アスクレピオスの断罪 の商品レビュー
後半の怒涛の展開は唖然とする 人は見たいように物事を見る 自分に関係ないことは知らぬふり 大きな組織の中にいて事なかれ主義で波風立てずに自分が快適に過ごせればよいのか 医師の倫理観とは 主人公の刑事が子供っぽく感情的すぎて、なんだかなぁ それに対して解剖医の楠衣春の肝が据わっ...
後半の怒涛の展開は唖然とする 人は見たいように物事を見る 自分に関係ないことは知らぬふり 大きな組織の中にいて事なかれ主義で波風立てずに自分が快適に過ごせればよいのか 医師の倫理観とは 主人公の刑事が子供っぽく感情的すぎて、なんだかなぁ それに対して解剖医の楠衣春の肝が据わっている(表に出さずにきっと葛藤や弱い面もあると思うが)
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若い刑事と解剖学女性助手のバディ。 これはね…最後まで犯人に同情するよ、刑事さんには悪いけど。あと要所要所でちょいちょい女の人が不謹慎なのが気になった。
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過去に強姦事件を犯していた一人の医師が殺された。法医学教室の楠衣春とともに捜査一課の津山と真壁が事件を追う。そしてもう一人医師が殺される。病魔に侵されてた者は医師にすがるしかなく、理不尽な死を目の当たりにしたとき心に狂気が宿る。衣春のキャラが良かった。
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2023.8 準主人公は幼稚な感情ですぐ爆発する刑事だし、主人公と思しき法医学助手は川瀬さんの小説に出てくる朝倉先生とキャラかぶる。読んでいてイライラするときもたまに。ただストーリーの流れは悪くないですね。詰め込みすぎだけれど。
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作者の新シリーズということで、どんな感じか恐る恐る読みましたが、探偵役の法医学助手が、前シリーズの探偵役よりはマトモだったので読みやすかったですね。 ただ、相手役の若手刑事はなんだかなぁ。今後の成長に期待するしかないかな。 ネタばれになるので詳しくは書きませんが、手術を受ける時...
作者の新シリーズということで、どんな感じか恐る恐る読みましたが、探偵役の法医学助手が、前シリーズの探偵役よりはマトモだったので読みやすかったですね。 ただ、相手役の若手刑事はなんだかなぁ。今後の成長に期待するしかないかな。 ネタばれになるので詳しくは書きませんが、手術を受ける時はきちんと説明を受けて記録に残そうと思いました。 日本人の曖昧に誤魔化される悪癖、ホントに良くないです。まぁ、緊急時とかどこまで冷静になれるのかなとは思いますが。
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北里さんの新しいシリーズになる感じですかね。少しこねくり回しすぎの感はありますが、まあまあ楽しみました。
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医神アスクレピオスについて調べていたらこの作品にたどり着いた。 面白かった。序盤はあまり勢いがなかったが、中盤から状況が二転三転、先が気になって一気に読み進めた。真犯人の正体が判明しても事件の全貌は見えず、最後の最後まで楽しむことができた。主人公たちに都合が良すぎる展開もあったけど、総評は良作だと思う。 最も気になったのは、坂東病院の医師たちに事情聴取している時の依春の態度。やたらと高圧的で、なぜこんな失礼な態度をとるのか分からず苛立った。最後まで読むと高圧的な対応をとられても仕方のない人たちだと分かるが、当該シーンの時点では依春も読者もその事実を知らない。作者の感情が先走ってこうなったのかな。
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初めての作家さん。 読んでいて、私が痛いと感じるような描写がちらほら。 医療の直面している問題点を鋭くついているのではないかと思います。 終盤はちょっと急ぎ過ぎている感はありますが、楽しめました。 間違いを認めない社会も怖いなと思いました。
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+++ 医師が殺された。被害者は三年前に起きた強姦事件の加害者の一人。殺された医師が拷問とも思える傷を受けていたことが分かり、捜査一課の陽山承と真壁剛は、解剖医である楠衣春の協力を得ながら事件の真相を追う……。 +++ どうにも憤りが抑えられない物語である。唯一人体に傷をつける...
+++ 医師が殺された。被害者は三年前に起きた強姦事件の加害者の一人。殺された医師が拷問とも思える傷を受けていたことが分かり、捜査一課の陽山承と真壁剛は、解剖医である楠衣春の協力を得ながら事件の真相を追う……。 +++ どうにも憤りが抑えられない物語である。唯一人体に傷をつけることを法的に認められている職業である医師が、犯罪を犯した自覚を持たないまま、あるいは、症状が進行していたので仕方がなかったと自分を納得させながら、患者の命を結果的に縮め、周りの医療関係者たちがそれに異を唱えられない組織の体制が揺らがないということに、どうしても承服しかねる。具合が悪くなっても病院にかかるのを躊躇してしまうくらい衝撃的でもあった。実際には、もっと早い段階で、誰かが食い止めてくれるだろうことを祈りたいが、どうなのだろう。法的に裁かれない医師たちに復讐したい遺族の気持ちは痛いほどよくわかる。だが、その手段は、短絡的にすぎ、大きすぎる影響を周囲に与えている。それもまた、苦しみ悲しみを増幅させるという意味では、医師たちと変わらない罪ではないだろうか。気持ちの持っていき場がないほど、やりきれなさすぎる一冊だった。
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2022年初読了本です。 2021年下期、活字が読めなくなってしまいました… リハビリ兼ねて、12月から読みはじめてやっと読み終わりました。 医師の特権と病院の闇が絶妙でした。 特に病院の闇の部分は他の会社にも通ずるところがあり、胃が痛くなりました。 Twitterやっている...
2022年初読了本です。 2021年下期、活字が読めなくなってしまいました… リハビリ兼ねて、12月から読みはじめてやっと読み終わりました。 医師の特権と病院の闇が絶妙でした。 特に病院の闇の部分は他の会社にも通ずるところがあり、胃が痛くなりました。 Twitterやっているひとなら知っているかもしれない… 警察署のまえに死体遺棄しちゃったでバズったあのツイートはこの作品です…笑
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