徳川埋蔵金はここにある の商品レビュー
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『歴史はバーで作られる』の続編。相変わらず安田の語りが鬱陶しい。 村木老人は身寄りのない資産家だということが判明し、ミサキは村木老人と結婚する。しかし結婚直後に村木老人はフグの毒にあたって死亡。ミサキは店を閉めることにする。 本作で扱うテーマは、龍とドラゴンの起源、応仁の乱のシンプルな定義、天草四郎の正体、徳川埋蔵金の在処の4つ。
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バーでの謎解きシリーズも、ずいぶん登場人物が変わったなあ。ミサキさん自身の謎解きは今後のシリーズで出てくるのかな。
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バーで歴史ウンチクを語り合う短編集、シリーズ第2弾。前作は読んでいないが問題ないと思う。 話題は竜、応仁の乱、天草四郎、徳川埋蔵金についてで、応仁の乱なんてすっかり忘れていた初心者でも面白かったが、語り手がいちいち突っ込むのがちょっとうざいと思った。 それにしてもこの著者の本では...
バーで歴史ウンチクを語り合う短編集、シリーズ第2弾。前作は読んでいないが問題ないと思う。 話題は竜、応仁の乱、天草四郎、徳川埋蔵金についてで、応仁の乱なんてすっかり忘れていた初心者でも面白かったが、語り手がいちいち突っ込むのがちょっとうざいと思った。 それにしてもこの著者の本ではバーで歴史バトルをする作品がいくつもあって、どれを読んだかわからなくなるので一本化してほしい・・・
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前作を読んで面白かったので、二作目も読んでみた。 読み始めて、そうそうこういう感じだったと思い出した。歴史学者たちVSバーテンダー、謎の老人で色々と歴史について議論するけど、いつも歴史学者たちは論破される。私も始めは歴史学者側で読んでいるけど、いつの間にかバーテンダーと謎の老人...
前作を読んで面白かったので、二作目も読んでみた。 読み始めて、そうそうこういう感じだったと思い出した。歴史学者たちVSバーテンダー、謎の老人で色々と歴史について議論するけど、いつも歴史学者たちは論破される。私も始めは歴史学者側で読んでいるけど、いつの間にかバーテンダーと謎の老人の説に「なるほど」と思ってしまう。不思議。だからと言って突拍子もないことは信じないけど。 定説と思っていることも、違う角度から見てみると可能性はいっぱいある。これは歴史だけでなく世の中の色んな事に当てはまると思う。 バーテンダー、ミサキの正体が謎。後半に行くほどダークな女になっていく。後妻業? ここからはただのメモ。忘れないために。P99 戦争:対外的な武力行使、戦闘行為。または国内での 大規模な内乱(薩英戦争、戊辰戦争など) 征伐:政府に背いたものを懲らしめる戦い(長州征伐など) 役:他国との戦争(明治前期以前)や辺境での戦争(弘安の役、前九年の役など) 合戦・戦い:局地的な戦闘行為(源平合戦、桶狭間の戦いなど) 乱:政権に対する武力行為(壬申の乱、応仁の乱など) 変:政治的な陰謀(本能寺の変、薬子の乱など)
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マスターが変われば、 バーの雰囲気はがらりと変わる。 バーの雰囲気が変われば、 そこに集うお客さんが変わる。 お客さんが変われば、 紡がれるドラマが変わる。 お酒を愉しみ、肴に舌鼓をうち、 たわいもない会話で静かな時を過ごす。 行われる営みは同じように思われても、 そこに宿るもの...
マスターが変われば、 バーの雰囲気はがらりと変わる。 バーの雰囲気が変われば、 そこに集うお客さんが変わる。 お客さんが変われば、 紡がれるドラマが変わる。 お酒を愉しみ、肴に舌鼓をうち、 たわいもない会話で静かな時を過ごす。 行われる営みは同じように思われても、 そこに宿るものは異なる。 鯨統一郎が作り出すバーの物語といえば、 ヤクドシトリオや桜川東子さんが頭に浮かぶ。 無駄話がおりなす丁々発止のやり取り。 懐かしいけれど不要な知識。 そして最後に繰り出される鮮やかな推理。 ぐいっと気持ちよく飲み干されるお酒。 現実ではないのに、 記憶の中ではなじみのバーだ。 その面影を求め、訪れたお店「シベール」。 バーテンダーは二十代の美人・ミサキさん。 スツールには常連客の痩せた老人・村木。 そして歴史学者の喜多川先生に学生の安田。 学会や発表会の帰りに立ち寄る。 このバーで繰り広げられるのは、 殺人事件の推理ではなく歴史談義。 東子さんのように ズバッと正解を答えてくれる人はいない。 歴史の大家・喜多川先生説が優位かと思えば、 自称歴史家の村木が意外な見解を出し、 ミサキさんは自由自在に説を飛び回り、 安田はそれぞれの意見に翻弄される。 新たなバーに今はまだやや違和感。 でも、やがてなじみになっていく予感。
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邪馬台国はどこですかの作者の別バージョンの歴史物。 こちらのシリーズは、バーテンダーも含めあまり好きではないし、話も納得感が今一つ。
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なんとなく、久しぶりに読んだ鯨本。この歴史はバーで作られる、の前作も読んだ記憶があったんだが、 歴史はバーで作られる第1巻 2017年9月にアプしてた。 前作の感想と同じく、安田くんがなんか癇に障る。が、まあ、以前書いたほども、苛つかなかったと思う。 短編4本で、 『竜とドラゴン...
なんとなく、久しぶりに読んだ鯨本。この歴史はバーで作られる、の前作も読んだ記憶があったんだが、 歴史はバーで作られる第1巻 2017年9月にアプしてた。 前作の感想と同じく、安田くんがなんか癇に障る。が、まあ、以前書いたほども、苛つかなかったと思う。 短編4本で、 『竜とドラゴンは別の生物』 『サルでも判る応仁の乱』 『遠い国から来た天草四郎』 『徳川埋蔵金はここにある』 残念ながら、全て、ほんでなんやねん、とツッコミをいれたくなるようなもので、特に竜とドラゴンは冒頭だっただけに、あまりの面白なさにギブアップしそうになったが、かなり頑張って読了した。歴史に興味のない人には全く面白くないうえに、歴史に興味のある人には、非常に取り扱いに困るというか、面白みのツボを探すのがしんどいというか、どうしていいのかわからない。鯨本はその独特のお笑い成分のところが良さ(主観)なのに、その成分がないとどうにもならない。とくに、若いバーテンダー女性と資本家老人のキスシーンで始まる冒頭は、どういう伏線かと思ったが、さして面白い展開もなく、単に下品にしただけのような印象を受けた。 なにがしたい?! とはいえ、図書館で借りたのと 時間かからない系なので、 文句言わず読了したが、 寂しい読了感だった、、 実はこれを借りたときに、鯨本の最新刊を予約したんだが、 そちらの期待度もめちゃしぼんだ、、 まあ、読むけどねぇ
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「歴史はバーで作られる2」とあるけれど、ずっとずっと以前に『邪馬台国はどこですか』を読んだ。あれから~の2巻目なの? 歴史を斜め読みし、美味しいお酒と共に舌先(三寸)で味わう。とてもとても楽しい大人の夜なのです。 しかも今回は安田くんがうっかり気づいてしまったような『殺』の可能性も…… 続編が楽しみ。また待たされるのかな(笑) それもアリですね。 竜とドラゴン 応仁の乱 天草四郎 徳川埋蔵金 楽しめました!
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