた大切な友達に二度と会えないような、そんな塞ぎ込みたくなる悲しさすら抱いてしまい(双子の子どもと書いときながら、なんですが)、だからこそ、ひだりのてぶくろが、普段どれだけ、みぎのてぶくろに愛情を注いでいたのかが、よく分かる。 この場面を読みながら、かけがえのない大切なもの(人)への思いは決して無くしちゃいけない。 そんなことを教えてくれたように感じていたら、物語の終わりに、やわらかく温かい日差しが訪れてくれて、まるで、てぶくろたちにとっても、その思いを抱き続けたことが報われたようで、本当に良かったね。

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2022/12/16

いつも一緒だった赤い手袋、あるとき持ち主の女の子が片方落としてしまう。 落とされた方の手袋は色々な動物の手に渡り、その都度、動物たちを幸せにする。 いつかまた一緒に女の子の手を温めたかっただろう右手と左手の手袋。 しかし、お互い、幸せな姿を確認してすれ違う。そして春がやってくる。...

いつも一緒だった赤い手袋、あるとき持ち主の女の子が片方落としてしまう。 落とされた方の手袋は色々な動物の手に渡り、その都度、動物たちを幸せにする。 いつかまた一緒に女の子の手を温めたかっただろう右手と左手の手袋。 しかし、お互い、幸せな姿を確認してすれ違う。そして春がやってくる。 やわらかいタッチの絵におはなしを聞いていた子ども達から思わず「かわいい!」という声があがった。 ほっこり、あたたかくなるおはなしだった。

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2022/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もうだいぶ寒くなりましたね~ 冬になって手袋の季節、なぜか毎年無くしてしまいます。 まことさんの本棚で見つけてお取り寄せ。 あかいてぶくろ、私のお気に入りどこにいったのでしょう、と思いながら音読。 裏表紙まで編み目が描かれて暖かみを感じる。絵でも暖をとれるような素敵な本。雪景色の中にあかいてぶくろ、ちびちゃんのほんのりほっぺ、暖炉の炎が際立つ美しさ。こうさぎや、のねずみ、りすの瞼を閉じている様子まで愛おしい。てぶくろのすれちがいは切なくなったけど、それぞれの居場所でしあわせでありますように。

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