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The World 世界のしくみ の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2022/12/02

世界の状況について、歴史も踏まえて地域ごとに簡単に説明してくれている。 世界全体の記載なので、個々の内容は簡易なものであり、入門的位置付けの本。

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2022/10/07

17世紀のウェストファリア条約の処刑の特徴は以下の3つ。 1には他国の領地を認め行使によって国境線の変更目論んではならない。2国はしてはならない。3カ国の領域内では、その国の政府が自由な裁量を持つ。 冷戦が、武力で直接的に戦わない戦争だった1つの理由は、アメリカソ連の軍事力が均衡...

17世紀のウェストファリア条約の処刑の特徴は以下の3つ。 1には他国の領地を認め行使によって国境線の変更目論んではならない。2国はしてはならない。3カ国の領域内では、その国の政府が自由な裁量を持つ。 冷戦が、武力で直接的に戦わない戦争だった1つの理由は、アメリカソ連の軍事力が均衡していたことだ。西欧諸国の大半はNATOに、ソ連の衛星国はワルシャワ条約機構に加盟していた。 冷戦が終わり、ソ連やワルシャワ条約機構の解体に伴い、脅威をしなったNATOは解体もありえたが加盟国は維持と拡大の道を選んだ。このことがロシアの孤立を後押しした。

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2022/06/18

アジアやヨーロッパなど、世界各地の歴史を17世紀から振り返る事で現在の世界情勢を説明し、さらに現代の主だった論点がまとまった良書。 がっつり読み込むというよりか、どんか事が記載されているかざっくり掴み、辞書的な参考資料として使うのが良いような気がする。

Posted byブクログ

2022/03/20

著者は元外交官で、湾岸戦争時には国家安全保障会議の若手メンバーとして、当時のブッシュ大統領へブリーフィングしている。 本書の目的は、世界についての基本知識を提供することで読者にグルーバル・リテラシーを高めてもらうことだという。政治家や、専門家でもないのに専門家だと主張する者たちの...

著者は元外交官で、湾岸戦争時には国家安全保障会議の若手メンバーとして、当時のブッシュ大統領へブリーフィングしている。 本書の目的は、世界についての基本知識を提供することで読者にグルーバル・リテラシーを高めてもらうことだという。政治家や、専門家でもないのに専門家だと主張する者たちの声に、やすやすとミスリードされない力を身につけることを目指している。歴史、地理、世界的課題と膨大なテーマを各章毎にコンパクトにまとめてカバーしているので、これ1冊があれば今世界で起きている出来事の概要を理解する一歩になるはず。 専制主義や権威主義の国家に対してリベラルな世界秩序を形成していくためにも、アメリカや同盟国が果たすべき責任について述べられている。

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2022/03/05

時系列的にも分野的にも、ものすごく広い範囲を扱っていてすごい。。広く広く浅くという感じ 読みやすいけど何しろテーマが多いので頭に残ったかというと微妙かも

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2022/02/06

グローバルリテラシーの名の通り、カバー範囲が非常に多い。また、昨今の情勢を理解するツールが網羅的に記載されている印象。 世界史という観点では流れがあって非常におもろしかったが、第二章以降は正直関心がある分野と関心が薄い分野で読む体力配分に差がついてしまった(それはそれで良くない...

グローバルリテラシーの名の通り、カバー範囲が非常に多い。また、昨今の情勢を理解するツールが網羅的に記載されている印象。 世界史という観点では流れがあって非常におもろしかったが、第二章以降は正直関心がある分野と関心が薄い分野で読む体力配分に差がついてしまった(それはそれで良くないが)。 個人的には、ベーシックな部分は新聞や情報誌でカバーし、深掘りたい分野をビジネス書で読むスタイルが合ってるのかもしれない。 最後の『さらなる学びのために』は非常に参考になった。

Posted byブクログ

2021/12/21

ほとんどの大学には「世界情勢」に関する必修科目がなくて、大学生が、今、わたしたちが生きている世界について、なにもしらないままに世の中にでていくことに危機感をもった著者による世界情勢の入門書。 短いイントロという位置づけだが、ページ数はそれなりにあって、分厚い。 本の構成として...

ほとんどの大学には「世界情勢」に関する必修科目がなくて、大学生が、今、わたしたちが生きている世界について、なにもしらないままに世の中にでていくことに危機感をもった著者による世界情勢の入門書。 短いイントロという位置づけだが、ページ数はそれなりにあって、分厚い。 本の構成としては、まず歴史があって、つぎに地域別の説明があって、そしてテーマごとに議論が進んでいく。たとえば、今の世界を理解するためのスタート地点は、30年戦争としていて、なるほど、やっぱそこだろうな〜、と思う間もなく、話しはすぐに世界大戦になり、冷戦になり、ポスト冷戦とあれよあれよという間に終わってしまう。 他のところも、同じような感じで、たしかに「短い」。 「フォーリンアフェアーズ」をときどき読んでいる私には、そこまで新しい話しがあるわけではないが、大きなパースペクティヴで整理されているので、頭はすっきりした。 ここでは、書かれていることと同時に書かれていないことも大事な気がした。つまり、膨大なトピックのなかから、なにを選んで、なにを外したかというところ、つまり、著者がどう世界を認知しているのかというのが面白いところ。 もちろん、アメリカ中心で、アメリカの政治エリートが世界をどう見ているのかということではあるのだけど、それでも、世界の現実をしっかりと客観的にみようという姿勢は伝わってくる。 いろいろ限界はあるにしても、日本における現状を考えると、彼我の差は大きい。

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2021/12/18

 世界全体を概観する本としてはとてもよくまとまっている。歴史や地域についてこれだけコンパクトにまとめたものは比類すべきものは無いと思う。そしてそれが「出来事」や「説明」ではなくどうしてそうなのかという観点から語りかけてくるのは面白かった。  ただ第4部は力が抜けているように感じた...

 世界全体を概観する本としてはとてもよくまとまっている。歴史や地域についてこれだけコンパクトにまとめたものは比類すべきものは無いと思う。そしてそれが「出来事」や「説明」ではなくどうしてそうなのかという観点から語りかけてくるのは面白かった。  ただ第4部は力が抜けているように感じた。でも良書である

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