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ブルーノ の商品レビュー

4.4

14件のお客様レビュー

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2025/03/11

セカオワのFukaseさんの絵本、 ブクログで知り、読みました。 ブルーノという平和な王国の、左開きから読むとタルカス(国民)目線の話し、右開きから読むと王様目線の話しになる。 一方向だけの視点では見えないものがあり、いろんな立場で捉え方も違う。 ここには描かれていない、他の国...

セカオワのFukaseさんの絵本、 ブクログで知り、読みました。 ブルーノという平和な王国の、左開きから読むとタルカス(国民)目線の話し、右開きから読むと王様目線の話しになる。 一方向だけの視点では見えないものがあり、いろんな立場で捉え方も違う。 ここには描かれていない、他の国民や兵士たち、一人ひとりの『正義』もそれぞれあると気付かせてくれる。 大人にも子どもにも大切な、『思いやり』の絵本だと思った。 ♪人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかもしれない  だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があると思うんだ♪ セカオワの曲『Dragon Night』の絵本なのかな~。 あと、油絵(?)も、すごく素敵で心に染みた。

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2025/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

平和な王国ブルーノをひどい嵐が襲い、いくつもの村が被害にあう。 前からと後ろからで視点を変えた物語。 前からは小さな村に住むタルカスの物語、後ろからは王様の物語が綴られる。 相手の立場に立ち、多視点で物事を捉える人は優柔不断にみえるし、落とし所を見つけるのは難しく、時間がかかる。 ともすれば二項対立で相手を責め、権利をまくし立てるほうがわかりやすいから、思考停止してそちらに身を委ねたくなる気持ちもわかる。(昨今の風潮はこれかな) でも、人が言葉と思考を持っているのは、それじゃいけないからじゃないのかな。 『二番目の悪者』と通ずるところもあり、考えることの大切さを思う。 SEKAI NO OWARIのFukaseによる初の絵本とのこと。

Posted byブクログ

2024/11/17

念願のサイン本! 両方から読んで最後結末で一緒になる。こんな構成の絵本を読んだことが無かったから新鮮だし面白かった。

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2023/12/15

中:見方を変えればをテーマに 1つの出来事に対して人の数だけ見え方感じ方がある。視点を変えると別の物語が見えてくる。この物語の場合、事実は「嵐がおきた」であり、「王様が裏切った」わけではない。王様が殺したは彼の真実であり。王様が全ての者を助けたかったのもまた真実である。正義は一つ...

中:見方を変えればをテーマに 1つの出来事に対して人の数だけ見え方感じ方がある。視点を変えると別の物語が見えてくる。この物語の場合、事実は「嵐がおきた」であり、「王様が裏切った」わけではない。王様が殺したは彼の真実であり。王様が全ての者を助けたかったのもまた真実である。正義は一つではない ********* ★2023.10(2年・3年)

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2022/12/23

今までに読んだことの無いような 仕掛けでとても面白かった。 歌に繋がるところや 想像させる書き方がとても好き。

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2022/09/23

SEKAI NO OWARI の Habit に思いきり衝撃を受けて、ボーカルのFukaseさんの絵本を読んでみた。サイケでかわいい絵柄と自然に共感するストーリーで「あ!」となる。読んだあとも、どれだけ沢山の王様像と どれだけ沢山の村々を想像できるか、試されている気分になった。

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2022/07/17

絵本なのに結構シビアで、The Fukaseさんって感じ。 表裏両方から読めるようになんて発想がすごい。視点を変えるって大事。

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2022/04/25

両方の表紙から読めるようになっていて、真ん中が終わりのスタイル。同じ事象が別目線で読める。絵本だけど、フリガナが小学生高学年向けなので、セカオワ好き世代の本だと感じた。 福音館書店から出てるのがなんか、予想外…。

Posted byブクログ

2022/03/04

素敵な装丁に惹かれて手に取ったら、 フカセさんの作品だった。 ある王国の話がブルーノと王様の両方の視点で 描かれている。 これは、現代日本をはじめとて、普遍的な 話のように感じた。 ブルーノも内心は王様の苦悩、分かってたんじゃないかな。

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2022/01/18

びっくりした。 横書きで書いてある「タルカス」から読み始めた。 あ、これ両方から読める⁈と後半で気づき、 縦書きで書いてある「王様」のストーリーをもう一度読んだ。 印象が全く違う。 憶測で人を糾弾してはいけない。 どちらから読んでも、結局は王様は死刑になり切ない。 世界は残酷で、...

びっくりした。 横書きで書いてある「タルカス」から読み始めた。 あ、これ両方から読める⁈と後半で気づき、 縦書きで書いてある「王様」のストーリーをもう一度読んだ。 印象が全く違う。 憶測で人を糾弾してはいけない。 どちらから読んでも、結局は王様は死刑になり切ない。 世界は残酷で、リーダーは瞬時に判断しなければならない。 何を優先し、何を捨てるか? 考えさせられる絵本だと思った。 SEKAI NO OWARIの曲は、ファンタジー要素がある歌詞が多く、昔から好き。 Fukaseさんの作った絵本。とても良くできている。素晴らしい。

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