立花隆の最終講義 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
問題の問題 ・日本語大シソーラス:現実世界と言語世界のズレの調整。言語表現の微調整に役立つ。 ・トポロジーの考え方が役立つ 複雑さの収束点 フリードマン・ダイソン:多様化世界 Infinite in all directions、宇宙をかき乱すべきか distrubing the Universe ポパーの世界1,2,3 ヴィーコの新しい学 推論:演繹 deduction、帰納 induction、仮説推論 abduction(こういう仮説で話が合うからそう)、要素還元 reduction abductionはサンダース・パースを読む アメリカのプラグマティズム:ウィリアム・ジェームズ、ホワイト・ヘッド、サンダース・パース エリオット 荒地 the waste land、聖杯伝説に基づく。解説はウェストン 祭祀からロマンスへ 、金枝篇 地政学 現代史資料 ゾルゲのネタは内閣の中枢
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高校生〜大学生の時に読みたかった。 立花さんの圧倒的な知の広さと深さにただただ恐れ入った。20歳の頃に立花さんと出会い、直接お話を聞いた方々が羨ましい。 高校生の時は何もわからなくて惰性で過ごしていたけど、こういう方に会うために受験勉強って頑張るんだろうな…
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言葉、言語。母国語も怪しい。大日本語シソーラス買おう。 言葉で全てが表現できるわけではないけれども。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
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立花さんの思想のほんの一角を垣間見せる案内本みたいな印象。自分としては文学と哲学部分が難しかったです。立花さんのエネルギーには圧倒されます。学生時代にちょっとでもこういう刺激に出会えていたらもう少しまともになっていたかも。
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立花隆は21年4月に逝去。享年80歳。タイトルに最終講義とあるが、死期迫るタイミングでの著作。死についても心情を吐露するが、弱音を吐かない所は本音なのかよく分からない。あとがきに編集者。もう一度お目にかかってお礼が言いたいと。人間の知の力とは何なのかと、知の巨人に思う。好きなとこ...
立花隆は21年4月に逝去。享年80歳。タイトルに最終講義とあるが、死期迫るタイミングでの著作。死についても心情を吐露するが、弱音を吐かない所は本音なのかよく分からない。あとがきに編集者。もう一度お目にかかってお礼が言いたいと。人間の知の力とは何なのかと、知の巨人に思う。好きなところに出かけ気になる事を掘り下げる立花イズム。死はこれまでの経験から想定される範囲の出来事として始まり、終わるはずだと。 死について。好奇心との向き合い方。考えることについて。本は100冊読んで初めて1冊簡単な書を書けるが、読むに値する本を1冊書くには1000冊は読む必要がある。剽窃を防ぐにも既存の知識を把握する必要があるが、それでも無意識に他人の言説は刷り込まれているものであり、完全オリジナルな発想など難しい。ここに立花隆による読書の本質が語られている。知の範囲を広げ、好きな所に出かけていくのだろう。 人間が理解できるのは人間が作ったものだけだ。つまり社会や神話や文学といった、人間が関わることによって生まれたものだけだとデカルトの発言を引く。重ねて、本当の形而上学と言うのは人間が作ったものを通じて真理に辿り着こうとする営みだとヴィーコの言説を被せる。自然秩序のみならず、人間本性を介することで神を観想するという考察に達する。自然世界。人間の観念世界。そして、人間の観念が具現化した人工世界。 死者と向き合い、対話ができるという読書の醍醐味をリアルに味わいながらページを捲る。日頃、著者の存否など意識しないし、同時代人というには年齢も違い過ぎるが、立花隆に関してはあまりにも身近な死。合掌。
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若い時にこの本と出会いたかった。 「およそ語りうることはすべて明晰に語りうる。しかし語りえぬことについては沈黙せねばならない」ウィットゲンシュタイン 惜しむらくは、2021年4月に死去されたそうですが、彼が生きていたら、安倍晋三の暗殺と統一教会の事件についてどんな論考を巡らせた...
若い時にこの本と出会いたかった。 「およそ語りうることはすべて明晰に語りうる。しかし語りえぬことについては沈黙せねばならない」ウィットゲンシュタイン 惜しむらくは、2021年4月に死去されたそうですが、彼が生きていたら、安倍晋三の暗殺と統一教会の事件についてどんな論考を巡らせただろうか。
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思い込みしていることが多いけど、実は思ってたことは違うことも多いという言葉が印象に残った。あまり考えすぎないことも大切なのかなと思った。失敗もたくさん待ってるけど、失敗から成長することも大事と改めて思った。地政学や宗教など教養も身につけないと海外では活躍することも難しいとあったの...
思い込みしていることが多いけど、実は思ってたことは違うことも多いという言葉が印象に残った。あまり考えすぎないことも大切なのかなと思った。失敗もたくさん待ってるけど、失敗から成長することも大事と改めて思った。地政学や宗教など教養も身につけないと海外では活躍することも難しいとあったのでまず地政学を勉強してみようと思った。
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2021年4月に亡くなった「知の巨人」立花隆さんは90年代後半から、母校・東京大学のゼミ(立花ゼミ)で講義をおこなっていました。 その最終回となったのが、2010年に20歳前後の若者たちに向けて語ったものです。 古稀を迎えた立花さんの話は「自身の20歳の頃」「宗教」「スーパーコン...
2021年4月に亡くなった「知の巨人」立花隆さんは90年代後半から、母校・東京大学のゼミ(立花ゼミ)で講義をおこなっていました。 その最終回となったのが、2010年に20歳前後の若者たちに向けて語ったものです。 古稀を迎えた立花さんの話は「自身の20歳の頃」「宗教」「スーパーコンピュータ」「デカルト」「世界史」「世界情勢」など多岐にわたり、午後3時にスタートした講義は午後9時すぎまで続きました。 本書は、この「立花流白熱教室」をまとめたものになります。 「いかに死と向き合うか」など中年・壮年世代にとっても「人生の指針」となる一冊です。
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https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613359
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