東大生が学んでいる一生役立つ株の教科書 の商品レビュー
内容的には初心者向けだが、基本が大事なことが良くわかった。プロ目線で、プロと競わず、素人がどこで勝てるかが丁寧に記載されていて大変参考になった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・チャート分析だけで銘柄を選別したり、株価の将来を予測したりしているプロの投資家は少ない。 ・プロの基本はファンダメンタルズ分析。 ・個人で買うなら、時価総額200億円未満の株を狙う。 ・決算書は売上高と営業利益を確認しよう。 ・売上成長率と営業利益率を、市場、競合、その会社の過去実績と比較しよう。
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著者は長年ヘッジファンドでマネージャーをされていた方で、これまで読んだ教則本とは少し毛色が違うものであった。 特に、昨今多く見られるテクニカルチャート派ではなく、ファンダメンタルズ派のものであるのが特徴的。 ヘッジファンドのマネージャーはほとんど(9割近い)がファンダメンタルズに...
著者は長年ヘッジファンドでマネージャーをされていた方で、これまで読んだ教則本とは少し毛色が違うものであった。 特に、昨今多く見られるテクニカルチャート派ではなく、ファンダメンタルズ派のものであるのが特徴的。 ヘッジファンドのマネージャーはほとんど(9割近い)がファンダメンタルズにより、投資対象を決めているのだという。これは結構意外でした。 また、実際に日本株で売買できるのは800銘柄くらいで、残りの大半はヘッジファンドとして買いたくても買えない銘柄なんだそう。 情報の質・量絶対勝てない機関投資家に勝負を挑むには、ヘッジファンドが触らないような残った会社で個人投資家は勝負していく必要がある。 そのためには、時価総額、対TOPIX、売上、営業利益の伸び、ROE、フリーキャッシュフロー等を考慮に入れ闘う必要がある。 また、これまで株式投資をしてきた人であれば、自身が利益を出してこれた(より多くの利益を勝ち取れた)期間を把握することが大事。
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株投資における分析や買い方を押さえるための調査法 といったことを分かりやすく説明してくれています。 なんとなくこの企業いいなあとかEPS、PERくらいしか 見て来なかったところあるので、学ぶところも多かった ように思います。 特に、利食い、損切りについても説明してあり、 損切り...
株投資における分析や買い方を押さえるための調査法 といったことを分かりやすく説明してくれています。 なんとなくこの企業いいなあとかEPS、PERくらいしか 見て来なかったところあるので、学ぶところも多かった ように思います。 特に、利食い、損切りについても説明してあり、 損切りに最近躊躇なく取り組み始めた自分のやり方が 間違ってはなかったんだなあと改めて認識出来ました。 【勉強になったこと】 ・プロの投資家はチャート分析を用いて株価の将来を 予測しているわけではない。あくまで参考程度。 ・プロの投資家が運用している金額は大きいため、 時価総額の小さい企業への投資は難しい。 株を半分以上抑えることになったり、 金融庁への報告義務が生じることにもなるため。 ・同じリターンなら、値動きの小さい銘柄が優良。 ・銘柄選定でのポイント ①TOPIX等の全体指標と比較する ②同業他社と比較する ③自社の過去の実績と比較する ・ROEが8%を超える水準にならなければ、 株式市場においては評価される対象にすら入れない。 ・成長企業と定義される企業の売上高は 対前年比で20%の伸びは欲しいところ。 ・成長株投資でもPERは最大50~60までを意識して 投資判断するのが望ましい。 ・大量保有報告書も投資判断の参考にはなる。 ・長期投資で重要なのはキャッシュフロー。 実際、スターバックスは債務超過ではあるものの、 キャッシュフローが良いため株価は悪くない。
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